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[ 文庫 ]
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セム族の宗教 後編 (3) (岩波文庫 白 215-2)
・W.R.スミス
【岩波書店】
発売日: 1943-11
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,600円〜
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・W.R.スミス
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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人間機械論 (1949年) (岩波文庫)
・ド・ラ・メトリイ
【岩波書店】
発売日: 1949
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,599円〜
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・ド・ラ・メトリイ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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エックハルト―異端と正統の間で (講談社学術文庫)
・上田 閑照
【講談社】
発売日: 1998-07
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,550円〜
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・上田 閑照
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カスタマー平均評価: 5
エックハルト入門に ドイツ神秘主義の中でも禅宗との類似性が強いためかエックハルトの研究書は充実しているように思う。しかしその一方で入門の類は少ないように思える。
本書はエックハルト研究の第一人者である上田氏の学識・情熱もあって精密・詳細な入門書に仕上がっている。また後半はエックハルトの教説・講話の翻訳となっており便利である。
本書を足がかりに西谷啓治の『神と絶対無』など専門書に入っていくといいだろう。
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[ 文庫 ]
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遊学〈1〉 (中公文庫)
・松岡 正剛
【中央公論新社】
発売日: 2003-09
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,509円〜
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・松岡 正剛
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カスタマー平均評価: 5
幅広いジャンルから選ばれた人物地図。 著者が編集にたずさわった雑誌「遊」から分裂し、単行本化されていた作品の文庫本。当時と内容は同じであるが、加筆修正が加えられており、より読みやすくなっている。様々なジャンルを組み合わせる「編集工学」は実践者だけに、取り上げられている人物も、仏教、科学、歌人、哲学、芸術家など非常に広い。辞書的な記述ではなく、著者が出会った際の思い出や、人物同士の比較など、エッセイである。
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[ 文庫 ]
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死にいたる病 (1952年) (創元文庫〈D 第28〉)
・キェルケゴール
【創元社】
発売日: 1952
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
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・キェルケゴール
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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フロイト自伝 (1959年) (新潮文庫)
【新潮社】
発売日: 1959
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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講孟箚記〈下〉 (1980年) (講談社学術文庫)
・吉田 松陰 ・近藤 啓吾
【講談社】
発売日: 1980-10
参考価格: 1,029 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・吉田 松陰 ・近藤 啓吾
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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「やまとだましい」の文化史 (1972年) (講談社現代新書)
・斎藤 正二
【講談社】
発売日: 1972
参考価格: 305 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・斎藤 正二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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エミール(中) ルソー選集9
・樋口 謹一 ・ジャン・ジャック・ルソー ・Jean-Jacques Rousseau
【白水社】
発売日: 1986-11
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,500円〜
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・樋口 謹一 ・ジャン・ジャック・ルソー ・Jean-Jacques Rousseau
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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心理学〈上〉 (岩波文庫)
・W. ジェームズ
【岩波書店】
発売日: 1992-12
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,499円〜
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・W. ジェームズ
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カスタマー平均評価: 5
絶対面白く明快な本 大著「心理学原理」の縮刷版とのこと。心理学に一区切り付けた後、哲学へ進み、事実上のプラグマティズムの領袖となったジェームズだが、読んでみると、予想通り、著者の哲学関係の書籍以上に、スリリングな「哲学」的な内容を含む。上巻では、視覚、聴覚、触覚、脳など純生物、生理的な側面からの実験心理学の成果の説明から、「意識の流れ」「習慣」「自我」など、心理学の枠を大きく飛び越え、哲学思想に関する領域に健筆を振う。心理学の門外漢には、意識の流れ以降の叙述が興味深く、西田、プラグマティズム、そして漱石にも影響したと思われる叙述がスリリングだ。「自我」においては、ミードのIとmeの原型に近いアイデアが出てくる。より広範な概念として登場するのが興味深い。たとえ話や事例が、なかなか野暮ったく面白いし、著者の人物観や人生観が垣間見られて「学」とは別の興味がわく。後年ラッセルに、ビジネスマンのような哲学だ、と揶揄される根拠がここにあるが、自分はむしろそういう点が面白かった。「自尊心」が「願望」に対する「成功」の比率だ、とする等式は、笑った。すると売上達成率とは自尊心かと思うと愉快だが、願望に該当するのが押し付けの販売目標値だと思うと、苦笑いに変わる。なかなか人生を楽しくしてくれる。著者は古典哲学への造詣も深く、ヘーゲルには批判的だが、第3者的には、フィヒテ、ヘーゲルにとてもよく似ているところがあると思う。翻訳も明快で名訳。不案内な心理学の叙述も一般教養課程を思い出し十分楽しめた。
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