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[ 文庫 ]
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近世日本国民史堀田正睦〈1~3〉 (1981年) (講談社学術文庫)
・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
【講談社】
発売日: 1981-02
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,800円〜
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・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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天皇家の歴史 (1976年) (三一新書)
・禰津 正志
【三一書房】
発売日: 1976
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,800円〜
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・禰津 正志
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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二千五百年史〈5〉 (1977年) (講談社学術文庫)
・竹越 与三郎 ・中村 哲
【講談社】
発売日: 1977-06
参考価格: 378 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,700円〜
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・竹越 与三郎 ・中村 哲
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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教坊記・北里志 (東洋文庫)
・崔 令欽 ・孫 ケイ ・斎藤 茂
【平凡社】
発売日: 1992-05
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1,800円〜
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・崔 令欽 ・孫 ケイ ・斎藤 茂
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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日本古代の謎大百科 (ケイブンシャの大百科 (683))
【勁文社】
発売日: 2001-06
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,799円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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最後の特攻機―覆面の総指揮官宇垣纒 (中公文庫)
・蝦名 賢造
【中央公論新社】
発売日: 2000-07
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,791円〜
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・蝦名 賢造
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カスタマー平均評価: 5
宇垣纒の生き様 ブーゲンビル島上空にて山本五十六連合艦隊司令長官が乗った飛行機が撃墜されたとき、二号機に乗っていた宇垣纒参謀長は機体もろとも海中に沈没したが奇跡的に救出される。負傷したが旗艦武蔵に運ばれ公務を遂行、そこで1ヶ月ながら秘書役を務めたのが著者だった。
宇垣纒はその後日本に戻ってから第一戦隊司令官に任じられレイテ沖海戦を指揮、続いて第五航空艦隊司令長官として本土防衛のために九州鹿屋基地から沖縄への特攻攻撃を指揮した。八月十五日の玉音放送の後、自ら敗戦の責任をとるために彗星艦爆に乗り込んで11機編隊にて特攻を敢行して散っていった。
著者は宇垣纒の生い立ちからその最期までを真珠湾攻撃やミッドウェー海戦に宇垣がどう関わり、当時の海軍がいかに戦ったかを内部からの眼で描いている。レイテ沖海戦は宇垣の克明かつ迫真の記録が残っていてそれに基づいて描かれている。最期の自らの特攻は無駄に若い命を奪った上官の命令に反抗した重大な罪ではないかと疑問を呈し「死にたければ一人で死ねばよい」という言葉も引用している。ただ、海軍の数少ない提督の中で敗戦の責任をとって自決したのは大西龍治郎中将とこの宇垣中将の二人きりでもある。
最後の特攻機―覆面の総指揮官宇垣纒を読む 本書は太平洋戦争時、山本五十六連合艦隊司令長官がブインにて戦死後、宇垣纒連合艦隊参謀長がトラック島から戦艦武蔵にて本土に帰還中に、著者が宇垣纒参謀長の秘書役を勤めた縁で、人間宇垣纒の生涯を探究する視点から、太平洋戦争の全容を記述した書物です。本書を通して、大東亜戦争がどのようにして起こり、策をもたず戦争の拡大をし、どうして敗北に至ったかを知る手がかとしての書物であると評価しております。 一読の価値あり 開戦前から終戦まで連合艦隊の参謀長としてまた第一戦隊指揮官として従事し、自らも特攻による死をもっての最期をとげ、先の大戦が何であったかを考えさせる一冊です。戦藻録として膨大な記録をのこした海軍中将の生涯は一読の価値あり。
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[ 新書 ]
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ウィーン・ブルジョアの時代から世紀末へ (講談社現代新書)
・山之内 克子
【講談社】
発売日: 1995-11
参考価格: 663 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,780円〜
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・山之内 克子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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戦国 三好一族―天下に号令した戦国大名 (洋泉社MC新書)
・今谷 明
【洋泉社】
発売日: 2007-04
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,689円〜
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・今谷 明
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カスタマー平均評価: 4.5
三好家の興亡を描いた一大叙事詩 戦国時代に関心のある人でも、その名前ぐらいは知っていても、優柔不断さと信長に蹴散らされたマイナー大名程度の認識しか持たれてないのではないか?そんな気がする三好一族について、分量・文体・客観性あらゆる点において最適と思われるバランスを持って纏め上げられた一冊。
戦国のいわゆるメジャー大名から入ってしまうと、室町幕府との関連性が希薄となってしまい、戦国という時代だけが浮き上がった特別な時代という認識が形成されてしまう危険があるが、これを架橋する武将こそ三好であり、本作を読むことで雄大な歴史の通時性のバランスを取り戻すことができるかもしれない。
客観性を重視しすぎる学者の筆は往々にして面白みを欠いたものになりがちだが、著者は「堺幕府論」をぶち上げてみたり読者に対するサービス精神(もちろん研究者の使命としてであり、サービスでやってるわけではないだろうが)、行き過ぎない程度の三好「愛」がその筆に込められていて、心地よい講談を聴いてるようでホント読んでいて飽きが来ない。読めば三好ファンになること間違いなしであろう。
惜しむべきは価格、購入するとき躊躇した。いざ買って読むと、決して損は無いのだが。
最後に著者がこれを書いた堺の木賃宿というのがとても気になるので、今度探してみようと思う。 これも「信長の野望」をやるなら必読 この本は、1485年に三好長慶の曽祖父である三好之長が京都で徳政一揆の張本人と
して登場してから、長慶の父である三好元長と長慶による覇権成立、そして長慶死
後の三好三人衆と松永久秀の内紛と没落までをカバーする。
そしてメインテーマは以下の三点。
・「堺幕府」のこと
・三好一族の畿内興亡史(畿内の政治的特殊性がよくわかる)
・信長の先駆者として、陪臣としてではなく天下人として幕府より自立した存在となった(実質五年間だけだが)三好長慶について
従来から存在するオーソドックスな戦国大名論ではカバーできない存在として三好
氏をとりあげ、その特異な要素(そしてのちに信長も同様に直面し苦闘する)を描
く。
室町後期から戦国大名→織豊政権→幕藩体制という日本近世史のコースとはまった
く別のルートになりえたかもしれない可能性の一つとして三好政権を取り上げ、そ
れを戦国史における傍流と位置づけることなく、いわば、網野善彦氏にも通じる多
元主義的歴史観(多元的な日本史観、つまり日本の歴史が一様でも一元でもないと
いう)に基づいて書かれた良書といえる。
あと、いつものことだがやはりこの本でも、信長の評価について神経過敏なところ
(つまり過大評価であるとしているわけだが)を見せている。 三好一族の真実?幻の堺幕府 本書は戦国の風雲一族、三好氏の出自から信長による滅亡までを描いたもの。信長の天下統一に当たって、常に京を騒がせた三好三人衆の名は知っていても、三好一族について何も知らない私は興味を持って本書を手に取った。本書のもう一つの特徴は、"堺幕府"の成立を主張している点で、これが事実なら歴史の常識を覆す説である。
まず、堺幕府についてだが、本書を読むとその根拠は堺からの足利義維(正式な将軍ではない)の50程の奉書だけである。本書で記述されているように、当時の京の混乱は激しかったので、義維を立てた一派が一時堺に避難したと考える方が自然である。幕府と呼べる程の体制が堺に存在したと言う史料も残念ながら無い。この堺幕府の成立に三好一族が貢献したというのが著者の主張であるが、本書では一貫して著者は三好一族(特に長慶)に深い思い入れを抱いているようである。次いで三好一族の話だが、出身が阿波と聞いて驚いた。何となく畿内出身と思い込んでいたのだ。その三好一族が政権に近づく過程は、まさに血で血を洗う凄惨かつ複雑なもので、私は正直、登場人物間の関係を把握し切れなかった程である。これを詳細に語る著者の考証には素直に脱帽である。三好長慶が下克上の嚆矢という話も初耳。著者は長慶を人格者として描いているが、やはり相応の人物だったのであろう。また、悪名高い松永久秀が三好家の家臣だったのにも驚いた。三好、松永、六角など京を騒がせた武将達の関係を少しも理解していなかったのだ。三好三人衆が固定メンバの名称ではなく、その時々の三好の重臣の通称だと言うことも本書で知った。しかし、長慶が実質的に畿内を支配していた五年の間に、頼朝のように新幕府を開くとか、信長のように新しい政治体制の構築を図るとかの独創性が無かった点が長慶の限界だろう。長慶が信長の先駆者と言うのは持ち上げ過ぎだと思う。長慶の死後、信長の上洛により、三好一族は壊滅する。本書は長慶の一代記の感がある。
三好贔屓が過ぎる気もするが、信長以前の畿内の政争を三好一族を中心に詳細に描いて新しい知見を与えてくれる書。 温厚な教養人で稀有な名君だった三好長慶 応仁の乱以降、信長上洛まで、三好三代を中心とした畿内の通史。
一般には、室町幕府を滅ぼしたのは信長であり、それも彼の先進性を表す行為のひとつとされている。しかし、三好長慶が足利義輝を追放していた5年間(1553?1558)は、幕府機能は停止しており、三好長慶は天下人だったのである。先駆者がいたのだった。
そして驚いたことには、その30年も前に(1527?1532)、三好長慶の父・元長の力を背景に堺にもうひとつの幕府があったという。将軍は足利義維(よしつな)。政権としての機能を備えていた。
これまた意外だったのは三好長慶の人物像で、非常に温厚な教養人で、降参した敵の命を取ることはなかった。そのため、弱肉強食の当時には珍しい名君とされたが、逆に“文弱の大名”であるという見方もされた。本書は通史でありさほど主観的な本ではないにも関わらず、著者の三好長慶に対する愛情がにじみ出ている。
松永久秀よりも弟の松永長瀬のほうが、はるかに名将であったというのも意外な事実だ。自分の戦国末期理解が、いかに通俗的な信長伝説によって形作られているかがよくわかる。
畿内から大大名が出なかった理由は、荘園制が残っており、定期的な年貢を取れず、兵農分離できなかったためだという事実も構造的に示される。
本書の初版が刊行されたのは1985年。頻出する「鏤骨彫身の努力」「破却する」「乱妨する」「都鄙の間」などの見慣れない言葉に、この20年の間にわれわれが失ったボキャブラリーを感じさせられたのだった。 待望の復刻 待ちに待った待望の復刻。が、新人物往来社版に比べ写真が大幅にカットされている。装幀も旧版の重厚感が無いのが残念。コレクターは旧版を手放さないはず。内容も最近の学界の研究成果を反映させ、手直しを加えるべきではなかったか? 室町政治史の重鎮の著書だけに惜しまれる。
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[ 文庫 ]
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現代イスラムの歴史〈下〉 (中公文庫)
・W.C. スミス
【中央公論社】
発売日: 1998-07
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,761円〜
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・W.C. スミス ・Wilfred Cantwell Smith
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ロシア革命史〈3〉 (岩波文庫)
・トロツキー
【岩波書店】
発売日: 2000-11
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,760円〜
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・トロツキー
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カスタマー平均評価: 5
2月革命から10月革命へのめまぐるしい動き 1917年2月革命は、ツァーリを権力の座から引きずり下ろしたとはいえ、国民各階層の間での勢力争いが展開し臨時政府はその構成をめまぐるしく変えて行く。その中で、兵士、労働者の反政府武装デモ(7月事件:7月3日、50万人参加)を期に、ボリシェビキに対する弾圧が激化する。
「しかし、それは決定的な打撃ではなかった。犠牲者の数は数十人であって数万人ではなかった。労働者階級は、指導部も奪われず、骨抜きにもされずに試練を脱した。労働者階級は自分たちの戦闘的幹部を完全に保全し、それらの幹部は多くのことを学んだ」(p.159)のであった。
ケーレンスキー、コルニーロフなどの思惑、権力争い、権謀術数などの渦巻く中で、民衆は誰が真の味方かを見極めはじめ、ボリシェビキへの支持は確実に大きくなり、時の歩みは10月革命に向けて動いて行くのであった。
著者トロツキーは、それらの渦中にいただけに、描写は細密を究める。個々の場面の語るところを、我々現代人は、十分な情報を持ち合わせないだけに、必ずしも正確に理解できるとは限らないが、個々の場面に拘泥しすぎることなく時の流れを把握することに努めるならば、10月革命に向けた民衆の歩みと臨時政府をはじめとする権力周辺の崩壊への必然的流れとをドラマチックにとらえることが出来る。 崖っぷちの臨時政府 民主主義グループと協調主義グループの 政府の内部を深く考察しています。 メインはケーレンスキー首班の晩年の臨時政府です。
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