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宮尾登美子

  アイテム一覧  
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生きてゆく力 櫂 (新潮文庫) 新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) 錦 春燈 (新潮文庫) 新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) 朱夏 (新潮文庫) 伽羅の香 (中公文庫) 序の舞 (中公文庫) きのね〈上〉 (新潮文庫)
生きてゆく力 櫂 (新潮文庫) 新装版 天璋院篤姫(上) (講.. 春燈 (新潮文庫) 新装版 天璋院篤姫(下) (講.. 朱夏 (新潮文庫) 伽羅の香 (中公文庫) 序の舞 (中公文庫) きのね〈上〉 (新潮文庫)


生きてゆく力

[ 単行本 ]
生きてゆく力

・宮尾 登美子
【海竜社】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,080円〜
生きてゆく力 ※一部大型商品を除く
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
普段着の作家の生の声が聞こえてくる
 書き残したものは、自分だけが持つ貴重なデータであると「忘れないために」まえがきがある。  戦前の高知での命がけの貧しさと人情を思い起す。女子衆(家で雇っていた女の人たち)に戦後声をかけても知らん顔をされるショックを書く。  運命を受け入れるとは、自分家のなす業に関してだ。仕込みっ子たちと姉妹のように育ったこと、素人の世界へ脱出できなかった子、苦界を流され続けた子、ドリの犬小屋で泣いた日。  人生の豊かさと出会いの不思議さを思う。そちらで契り、こちらで縺れ、時には憎らしく、時にはいとしい男・女・人間。その中で苦労を血肉にする生き方。女の底力、居直る勇気。  小説と家事の深い関係とは、自由な精神の飛翔する作家生活と現実に根を下ろす主婦の生活。家事は頭を空白にする時間、居心地のよい家庭のあることが最高の条件。  食べ物の記憶では、満州で温突で煮たじゃがいも、終戦直後の難民収容所での高粱粥。引き揚げて帰った高知でリヤカーに乗せて野菜を売りに行ったこともある。  失われたものへの愛着としては、薫風素肌に心地よい季節には下駄がいい。歯を替え打ち直しで繰り返し使う。お手玉、まりつきの数え唄。円熟の作家の人間観と普段着の顔がある。

櫂 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
櫂 (新潮文庫)

・宮尾 登美子
【新潮社】
発売日: 1996-10
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 820 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
櫂 (新潮文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
宮尾作品の出発点
「櫂」→「春燈」→「朱夏」→「仁淀川」は宮尾登美子の自伝小説といわれ、引揚者である私は関心のある「朱夏」をまず読んだのだが、一連の作品を読破したいと言う気持ちになり、最初の「櫂」を手に取った。 綾子の母喜和による物語で、娘と別れるまでが書かれている。四国は高知地方の習俗、産品などがこまごま語られ、方言での会話は実に豊かで心地よく、小説を読む楽しみを充分味あわせてくれる。 海辺の家に引っ越した時、喜和が二階の南の窓から広く明るい海を見て浮き浮きする描写。しかし主人の岩伍が事務所を別に構え殆ど帰らなくなり、挙句税金対策とかで息子一家が住むようになる。 綾子と喜和は二階に追い上げられ、そうなると北側の部屋ばかりに居て海を見なくなる寂しい気持ちになる。このように風景描写が独立しているのではなく物語に溶け込んでおり見事だ。 終わり近く成長した綾子の二回にわたる父娘対決は圧巻だろう。ここで後年の綾子のしっかりした性格がはっきり示される。満洲での敗戦時の苦労が語られる「朱夏」とをつなぐ「春燈」を次は読んでみたい。
文学は芸術
今年(平成20年)1から3月に20冊読んだ小説の中でナンバーワン。 これほど人の感情を色濃く描いた作品があるのだろうか!と叫びたくなる。 ラストシーンでは泣けて泣けて。(号泣してしました) 昭和初期、南国土佐の地で、芸者置屋の女将さんの半生を描いている。 そこには、喜び、悲しみ、疑心暗鬼、あせり、思いやり、愛情など様々な喜怒哀楽が、 夫、実子、養子など沢山の人達との交流の中で、見事に表現されているのだ。 売れればいい!という軽薄な本が多い昨今、文学は芸術=文芸という言葉を 改めて認識できる素晴しい本です。
宮尾登美子ワールドを見ました。
女性作家が好きでたまたま選んで読んだこの「櫂」。
最初の数行読んだだけで、その文体から宮尾さんの世界へ引きずり込まれたような気がします。
土佐という土地を舞台に主人公「喜和」と、夫「岩伍」そして娘「綾子」を軸に繰り広げられる、
こんなにも激しく、だけどどこか美しく優しい物語を久しぶりに読んだ気がします。

女である主人公が時に弱く哀しい人でありながら、時に強く正しい人であり、読み進めるうちに、
自分の母を想い、祖母を想い、自分を想い、この作家の宮尾さんという人を想ったりしました。
四部作の「春燈」「朱夏」「岩伍覚え書」も是非読もうと思います!
客観的に綴られた女の歴史
櫂をはじめて読んだのは中学生のころである。
当時は、仕事かたぎで家庭を顧みない岩吾に強い反発を感じた。
しかし15年以上たって読み返してみると、お嬢さん育ちの喜和
に対する描写も、非常に客観的に描写されていることが感じ取れる。


新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

[ 文庫 ]
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

・宮尾 登美子
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  4.5
やっぱりドラマよりこちらですよ!!
大河ドラマ、それなりの面白さはありましたが、テレビ故の通俗性はありましたね。原作と比べると明らかで、私はやっぱり原作のほうが、人物が丁寧に描かれていると思います。 このように主役に感情移入しすぎずに、適度な距離を置いてかける女性作家は数少ないですよね。そして、距離を置きながらも、宮尾さんの登場人物への愛情の深さを感じられ、宮尾さんんのお人柄を感じられずにはいられません。 この宮尾登美子さんの原作では、過酷な運命の中で、自分なりに揺らがず、前に進む篤姫の強さが印象的です。いくつかの宮尾作品にみられる、男社会に翻弄される自分の運命を悲観せず、かといって楽観せず、前を向いて生きる女性の姿です。
説明口調が疲れる
出来事を時系列に追って淡々と描いている印象を受ける。 説明の多さにより人物の個性が伝わりにくく、私はあまり感情移入できなかった。 大河ドラマの生き生きとした篤姫像は脚本家あってのものかなと感じる。 ただ、篤姫をはじめとする女性から幕末を見た視点は勉強になる。 政治の動きに翻弄され、それでも進む姿には心を動かされた。
先に読まないでよかった
 一年前、本作品が、「来年の大河ドラマ原作本」として、店の一番目立つ場所に平積みされていた。そのとき、「どうしようかな」と迷った。先に読んでおくと予習にはなるが、入れ込みすぎると批判ばかりが先に立ったりするものだからだ。迷った末に「読まない」ことに決めた。そして、一年間大河ドラマが終了するまでは読むまいと心に誓った。そして、先日ついに大河ドラマは終了し、ようやく読むことができた。  上巻を読み終えて、まず思ったのは、「一年間我慢した甲斐があった。先に読まずに良かった」と心の底から思った。  ドラマが終わってから日が浅いという理由もあるが、物語がイメージしやすいのだ。特に、篤姫と家定の会話のシーンや、幾島と滝山のシーンはイメージどころか映像として流れているようだった。  大河ドラマを見た人はぜひ見てほしい。先に読んでしまった人も、もう一度読み返してほしい。きっと私と同じ体験をすることだろう。読んでない人は「読んでほしい」ではなく「読まなくてはいけない」だ。きっと、篤姫をもっと好きになり、ドラマを思い出すこともできるだろう。
この時代の女性の英知、そして覚悟
いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。 たった数百年前明治にならんとする近代の黎明期において、トップレディといえ、 主たる役割は世継の継承、バックオフィスの安泰であり、歴史的政治的な役割は 期待されていない。 とはいえ、バックヤードでのあるじたる将軍への影響力を期待され、多いとはいえない また速いとはいえない情報から裁量をとることが期待されている。 いち早く多くの情報取得をできた人間が勝ち、そして性差は多様性と受け止める 現在とは処し方も違えば価値観も異なる。 そんな中で篤姫は鹿児島の分家の娘として生まれてから島津家の養女そして徳川の嫁として 数奇な運命を進んでいく。 この小説はその48歳の人生をコンパクトに力強く表現していったのものである。 そのストーリーは小気味良く、言葉遣いも印象的で、彼女の思いや時代の流れと共感し、 思いをはせることができる。 彼女はバージン女王ならぬバージン御息所であり、当時の国家である徳川の永続を強く願い、 三千人の大奥の人間を統率したすばらしい女性である。 惜しむらくは、直接のコミュニケーションやリアルな会話ができにくい体制や時代の中で 相互理解が進まず誤解と哀しみ怒りばかりにとらわれ、和解していくまでの和宮との関係、 夫でありながら共感をすることが難しかった将軍との関係。 こういったことは今の時代ではもう少し緩和されていくはずのものであろう。 今の時代に彼女が生きていればどのような姿勢で生きていったかを想像してみようと思うのである。
おもしろい
2008年NHK大河ドラマの原作です。 篤姫の生い立ちから、大奥、晩年まで描かれた長編ですが、 篤姫と周囲の女性との会話が多くテンポがよいため、あっという間に読み終えてしまいました。 もちろん、大奥での篤姫の活躍にもっとも重点が置かれており、その時代の大奥に入り込んだ気分になりました。 篤姫は頭の回転が良くて、非常に気が強い、と感じられたので、ドラマの配役とは印象が異なるというのが個人的な感想です。 また、一橋慶喜は徳川幕府を終焉させた”悪役”のような立ち回りですが、これには多少違和感を持ちました。

錦

[ 単行本 ]


・宮尾 登美子
【中央公論新社】
発売日: 2008-06
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 557円〜
錦 ※一部大型商品を除く
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  4
主人公より脇役が魅力的
巧みな筆捌きで飽きることなく最後まで一気に読めました。 これまでの作品に比べて平易に読める文体にされたように感じます。 主人公菱村吉蔵の激しい人生もさることながら、それをとりまく明治から昭和初期にかけての風俗も味わい深かったです。 ただ読みながらとても気になったのですが、彼は一切機織りをしません。非凡なアイデアを着想し、優秀な職人を集め機織りの環境を整備するのではありますが、機織りの技術そのものは全く持たないという謂わばプロデューサーという設定です。プロデューサーなのですが、最後は命を削ってまで、そして家族を含めた周囲の人に多くの犠牲を払わせながらも錦を作り続ける、そんな異常な執念の持ち主です。 実際に一切機織りを行わないのに錦の帯作りに執念をあげる、そんな人が存在しえないとしても小説だから創作するのは当然のことですし、ましてやモデルとなった龍村平蔵氏を私が全く知りませんのでこのような批判は見当ハズレかもしれませんが、しかし、そのような人がいようとはなかなか想像が出来ず、それゆえリアルな人物像を結ぶには至りませんでした。この人物造形に関して、更に念入りな描写がされていれば、尚一層楽しめたかも知れません。 また、充分に起伏に富んだ生涯ではあったのですが、想像していたほど波乱万丈というわけでもなく、ややトントン拍子に過ぎる感がありました。 一方、脇を固める女性たちの描写はとても豊かで、特に最後まで付き添うことになるお仙は、とても生き生きとして良かったです。私は、吉蔵自身よりもむしろ、彼を取り巻く3人の女性の描写を面白く読みました。
正倉院展に行きたくなった
一気読みである。それだけの面白さはある。ただ…この作者には珍しく、商売というものを覚えるまで、独自の帯を生み出す苦労、博物館級錦の復元への傾注、これだけは書かなければ…と決めたものを、とにもかくにも制限枚数に収めたぞ!という臭いが、プンプンしてしまうのだ。ひとつひとつのエピソードは、非常に興味深い。「うんうん、それからそれから??」と思っていると、パッと別の話題に移ってしまう。今の話の続きが、もっと知りたいのに…。作者自身も(これまでの作品を思い起こしても)、本当はまだまだ時間をかけて、枚数を割いて、完成させたかったのではないだろうか…。出版日と、正倉院展の日程を考えると、どうしてもそんな気がしてしまうのだ(笑)。ただ、ひたすら正倉院展に行きたくなる…それだけは確かだ(笑)。決して良くない訳ではない。むしろ非常に引き込まれるからこそ、突然、次の話題に移ることで、集中の糸を切られてしまうことが、残念なだけである。
三十年の重み
この人の小説はどれもそうだけど、やっぱりとしか言えません。 つまらない感想ですみませんが、圧巻です。 錦。 絹織物の一種ですが、それに取り付かれた男の話。 没落した名家の一人孫、吉蔵が傾いた家を立て直すために帯商いを始め、 最初はだまされたり躓いたり、苦労して特許を取った商品を真似されたり 裏切られたり・・・と紆余曲折を経ながらも、その技術と執念をもって 古代の「錦」修繕事業に取り組む壮絶な物語。男が主人公とはいえ、やはり 宮尾作品、彼を取り巻く女たちは耐え、忍び、儚くも強い芯を持った女ばかり。 文章は丁寧だし物語はまさしく織物のように少しずつ、だけど緻密に織られていき、 最後には荘厳な一枚布となる。その工程を見せてもらえるのは、同時代に生きる ことの特権かもしれません。 尚、団十郎をモデルにした「きのね」のように、吉蔵にもモデルがいるそうです。
著者初?の男性が主人公作品
きもの好きなら「龍村平蔵の帯」といえば、垂涎モノです。アンティークのきものを扱っているお店などで、目の玉が飛び出るようなお値段だったりもするのですが、その作品の存在感というのは、服飾品の域を超えて、まさに「美術品」と呼べるものです。 その龍村を創業し、織物に一生をささげた龍村平蔵をモデルに、宮尾登美子さんが30年の時間をかけてやっと書き上げたのが、この『錦』です。 主人公は、織物に取り憑かれたかのように、新しい目標を定めては、それに向かって一心不乱に前進していきます。そして、大名物茶入の仕覆の復元をきっかけに、法隆寺や正倉院御物の復元、さらには宮家の注文によるタピスリーの製作と、一織屋の域を超えた活躍をします。 仕事の業績が経糸なら、緯糸となるのは、彼をめぐる3人の女性との関係でしょう。十代から主人公に好意を持ち続け、仕事の場では常に吉蔵に付き従うお仙、曲尺屋から嫁入りして無口な中にも強い芯を感じさせる妻・むら、吉蔵の心の拠り所となる妾のふく。やはり、女性を描かせると宮尾さんの本領発揮という気がします。 ちなみに、タイトルになっている「錦」は、古くからある織物の技法で、さまざまな色糸から織り出された布のことです。 400ページ以上の大部ですが、なぜ龍村の帯に人が惹かれるのか、それを作った人たちがどんな苦労をなさったのか、という点に興味を持って、どんどん読み進んでしまいました。が、これまで読んだ宮尾作品としては、個人的にはもう一つ、突っ込みが・・・という気もするので、☆4つで。 錦
宮尾作品に珍しい男性が主人公
構想30年!だそうです。 昔の女性の憧れ・龍村の帯の創業者の物語。 帯といえど、あらゆる織り方を考案し、芸術の域まで高め、さらには大名家やシルクロードの錦を再現する主人公ののめりこみっぷりが描かれている。 彼をめぐる3人の女性もこの小説の大切なキー。本妻、二号さん、そして男女関係はないが彼の仕事ぶりに10代のころから焦がれ、影のように寄り添う女。 芸術家の苦悩もすさまじいが、彼に振り回される周りの人間の悲惨と喜びの落差のすごいこと! 宮尾さんの筆致も、すっかり落ち着いたかんがあり、正直、昔の迫力はない気もするので☆4つです。

春燈 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
春燈 (新潮文庫)

・宮尾 登美子
【新潮社】
発売日: 1991-03
参考価格: 860 円(税込)
販売価格: 860 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
春燈 (新潮文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
奔放な綾子は
太宰治賞の出世作「櫂」と、満洲で敗戦となり引揚げまでを描いた「朱夏」をつなぐのが「春燈」だ。物語の順番としては「櫂」→「春燈」→「朱夏」だが、発表は櫂1973年。朱夏1980年。春燈1988年となり、一連の作品の最後の作「仁淀川」は1998年で、「櫂」から25年の歳月をかけた自伝大河小説となる。 「春燈」は「櫂」で母親喜和と引き離され、父岩伍の許で暮らすようになった綾子の代用教員になるまでが書かれている。奔放で向こう見ずで我儘だが、明るく聡明繊細つつましい面も備えている綾子が、複雑な家庭より女学校に入っても伸び伸びとしている所が楽しい。 正月などの細かくわずらわしいしきたりなど、だんだん薄れて簡略化されてゆき、うるさくいかめしい岩伍も往時のような激しさが無くなってはいるが、うっとうしい父の許から逃れたいばかりに代用教員の道を選ぶ。緊迫する戦局のため人手不足でなければ、無資格の綾子など採用されなかっただろう。 親友規子により音楽や文学に目覚めたが規子は早世。その後代用教員として生家近くの学校に赴任、規子の墓に詣でる。美しい山村の景色が目に浮かび、自然描写と人の心が溶け合うような最後で、作者の文章には何時も上手いなあと思った。
まずはこの作品から。
宮尾登美子の『綾子』物語は多数あるけれど、まずはこの作品から読むことを おすすめしたいです。綾子満6歳から、高女を出て臨時教員になり未来の夫に 出会うまでを書いています。それでも読むことを続けてしまう文章力があり、 まずこの作品を読んで、母・喜和の『櫂』を。綾子苦難の『朱夏』、 帰国後を描いた『仁淀川』、そして父・岩五の『覚書き』と読んでいくと だんだん綾子を好きになっていく自分がいました。
試練の季節?!
落ちた高女の制服を真似て、制服に筋を入れて”第一高女ごっこ”をする場面なんか、本人は無邪気にやっているだけだろが、綾子のいやらしさが伝わってきてよかったと思う。綾子の自由気ままな振る舞いの描写と、3回それぞれ受験を振り返る心象の描写が非常に興味深い。作者は綾子のわがままをガツンと打ち付ける父や先生や異母弟妹による(あるいは家業による)残酷な出来事を繰り返し描写するのに、綾子本人は依然として本質的に自分の中に思う自由な振る舞いを続ける『ちぐはぐさ』が痛々しい。
春燈(宮尾 登美子)
親の使用人は自分の使用人と思い、一緒に生活をしていながらも見下す態度で自分の存在を高く見せている事に意地になっている事に気が着かない少女時代の主人公。

主人公が親の恩恵を受けたが故にまわりの人間チヤホヤさてれいたか気がつき羞恥心に苛まれる記述が最後までない事に少々疑問を感じていた。しかし「あとがき」を読み、この自伝的小説を出すにあたり、いかに作者が恐怖心を決意でかき消しながら出版にこぎ着けた事が分かり安堵感を感じた。

親の使用人を自分の使用人と思い、わがまま放題に彼等と接する過去を持ち、そして人のもとで働くようになった今、「彼等にとって、なんと言う憎たらしい子供だったろう?」と過去を振り返りなんとも言えない羞恥心を抱いてしまう。それは、私も作者と似たような境遇で育ったから。消せない過去にあらためて心痛めながら読破した。


新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

[ 文庫 ]
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

・宮尾 登美子
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  4.5
リーダーの、人間関係の、人格の教科書
 本書は、天璋院篤姫の一生を通して幕末から明治までの激動の時代を描いた作品である。よって、本書を種類別に分けるなら、「時代小説」ということになる。しかし、それよりも本書は「教科書」といった方がいいかもしれない。  まず、リーダーとしての教科書になる。特に家定亡きあとからは教えられることばかりだろうと思う。江戸城明け渡しの際や、篤姫の人身掌握はすぐれた「リーダーのため」の本といえる。  次に人間関係として。和宮一派が入ったあとの和宮と篤姫関係や、江戸方と京方のいがみ合いなどを見ているとそう思う。「人間関係の難しさ」を教えるのには最適の良書といえるだろう。  最後に人格として。  本作品中の表方の役人には、今の日本人と重なり合う部分がある。そんな時に思ったのが、「篤姫には今の日本人が見習うべき部分がたくさんある」ということだ。自分も含めて、篤姫の人格は見習わなくてはいけない。  以上の意味でたくさんのひとに読む意味のある作品だと思う。大河を見ていない人にも読んでほしい。教えられることも少なくない良書である。  注:ここでいう篤姫はあくまで「本作品中」の篤姫です。
篤姫は日本人の心に宿る祖母の姿ではないでしょうか。
ワクワクしながら最後まで読ませていただきました。幕末の動乱期に、徳川幕府が尊皇攘夷派との融和を目的に推し進めた公武合体策は歴史の教科書では習いますが、その実態がいかなるものであったのかを実に興味深く描かれています。徳川という260年にわたって日本の最高権力者として君臨していた将軍家が、天皇から来た嫁には身分が違うと言われるのは、こういうことがあるのか、と驚くばかりでした。民主制に慣れてしまった現代人も、様々な場面で、格差とか格式など取りざたされる世の中に住んでいますので機微が想像できます。最近まで、皇女和宮様はどちらかというと悲劇のヒロインで、姑の篤姫にいじめられたということが喧伝されていたそうです。著者の宮尾登美子さんはそのことに疑問を挟み、調べてゆくと江戸においては、篤姫の評判はすこぶる高く、京方、江戸方で話が全然違いました。また、大奥の記録というものが殆ど残されておらず、少しづつ資料を集めて完成したのがこの作品であるそうです。多分に宮尾さんの想像が含まれておられるそうです。嫁ぎ先の徳川家が滅びてゆく時代、懸命に家を支え、誇り高く生きられた宮尾さんの篤姫は末永く日本人の心に残っていくことでしょう。篤姫は、維新後徳川家の再興を思って、幼き徳川家達を厳しく愛情を持って躾けます。その姿は、孫を厳しく育てるお祖母さんを連想しました。
宮尾版篤姫にリアリズムと存在感
こちらが原作なのに失礼を承知で敢えて「宮尾版」と銘打たせて頂いたのは、私自身が大河ドラマをきっかけに本書を手に取った為です。 本書は大河の原作ですがそこにには、尚五郎の淡い初恋のエピソードも、後に維新の英雄となる若き日の西郷や大久保との交流も、阿呆を装うインテリ家定との純愛も描かれていません。 代わりに、政争の道具とするために、自分の一生から女の幸せと奪い去った養父斉彬への不信感を募らせたり、 いつまでも皇妹との意識を捨てきれず徳川の女になりきらない嫁・和宮への苛立ちのあまり、自らが嫁を折檻する悪夢にうなされたり、 妊娠どころか生涯男子と交わることなく終わるであろうわが身とひきくらべ、和宮懐妊の噂に思わず悲しい嫉妬してしまう等 等身大の篤姫がそこにはいました。 大河に感動し、本書を手にとられた方には少々期待外れかもしれません。しかし本書の篤姫に圧倒的な存在感・リアリティとそこからくる魅力を感じるのは私だけではないはずです。是非是非大河ドラマだけではなく、もう一つの、そして真実の(少なくとも私はそう信じる)篤姫に会いに来てください。
最後まで読みましたが・・・
和宮が嫁いでくることで、京風と江戸風の対立が起こる。現在でも異なる2つの風土が、情報の少なかったこの時代に理解しあえるはずもなく・・・下巻のほぼ中頃まで続く女のイザコザにうんざりしながら、何とか最後まで読みました。大政奉還、幕府の消滅、その頃になってやっと心が通じる。はたして本当に通じるものなのか疑問です。一見、静かな晩年をおくるようですが、篤姫の一生って何だったんだろう?大河ドラマも後半はうっとおしい展開になるのかな・・・
篤姫
全く本読まないけどめっちゃハマって暇さえあれば読んでます~生き方を見直しました人生観変わる

朱夏 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
朱夏 (新潮文庫)

・宮尾 登美子
【新潮社】
発売日: 1998-11
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 50円〜
朱夏 (新潮文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
同じ引揚者として
私も引揚者であることから関心を惹き読んだ。19歳で生後間もない乳飲み子を背負い、開拓団の教師である夫と共に大陸に渡り、まもなく敗戦、引揚げまでの地獄の日々。生きるには少なく死ぬには多すぎる、食物をめぐる人達の生活がそこに展開される。 国民党、中共、ソ連軍が入り乱れての当時の大混乱の中で、今まで支配されていた満人と立場が逆転、押し寄せた暴民に欲しいものは皆やるから命だけは助けてくれというと、荷物など何も要らない、日本人全員の命が欲しいと返答される。 作者の女性らしい細部に亘る克明な描写、次々と立て続けに事件は起こり、だれて飛ばし読みなどの気は少しも起こらない。内地に帰り体験を語るも、苦労したのはあんた達だけじゃないのよと聞いてもらえず、書く事により残そうというのが物書きになった動機だそうだ。 作者は53年後にモンペ姿で現地を再訪、すっかり穏やかな満洲の人々に囲まれ、日本の開拓団から受け継いで作られた陸稲の米飯をご馳走になり感激する。そこには長い時の流れが必要だったのだろう。
満州で生き抜くことの壮絶さ。
「朱夏」は宮尾登美子氏の、「櫂」「春燈」に続く自伝的小説の3作目。 18歳で田舎の教師と結婚し1女もうけ、そして男達は野望と、金銭面、そして 戦争からの逃げとし、開拓民とともにその子どもらの学校を設立する・・・ という目的で満州に渡る。 が、満州の生活にお嬢様育ちの綾子が耐え切れるはずなく我がままほうだい だったが、終戦・・・襲ってくる挑戦民、難民キャンプで『野良犬以下』の 生活を強いられ、次第にたくましくなってくる綾子に目を見張るものの、 相変わらずの《お嬢さん》に、読み手としてはイライラしてくる場面もある。 しかし、戦後満州から引き上げてくる形を小説として読みやすく まとめてあり・・・終戦後の大陸移住日本人について、初心者からわかりやすく 読み進められる。
「満州」に向き合う迫真のリアリズム
満州における敗戦前後、530日余の凝集された出来事を本書にたどると多くのことが脳裏に去来する。満州での日本人の生活はどんなだったか 敗戦前後でどう変わったか?人間は、過酷な境遇にどう耐えたか、耐えられなかったか?人間は、植民者としての行動や極限状況の行動をどのように意義付けて平安に生き続けようとしたか?地位、職業、欲望とはそれぞれ何か?植民者としての民衆は、植民地でどう行動したか?中国人は終戦を挟んでどう行動したか?そして、結局、満州とは何だったのか? 答の一部は事実描写と主人公綾子の考えと取り巻く人々の言動で示され、いくつかは暗示でとどめられる。著者の経験に基づく、迫真のリアリズムである。 子の世代が親の世代より前進するには、親爺の背中やおふくろの味、親たちの成功と失敗など、親たちの世代と向き合ってそれを超えようとするのがもっとも確実な道ではなかろうか。現代の若者たちが、父母や祖父母の世代のことをしっかり理解し継承することは、これからの時代をより良いものにするためにとても大切なことだと思う。宮尾さんは、そのような理解を得る格好の事実を自らの経験の中から紡ぎ出して文学に結晶させてくれた。
生きる力
この作品に出会って人生の見方が変わったと言っても、過言でない一冊です。冬は暖かく、夏は涼しく快適に過ごすことに知恵を絞る現代社会がいかに豊かで人間を弱くしているか、つい50年ほど前の日本人がどんなに強かったかを知り、遅ればせながら日々大切に過ごしたいと思いました。

伽羅の香 (中公文庫)

[ 文庫 ]
伽羅の香 (中公文庫)

・宮尾 登美子
【中央公論社】
発売日: 1996-07
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 364円〜
伽羅の香 (中公文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
香道という世界を知らしめた作品
宮尾作品には、封建的な時代に一人の女性が一つの芸を極める物語がいくつかあり、「一絃の琴」が最も有名であろう。本作品も「香道」という滅びかけた世界を復活させた女性の物語。お嬢様に生まれながらも、家庭的にはいろんな不幸に襲われる主人公。しかし、香道を一身に極めようとする彼女の姿はあまりに清廉で心打たれる。そして裏切りにあっても、責める事も反論することもせず、静かに身を引くその姿は、驚きすら感じた。
「一絃の琴」を気に入られた方はぜひこちらもどうぞ。

序の舞 (中公文庫)

[ 文庫 ]
序の舞 (中公文庫)

・宮尾 登美子
【中央公論社】
発売日: 1985-01
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 290円〜
序の舞 (中公文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
宮尾登美子ならこれ!
「櫂」「春燈」「朱夏」「きのね」「寒椿」「天涯の花」「蔵」「クレオパトラ」…いろいろ読みましたが、私の宮尾作品ベスト1はこれです。 もう途中からは作者の存在が消え、「つうさん」が実体をもって浮かび上がって来ます。 「天才的な人」「努力の人」の話は今までたくさん読んできました。けれども、ここまで一つのことが好きで好きで、人生にはこれだけっていう人に出会ったのは初めてのような気がします。それはそれはすさまじい情熱です。前半のそれは絵に対して、そして後半はそれが手につかなくなるくらいに恋へと注ぎこまれます。 宮尾先生の筆も、いつもとは違います。明らかに他の作品にはない迫力があります。作中人物と一体化しています。 そして「女の一生」としても、ここまで読み応えのある物語はなかなかないと思います。いわゆる「普通の人々」の感動的な話とは対局にある、他人の評価を受け付けない猛烈な人生を送った女性「つうさん」に圧倒されるお話です。 女性に強力におすすめします!
宮尾登美子さん好きです
日本画、美人画家の上村松園の一生をつづった物語。宮尾登美子さんの文体は、とても淡々と話が進んでいきますが、しかしその文の奥にひそむ「女」の芯の強さにいつも感銘を受けます。宮尾登美子さんの本のなかでも、この「序の舞」はとくに女の強さを感じさせる作品だと思います。

きのね〈上〉 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
きのね〈上〉 (新潮文庫)

・宮尾 登美子
【新潮社】
発売日: 1999-03
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
きのね〈上〉 (新潮文庫)
宮尾 登美子
カスタマー平均評価:  5
歌舞伎はやはり日本の粋、でもね、ついて行けないね
歌舞伎が好きなので、「不思議の国の王子」海老蔵を見るのは楽しみのひとつ。そのお祖父さんとその妻の話は、関容子の本を読んでから、なんとなく気になっていた。それが、まるで長編のテレビドラマのように語られる。この夫婦の精神構造は、まるで江戸時代そのままである。主従という関係が夫婦や、親子を含む全ての関係に優先する。戦前に育った人は、果たして皆こういう考え方をするものだろうか?いや、そんな筈もないのだが、しかし歌舞伎という世界では、今も江戸時代の精神構造を保っているのだと著者は言う。そしでなければ、江戸時代の人物になりきれないし、芝居のリアリィティも出てこないのかもしれない。しかし、そういった窮屈で人権も何もない世界から遠く離れつつある今の眼で読むと、今ひとつ感情移入できない。何故そこまで自分を犠牲にしなければいけないの?女中であろうと、何だろうと。江戸時代は美的な意味で「美しい国」だったが、社会的には全部が美しかった訳ではない。歌舞伎はその両面を今も伝える不思議な国の中のおとぎの国であることを、この本は語っているようだ。
宮尾作品の中で一番好き!
女の人生を描いた作品が多い宮尾登美子さんの書籍の中で、「きのね」が一番好きです! 田舎から東京に出てきた少女が、人材紹介所で偶然見つけた仕事とは、有名歌舞伎俳優一家のお手伝いとして働く仕事だった・・・ まるで少女漫画並みの、「あり得ない!展開」に思えますが、それをどんどん読ませてしまうのが宮尾さんの筆力! 健気に働く少女に次々に起こる波瀾万丈の展開に、夢中になってしまいました。
せつないです
読んでいて、とてもせつなくなりました。
私達の時代ではもう手に入れることのできない、せつなさです。
宮尾登美子さんの書かれるものは、女として少し悲しくなるけど
静の中にある激しい炎を感じ、つい手にとります。
女として生まれたなら、こんな愛を知ってみたいと憧れます。
歌舞伎が観たくなりました。
市川新之助さんの騒動があり、
新之助さんのおじいさんに当たる十一代 団十郎も、
内縁の妻がいて、子供が6歳になるまで公表されず、
その奥さんがモデルになっているのがこの小説だと聞き、
読んでみました。

先に母が読んでいて、尽くして尽くして尽くしぬく、
主人公 光乃の姿が、母としては疑問を感じたという感想を

聞き、はじめは、光乃のかわいそうな話なのかな、
と思っていました。
でも、読みすすめていくうちに、いつのまにか、光乃に
感情移入してしまい、「坊ちゃま」「旦那さま」の雪雄に
夢中になりました。
読み終えてから、改めて市川団十郎さんのHPを観て、
ああ、この人があの人か、あの人がこの人か、と梨園の系譜も
楽しみました。

もう一度、読み直してみようと思いました。

そして、読む前にはなんとなく新之助さんに反感を持っていたのですが、
読み終えて、雪雄のモデルの十一代団十郎に生き写し、といわれる
彼ならば、今回の騒動もしょうがないかな〜、なんて思ってしまいました。
女のしあわせとは?
昭和初期、歌舞伎役者の女中となった主人公光乃が、辛抱のすえ憧れの人の妻となるまでがリズムの良い文章で進んでいきます。けなげな主人公に惚れるのは作中の人物だけでなく私たち読者かもしれません。歌舞伎好きな人は、もっと
深い部分で楽しんで頂けるでしょう。先代の市川団十郎の妻がモデルとして描かれています。


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