|
[ 文庫 ]
|
明治東京逸聞史〈第2〉 (1969年) (東洋文庫〈142〉)
・森 銑三
【平凡社】
発売日： 1969
参考価格： 578 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,000円〜
|
・森 銑三
|
カスタマー平均評価： 0
|
|
[ 文庫 ]
|
雑兵物語・おあむ物語 (岩波文庫)
・中村 通夫 ・湯沢 幸吉郎
【岩波書店】
発売日： 1993-09
参考価格： 630 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,000円〜
|
・中村 通夫
・湯沢 幸吉郎
|
カスタマー平均評価： 0
|
|
[ 文庫 ]
|
秘密のファイル〈下〉―CIAの対日工作 (新潮文庫)
・春名 幹男
【新潮社】
発売日： 2003-08
参考価格： 820 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,800円〜
|
・春名 幹男
|
カスタマー平均評価：  5
日米関係の裏面史を照射
文庫本とはいえ、上下巻併せて１０００ページ以上にわたって、半世紀に及ぶＣＩＡ（中央情報局）等を中心としたアメリカの対日工作の軌跡を丹念に追求した労作であり、第一級の歴史的価値があると考える。
著者の春名幹男氏は、共同通信記者としての在米経験を生かし、延べ「１０年かけて、米国立公文書館などで大量の秘密文書を発掘し、関係者を探し出して、貴重な証言を得」（あとがき）てきており、新たな事実の発見も少なくない。
これからも、「米政府の公然の外交活動は、秘密工作によって補強されなければならない」（１９４８年、ＮＳＣ（国家安全保障会議）１０/２号文書）というアメリカのスタンスは、基本的に変化しないであろう。
１９９４年以降の「年次改革要望書」などで象徴されるように、アメリカは日本に対して露骨ともいえる“内政干渉”を行ってきているが、これらとともに、対日秘密工作を追跡・検証する地道な作業を今後とも欠かすことは出来ないと思われる。
|
|
[ 新書 ]
|
ヤング・ジャパン―横浜と江戸 (2) (東洋文庫 (166))
・J・R・ブラック
【平凡社】
発売日： 1970-07
参考価格： 2,100 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,000円〜
|
・J・R・ブラック
|
カスタマー平均評価： 0
|
|
[ 文庫 ]
|
天狗党鹿島落ち (1984年) (ふるさと文庫)
・織田 鉄三郎
【筑波書林】
発売日： 1984-11
参考価格： 630 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,000円〜
|
・織田 鉄三郎
|
カスタマー平均評価： 0
|
|
[ 文庫 ]
|
デカルト=エリザベト往復書簡 (講談社学術文庫)
【講談社】
発売日： 2001-11
参考価格： 998 円（税込）
販売価格： 品切れ中
|
|
カスタマー平均評価： 5
アランに倣いて
「幸福論」を書いたアランはデカルトを、特に「情念論」を高く評価しています。
デカルトの「情念論」は、人間を身体と精神に分け、悲しみなどの情念は身体が外から受け取る反応に過ぎないので、精神はそれをあまり過度に評価すべきじゃない。情念に囚われているときはしばらく待て、というようなことが書かれています。
この書簡集は、デカルトが「情念論」を書くきっかけとなったもので、手紙なので具体的に判り易く書かれています。「情念論」よりもおもしろいと思います。
エリザベトの、デカルトの著作に対する読みの深さにも驚かされます。
|
|
[ 文庫 ]
|
維新風雲回顧録 (河出文庫)
・田中 光顕
【河出書房新社】
発売日： 1990-09
参考価格： 591 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 2,000円〜
|
・田中 光顕
|
カスタマー平均評価： 5
幕末史の証言
楽しめた一冊でした。
土佐人である筆者は若くより脱藩し、幕末の風雲を体験し９７歳まで存命した。幕末の時期は、『奇才』高杉晋作の小判鮫のように奔命し、晋作亡き後は『陸援隊』の中岡慎太郎に追従し、維新後は土佐というより長州の脇役として様々な職務を経験した。
いわゆる典型的なな亜流志士ともいえるが、亜流であったがため西郷隆盛、坂本竜馬、桂小五郎といった巨星達とは異なる観点で時代を見つめることが出来たのではないかと思う。
本書は筆者が体験した幕末期の証言であり、歴史の路地裏の雰囲気がほのかに香る一冊であった。
|
|
[ 文庫 ]
|
江戸は夢か (ちくま学芸文庫)
・水谷 三公
【筑摩書房】
発売日： 2004-02-11
参考価格： 1,470 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 1,998円〜
|
・水谷 三公
|
カスタマー平均評価：  4
本格的な、政治法律経済面の「江戸時代再評価」
最近「江戸」ブームである。古地図片手の散歩や、「江戸時代は高度のエコロジー社会」論など様々な面で江戸時代が再評価されている。本書は、政治、法律、経済という統治構造面で、江戸時代の再評価を試みている。例えば、江戸時代は封建時代だと、今の教科書では教えられているが、著者の議論は、同時代のヨーロッパに比べるとはるかに支配階級の土地所有関係がある意味で「弱く」、明治初期の家禄処分が、先祖伝来の相続所有権を一方的に没収するものであるにもかかわらず、何とか実行できたのもこれによるところが大きいと指摘するなど、通常我々がイメージしている江戸時代のステレオタイプを剥がしていく。 統治構造を議論対象にしているので、すらすら読める本ではないが、ヨーロッパ、特に英国と比較しながら、また、「封建時代」という区分で単純に論じる学者の議論に疑問を呈しながら進める議論には、それなりの説得力がある。
|
|
[ 新書 ]
|
ジェンダーと歴史学 (平凡社ライブラリー)
・ジョーン・W. スコット
【平凡社】
発売日： 2004-10
参考価格： 1,995 円（税込）
販売価格： 1,995 円（税込）
( 在庫あり。 )
|
・ジョーン・W. スコット
・Joan Wallach Scott
|
カスタマー平均評価： 4
正史に疎外されたものが、正史を暴くとき
「ジェンダーとは肉体的差異に意味を付与する知なのである」。
肉体的な性差をもとに社会的な性差が生まれたのではなく、
社会的な性差がつねにすでに肉体的な差異の神話を、
遡及的に生み出し維持してきた。構築してきた。といった論旨。
ジェンダーと歴史学という別々の領域を結び付けたということで、
本著はジェンダー学の教科書になっている。
しかし読者が気づくのは、歴史学からジェンダーという分野が疎外されてきた事実そのものが、
アカデミズムの世界のジェンダー的偏りを物語っているということだろう。
1941年生まれのスコットの著作を、1945年生まれの荻野美穂が翻訳している。
|
|
[ 文庫 ]
|
教養人の東洋史 下 15世紀から現代迄 現代教養文庫 548
・田中 正俊
【社会思想社】
発売日： 2000
参考価格： 693 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 1,980円〜
|
・田中 正俊
|
カスタマー平均評価： 0
|
|
