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[ 文庫 ]
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顔面考 (河出文庫)
・春日 武彦
【河出書房新社】
発売日: 2009-07-03
参考価格: 861 円(税込)
販売価格: 861 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・春日 武彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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外政家としての大久保利通 (中公文庫)
・清沢 洌
【中央公論社】
発売日: 1993-03
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 860円〜
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・清沢 洌
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書)
・内田樹
【バジリコ】
発売日: 2008-07-12
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 860円〜
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・内田樹
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カスタマー平均評価: 4.5
至高の思考体験 いい本は読んだ後に、物事の見方や考え方に影響があるわけですが、
この本は、読む過程でどんどん思考が活性化されていきます。
概要を読んで、あまり意味はなく、読むプロセスそのものに意味がある本です。
俯瞰的あるいは立ち位置を変えて眺める重要性 例によって内田さんのブログから編集者がまとめたもの。
1章 制度の起源に向かってーーー言語、親族、儀礼、贈与
2章 ニッポン精神分析ーーー平和と安全の国ゆえの精神病理
3章 生き延びる力ーーーコミュニケーションの感度
4章 日本辺境論ーーーこれが日本の生きる道
こんな流れで進むわけです。
出来の悪い中年オヤジとしては読めない漢字や意味が分からない言葉に翻弄されながら分かる範囲で読み込むしかないわけである。
今回のお勉強としては。
両論併記の適否の一定間留保、誤りから学ぶこと、「格差社会」とはいうのは、格差が拡大し、固定化した社会というよりはむしろ、金の全能性が過大評価さらたせいで人間を序列化する基準として金以外のものさしがなくなった社会のことではないのか、現代日本の家庭では「苦痛」が換金性の商品として流通しているのである、人生はミスマッチである、真の愛国者は決して「愛国心」などということばを口にしない、等々である。 三丁目の夕日は日本に戻って来るのか? 大ヒットした映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で
描かれた昭和30年代(1950年代)・・・・
脱臭され美化された虚像であるとの批判が
実際の30年代を知る人々からなされているようですが、
内田氏の言う
「生活は貧しいし、国際社会でも相手にされない
三等国だけれど、全員が飢えるとき以外には
ひとりも飢えないような暖かい社会。」という
一面は、豊かに描かれていたのではないでしょうか。
「格差社会」の是正を金で解決しようとする愚かさを
説いているあたりには、これからの時代を生き延びていく
ための指針を見たような気がしました。
浅羽通明『昭和三十年代主義』と共鳴しています。 真にラディカルな思想家の日本論 内田さんの思想は倫理学者エマニュエル・レヴィナスに影響を受けているだけあって、「他者と共に生きる」とか「礼を重んじる」といった倫理的なことが書かれています。道徳とか倫理とか聞くと鼻白む人もいると思うけど、しかし一方で、というべきか、と同時に、というべきか、内田さんは発想の仕方と結論がそこら辺の自称ラディカリストさんよりもよっぽどラディカル(=過激・根本的)なことも書いています。しかもあくまで当たり前のことを書いてるかのような柔らかい文体で。
「改革をやめろという方がよっぽどラディカルでアクティヴなスローガンなのである」(269p)とか「「ただちに変革を」というような定型的な言いかたをこそひとつ「ただちに変革」されてはいかがであろうか」(255p)といった具合に。
ぼくは割と「人はもっと自分勝手に生きてもええんじゃないか」などと思っているんですが、各テクストのタイトルや書き出しの主張に「へ?」と思っても、文章を読んでるうちに内田思想独特の論理展開に引き込まれ、各テクストを読み終わる頃には「そうかも・・・」と納得させられてしまうのでありました。
内田さんの文章を読んでると、倫理とラディカルであることって矛盾しないんだなあというか、「矛盾を矛盾として生き、引き裂かれてあることを存在の常態とするような人間の成熟(228p)」みたいな話は何度か登場するのですが(55年体制支持とか愛国者は愛国を語ってはいけないとか)、これが内田さんの思想の根幹なのかもしれません。
いつも手の届く範囲において何度も読み返したい本です。
珠玉のユーモア・エッセイ集 一見すると、現代社会をまじめに批評した論考のようですが、よく読んでみると、そこかしこにナンセンスやパラドクス、論理的なズレが(意図的に)埋め込まれており、運良くその地雷を踏むと笑いのつぼにはまる、という仕掛けの本です。難しい言葉も多く使われていますが、そのぶんレベルの高い上質のユーモア・エッセイに仕上がっていると思います。
ユーモア・エッセイは性に合わないと言っていた友人も、この本のユーモアはわかる、面白い、と絶賛していました。
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[ 文庫 ]
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悲しみに笑う韓国人 (ちくま文庫)
・古田 博司
【筑摩書房】
発売日: 1999-02
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 860円〜
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・古田 博司
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カスタマー平均評価: 5
不可思議で奇怪な韓国世界を論理的に解き明かす 韓国を専門とする学者のエッセイ集ですが物凄くレベルが高いです。
われわれから見て不合理且つ愚かとしか見えない韓国人の行動や考え方が、
論理的に歴史的に解き明かされていきます。例えば韓国では人形というもの
を基本的にもたないので、市松人形などを贈られると幽霊の肖像画を
送られたような気分になるということです。風水的な思想がまだ生きているため
一見土俗民族のようではありますが、こちらの善意も全て悪い方向に解釈するなど。
さらにある程度お金を稼いでいる人や、テレビの日本語講座で設けている人が
共同会食(馬鹿にならない金額の驕り)をしないと怒りが爆発するなど(撮影スタッフ
の意図的な嫌がらせや、カメラマンが撮影中に本当に爆睡してしまうなど)。
ある種のルールを論理的に解き明かしていきます。かなり笑える部分も多く
おすすめの1冊です。
著者最初期の感受と思索の記録 いま渡韓してみても、ここに書かれている韓国の諸相に触れることはもはやできない。
と同時に、今でもなお、仁川や釜山に降り立ち、かの国の街をフラフラと歩いてみれば、ここに書かれている韓国の諸相に触れることができる。
矛盾しているようだが、実際そうなのである。そうなんだから仕方ない。
当時の著者は若く、それから二十年近い歳月が流れた。著者の最近の「活躍」ぶりは周知の通りである。この本は、この時からすっかり変わってしまったと同時に、この時からまったく変わっていない著者の姿を、その向こうに垣間見せるのである。それはあるいは、解説者の言うところの「道徳志向に対して否を貫く倫理的姿勢」を譲らない著者の面目であるのかも知れない。 博識と感性とバランス感覚 巷に韓国本が溢れて久しい。 しかしそのほとんどは、その作者たちの流行に乗った感性と洗練されない知識・教養に基づき、たいした経験の裏づけもえられないままに、韓国の一面のみを捉え、それを、肯定的であろうが否定的であろうが、ともかく全体とし断じるスポーツ新聞の冗談みたいなエッセイのようなものがほとんどだ。そのような本は、例えば、なんら説得的な考察を為されることなく、韓国は日本とこう違うから、韓国はこう正しいとか、こう間違っているとか、動物的で反射神経的な論調に彩られているのである。 もし、あなたがそのような韓国本に疑問を感じたり、失望したりなさっているのなら、是非本書を読んでいただきたい。本書は、専門の訓練を受けた人間が驚くべき博識と感性とバランス感!覚でもって著した、数少ない強烈な説得力を伴った韓国本である。
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PKO法と安保 (新・安保シリーズ)
・畑田 重夫
【学習の友社】
発売日: 1992-12
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 1,223 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 855円〜
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・畑田 重夫
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ぶんこ六法トラの巻 法律用語ミニ辞典 憲・民・刑 (anchoco)
【三修社】
発売日: 2004-05
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 850円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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真の独立への道―ヒンド・スワラージ (岩波文庫)
・M.K.ガーンディー
【岩波書店】
発売日: 2001-09
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 851円〜
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・M.K.ガーンディー
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カスタマー平均評価: 4.5
深淵 「インド独立の父」ガンディーが1910年に著した著作。編集者(ガンディー)と読者(急進派の若者)との対話という形式で西欧文明を批判すると同時に、インドの真の独立の在り方について議論する。
ガンディーの批判は、西欧の近代文明に囚われ、その価値観、言説体系を自ら内面化してしまっているインド人自身に向けられる。そのような状態を克服するにはインドは魂の力(サチャーグラハ)に目覚めることが肝要であるという。ガンディーに言わせれば、オーストリアからの独立を勝ち取ったイタリアや、西欧型近代国家建設に成功し国威を発揚させつつあった日本は模範にはなりえない。西欧文明に適応する形で主権国家としての体裁を整えようとしていたイタリア・日本方式ではなく、真の文明であるインドの自覚による自治と、西欧近代からの脱却こそが真の独立への道であるというのである。1910年の時点でここまで西欧近代を相対化、批判した上で、植民地主義の根幹が被支配者による、支配者文明の内面化にある点を看破しているところは驚嘆という他ない。このような知性を輩出しえたところにインド文明の懐の深さがあるのかもしれない。福沢諭吉の『文明論の概略』とセットでその文明観、西欧観を比較してみたいところ。
独立のための彼の思想 彼が独立のために描いた思想が対話形式で書かれている。
彼は、自治とは私たちの心の支配であると説き、その鍵はサッティーヤグラハ(魂の力、慈悲の力)であると説く。
その国を思う気持ちと、ひたむきな精神を支えたものとはいったい何だったのであろうか。
ガンディー記念博物館の壁には
MY LIFE IS MY MESSEGE
と書かれていた。
彼の思想を理解したかったら、彼の人生を理解せねばならないであろう。
非暴力かつ非服従という困難な課題をいかにして彼は可能にしたのかさらに探求したい。
この書ではあまりそれが述べられていなかったことと、対話形式の質問に対する説明が回りくどいことがやや不満であった。
非暴力による抵抗 『インディアン・オピニオン』誌に掲載された、編集者としてのガーンディーと、読者の対話形式の議論が収録された一冊。
本書の中で、ガーンディーは近代的な西洋機械文明、そして医者や弁護士などの道徳的とみなされる職業を、逆説的に非道徳として全的に否定し、本来在るべき宗教的な精神をこそ持つべきだと主張します。また、サッティーヤグラハという所謂「平和的非暴力・非服従・非協力」の思想を展開し、イギリスによる支配からの真なる自治による独立の可能性を提示してゆきます。
一筋縄ではガーンディーの意見に同調しない対話者の青年の突っ込み所がなかなかに鋭く的を得たもので、それに対しガーンディーは基本的には巧く切り返すものも、たまに少々困惑したりしている様子も垣間見られます。個人的に、ガーンディーの思想は素晴らしく理に適っているとは思いましたが、リアリズムを超過して若干理想主義に陥っている傾向も感じました。サッティーヤグラハとは、自分の判断でやりたくないことは徹底してやらない、ということですが、何かハーマン・メルヴィルの短編『書記バートルビー』のバートルビーという人物を想い出してしまいました。法律事務所に雇われたものの、総てを否定し、最終的には何もしないで死んでゆくバートルビー。この短編はまさに、本書における近代合理主義を全否定したガーンディーの思想を小説化したようなものでしょう。ガーンディーとトルストイは直接的に関係があることは有名ですが、こうして見てゆくと、ガーンディーとメルヴィルという新たな精神的血縁の存在も、薄っすらと沸き上がってくるように思います。
確かに近代文明は悪しきものです。煌びやかな背後に無数の被搾取者がいるからです。しかしそういった矛盾の存在を全否定しては生きてゆく道がありません。だから、私的には、文明進化を許容しつつ、宗教的な恵みを内面に抱えて生きてゆきたいと思います。 快刀乱麻を断つ ガンディーにかかっては、西洋文明など一刀両断にやられてしまう。
民主主義だって、
「多数意見を少数者が受け入れることは、神に背くもので、迷信です」
ガンディーが説いて回ると、暴動がおさまり、
ヒンドゥー・イスラム両教徒が和解したという。
なるほどガンディーが奇跡を起こせたとしても、
ガンディーを継ぐことは、実に難しい。 〜インドの自由の扉を叩いた聖者〜 モーハンダース・カラムチャンド・ガンディーは、イギリスによる長い植民地支配に苦悩するインドの自立を非暴力によって確立しようとした聖者である。彼の思想は反近代的抵抗として表現されるが、実はもっと未来を、アジア的未来を見つめていたに違いない。 非暴力による独立への道がどんなに困難であったか。真の独立とは何か?欧米の近代化を模倣した日本が極東の現状を振り返って今一番考えないといけないテーマのひとつである。 訳者の田中敏雄氏はこよなくインドを愛している人である。ガンディーが夢見たインドの未来を共に夢見ている人であり、ガンディーの思考を代弁できる人である。ちなみに氏は司馬遼太郎著『胡蝶の夢』を愛読書としているらしい。 もう一度、アジアを理解したい人、アジアの原点を振り返りたい人、アジアの未来を考える人に必読の本である。 氏が手がけた本に以下のものがある。 南アフリカでのサッティヤーグラハの歴史 (1) 東洋文庫 (736) エクスプレス ヒンディー語 外国語入門シリーズ
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[ 文庫 ]
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生命の多様性〈下〉 (岩波現代文庫)
・エドワード・O. ウィルソン
【岩波書店】
発売日: 2004-10
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 850円〜
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・エドワード・O. ウィルソン ・Edward O. Wilson
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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エセー〈3〉社会と世界 (中公クラシックス)
・モンテーニュ
【中央公論新社】
発売日: 2003-03
参考価格: 1,733 円(税込)
販売価格: 1,733 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 850円〜
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・モンテーニュ ・Michel Eyquem de Montaigne
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カスタマー平均評価: 4
習慣の重要性 習慣の重要性の話は面白かった。全般的に昔の話なので、とっつきにくい点はあった。古典なのでじっくり読まないといけないのかもしれないと思った。
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[ 文庫 ]
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虫喰い問題による実力度チェック 福祉住環境コーディネーター2級検定試験〈2002年〉
【ユリシス出版部】
発売日: 2002-02
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
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中古価格: 850円〜
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カスタマー平均評価: 0
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