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[ 文庫 ]
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慊堂日暦〈第3〉 (1973年) (東洋文庫〈237〉)
・松崎 慊堂 ・山田 琢
【平凡社】
発売日: 1973
参考価格: 788 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,499円〜
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・松崎 慊堂 ・山田 琢
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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こんな上司の下につくな (HEISEI BOOKS―四柱推命学「こんな…シリーズ」)
・亀石 〓@45DB風
【京都書院】
発売日: 1989-06
参考価格: 764 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,498円〜
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・亀石 〓@45DB風
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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異神〈上〉中世日本の秘教的世界 (ちくま学芸文庫)
・山本 ひろ子
【筑摩書房】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,487円〜
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・山本 ひろ子
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カスタマー平均評価: 3
力作・労作 摩多羅神・牛頭天王など由来のはっきりしない不思議な神々を、著者は「異神」と命名しています。それら「異神」に対する中世信仰のあり方に迫ったのがこの本。 中沢新一『精霊の王』や宇月原晴明『信長』に、この『異神』が参考文献として挙がっていたので、興味を持って手にとりました。図版や資料も豊富で、大変な労作だと思います。ただ、もともと専門誌に掲載されたものなので、一般向けにわかりやすく、といった配慮は特にされていません。全くの素人の私にとっては、上下巻を読み通すのは、かなり骨が折れました。なので3ですが、専門家の評価は多分違うと思います。 しかし、立ち上がってくる神々の姿はなかなか刺激的。また著者の筆遣いも華麗な魅力があり、この人の本をまた読んでみたいと思いました。
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[ − ]
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悪霊撃退法―高級神霊が直示する これで勇気百倍だ (カドカワブックス)
・大川 隆法
【角川書店】
発売日: 1989-12
参考価格: 734 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,485円〜
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・大川 隆法
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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スーパー四柱推命―運命を支配する神をさがせ! (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
・孫 孔銘
【廣済堂出版】
発売日: 1992-10
参考価格: 469 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・孫 孔銘
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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人間の本性について (ちくま学芸文庫)
・エドワード・O ウィルソン
【筑摩書房】
発売日: 1997-05
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・エドワード・O ウィルソン ・Edward O. Wilson
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カスタマー平均評価: 4.5
遺伝決定論と文化決定論の折衷 動物の社会行動を進化の視点から研究する「社会生物学」。
本書の著者ウィルソンは、その主要な研究者の1人である。
進化の視点から人間を含めた動物の社会行動を説明するということは、
一見すると遺伝子還元論のようにも聞こえるため、社会生物学論争とし
て議論をよんだ。しかし、社会生物学が通常とるスタンスは、遺伝的影
響と環境(文化)による影響の相互作用のもと社会行動を説明するとい
うものである。遺伝子は動物の行動を明確に決めないまでも、それを方向
付ける。しかし逆に、環境(文化)はどのような遺伝子が競争的に優位
に立つのか、あるいは個体数の上昇へとつながるのかという意味で作用
する。社会生物学の視点は、相互作用する2つの要素をもって成立して
いる。
特に、人間の場合はこの相互作用が複雑で、行動の可変幅が大きい(遺伝
子による曖昧な方向付け)ため、遺伝決定論と文化決定論の双方の
折衷案的な社会生物学的スタンスは困難がつきまとう。なぜなら、どこ
までが生物学的に決定付けられた社会行動なのか、どこまでが文化に
よって決定付けられた社会行動なのか、区別を明確にすることは非常に
難しいからである。
人間を含めた社会性動物の研究をする場合、対象となる動物によって、
<遺伝子?環境>という2つの要素のウエイトを変えていかざるをえない。
例えば、アリやハチだと本書でも指摘されているように、遺伝子によって
その行動の多くの部分が説明されるだろう。対して、人間の場合は、より
環境要因が強く作用するだろう。
人間社会を研究する社会科学が、生物学的要素を無視しているとして批判
されることもあるだろう。それは多くの場合、アリやハチの社会行動が
文化という要素を無視して語られるように、人間の社会行動から遺伝子と
いう要素を無視して語っているのである。ようはウエイトの問題で、理論・
モデルの構築は単純な前提から始めたほうが望ましいので、ノイズとして
無視しえる情報は括弧に入れて考えるのが通常の手続きだろう。個人的に
は一概に社会科学が批判されることもないように思う。
著者のスタンスに私が賛同できたかどうかは別にして、本書が興味深い
見解を多々示してくれたことは事実である。また、マックスウェーバーや
デュルケム、フロムなどの社会科学者を広く引用して、論を展開していく
のについては、教養の広さを感じた。 人間の生物学 本書は、E.O.ウィルソンの三部作の完結編として書かれたものであり、ピュリッツァー賞受賞作でもある。三部作の他の二作『昆虫の社会』『社会生物学』の考え方を人間にまで敷衍して論及しようとするのが本書である。1978年に出版されたものであるが、その内容は現在においても充分大きな意味を持っており、本書においてすでに解決されていることがらについて未だに無益な論争があちらこちらでなされていることを考えても、本書は素直な気持ちでもっとよく読まれるべき書であると思う。 E.O.ウィルソンは遺伝決定論者的に見られがちであるが、決してそうではなく、あくまでも科学的・論理的に全うな立場を貫こうとしているだけであり、環境要因の影響に対しても充分に認めていることは、本書を読めば明らかである。 人間を対象とする生物学(行動遺伝学、進化心理学などを含む)は、人間の心理や行動に対する遺伝的要因の影響を完全に排除したがる一部の過激な人々から痛烈な批判を受けるだけでなく、人間を「冷めた目」で観察することをよしとしない多くの人々からもなかなか理解されにくい。しかしこの分野の学問によって人間の心理や行動はどんどんと説明されてきているのであり、人の心の「なぞ」の解明が急速に進んでいるのである。 そのことの重要性が社会一般に認知されるためにも、本書のような啓蒙的書物が必要なのだといえる。 「人間の科学」に必要なこと 著者は、いやしくも人間に関する科学は、ヒトを生物として捉える立場から展開されなければならないと主張し、その根拠を提示する。あとがきに、著者が、アメリカ科学振興協会の席上で、著者の理論が人種差別を助長すると主張する若者から水をかけられたエピソードが紹介されているが、そもそも、このような本が敢えて書かれなければならない現状のほうがどこかおかしい。 自分たち人間は特別で価値ある存在なのだと考え、人間の特性のみに注目し、ヒトが他の生物と共有する性質から目をそらしても、人間の存在意義を高めることにはならないし、 逆に、ヒトの研究に、生物学手法、及びその成果を導入したからといって、冒涜だなどと考える必要は全くない。 本書が提唱するような誠実な態度をとること!のない、人文科学や社会科学の研究は、砂上の楼閣とならざるを得ないだろう。
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[ 新書 ]
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現代霊法入門―あなたにも今すぐできる70の霊力活用法
・皆本 幹雄
【太田出版】
発売日: 1988-11
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・皆本 幹雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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デュルケム道徳教育論入門 (有斐閣新書)
・麻生 誠
【有斐閣】
発売日: 1978-04
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・麻生 誠
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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京都学派と日本海軍―新史料「大島メモ」をめぐって (PHP新書)
・大橋 良介
【PHP研究所】
発売日: 2001-12
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,464円〜
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・大橋 良介
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カスタマー平均評価: 5
西田幾多郎の戦争責任 陸軍の台頭を海軍への荷担により抑止しようとしたがミッドウェー海戦を分水嶺に陸軍にまで関与せざるを得なかった哲学者・西田幾多郎と京都学派の思想上の経緯が迫真の筆致で跡付けられている。
しかし、官憲にしょっ引かれて獄死までする東大や早大その他の知識人、文化人とは違い、京都の学人は別の苦悩があったにしてたところで不条理なものではあれ論戦、思想戦にどう対処すべきかどうかというだけの問題であったのだ、と言えばそうも言える。超然と世界主義の哲学を語り一貫して帝国主義戦争に反発しながらも、完全に隠遁死滅していない以上現実に発生し終結する戦争に付かず離れずの関係があった、開戦も単なる憤怒では阻止できず大戦の方向性を軌道修正することも只の座談では能わず最終兵士として駆り出されたりもしないままに自国軍部との思想戦に敗れつつそれでも矜持を持たんとする日本人として終戦を迎えた、というそういう事実からはいずれにせよ免れられない。その結果が哲学者の戦争責任である、と言えばそれもそう言う他ない。
ただ、西田と京都学派、特に西田自身の思想的内実に軍事主義の要素は聊かも含まれていない、寧ろそういった要素に、避け得なかったその最も深刻な問題に強力な免疫力を示していたことは本書の主旨としても今日再評価されていることのなかにも含まれていることは知っておいていいだろう。 この国の戦前・戦中・戦後を問い直す この書はもちろん1940年代前半の「戦中」日本における国家と思想、「戦争と哲学者」の問題を中心に扱っているのだけれども、その前の「戦前」の1930年代からの動向だけでなく、その後の「戦後東京裁判史観」とでもいうべきこの国の知識人・文化人の風潮をも射程におさめていて、新資料にもとづきつつ、戦前・戦中にとどまらず戦後までも問い直す問題提起となっている。失われたものと思われていた「大島メモ」が、運よく書棚の奥から発見された2000年という時期が、大局の流れのなかで、まるで歴史的必然であったかのような意味をもっている。
この国の戦前・戦中とは何だったのか、くわえて戦後とは何だったのか、二十一世紀の視座からあらためて問い直すのに格好の書。
手に取った時は、ひょっとしてハイデガーやユングらに対してと同様、第二次大戦中の京都学派の隠された罪行を暴露、告発する本かと思ったがそうでなく、読後感はむしろ逆で、なかでも西田幾多郎という人は十分尊敬に足る人物だということが確認できた。
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[ 新書 ]
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エミール(下) ルソー選集10
・樋口 謹一 ・ジャン・ジャック・ルソー ・Jean-Jacques Rousseau
【白水社】
発売日: 1986-11
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,450円〜
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・樋口 謹一 ・ジャン・ジャック・ルソー ・Jean-Jacques Rousseau
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カスタマー平均評価: 0
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