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[ 新書 ]
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世界を動かす思想―アメリカ精神を探る (1964年) (講談社現代新書)
・本間 長世
【講談社】
発売日: 1964
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,000円〜
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・本間 長世
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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貧困の文化―メキシコの“五つの家族” (ちくま学芸文庫)
・オスカー ルイス
【筑摩書房】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,000円〜
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・オスカー ルイス ・Oscar Lewis
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カスタマー平均評価: 4
「貧困の文化」とは異なる読み方 題名の「貧困の文化」とは一体何だろう? 著者は「貧困の文化」の詳細な概念を提示するのではなく、下級階層に生きる家族のありのままの生活を記述しているだけである。 解説等にも、「貧困の文化」の議論がなされていて、5つの家族についてはあまり言及されていない。もともと、英語の題名は"five families"。この本がメキシコの5つの家族に関する人類学の民族誌という事柄から切り離されて、「貧困の文化」として読まれる理由を考えてみるのも面白い。
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[ 文庫 ]
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啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫)
・エルンスト カッシーラー
【筑摩書房】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,000円〜
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・エルンスト カッシーラー ・Ernst Cassirer
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カスタマー平均評価: 5
啓蒙(Aufklaerung)の本質は反宗教ではないこと 後近代を生きる我々の啓蒙主義にもつイメージは「何よりも・・・思考の根元的自発性を信じ、単なる模倣的な機能ではなくて人生形成の力と課題とを思考に付与した」というルネッサンス以来のフマニスムの哲学的社会思想的確立という時代思潮としてである。
しかし、1932年に発表されていた本書を読み進めていけば判るように、アウシュビッツ以降の1947年刊『啓蒙の弁証法』(岩波文庫より最近刊)を待つまでもなく「とりわけドイツ啓蒙主義哲学にとっては、宗教の解体ではなしにそれの「超越論的」基礎づけと超越論的深化が、すべての努力目標」であったことは今更ながら首題として確認されている。革命としての近代の当初に神(=悪魔の二元論)への殴打が現実の社会変動の中で神への冷笑に変わり、お仕舞いには神への無関心で同意形成された近代市民社会、近代科学という現在主流となっている一方の流れに対し、他方ではデカルトからフッサールの超越論的現象学までが神という言葉を使わなくても済むよう、現実の宗教運動には一切かかずらわされなくていいように啓示の受容体、受容器としての意識そのもの、或いは意識的身体までの改まった基礎付けを意図しているという読解は啓蒙思想へのイメージをその当初に遡って改めて革新するものだ。
ところが問題は、神という言葉を使わなくなった、宗教が社会の表舞台から退場したことが飽くまでこの問題の哲学的理解と社会的規範の進展に繋がらなかったことで、何度でも確認せねばならないのは20世紀は世界戦争と全体主義の犠牲者により歴史に類をみない死傷者を出し、21世紀にそれ以上の悲惨を避け得る保証は得ていないことである。問題を人間の側に移したところで少なくとも歴史的にも神(=悪魔)の存在がなくなるわけでもなく、今後危機的対応に追われる度にそれを表現し理解する言葉すらない現状がある。下巻にてこの部分の考察が深められるだろう。 現代の基盤です 啓蒙主義思想の特徴の第一は理性と科学への信頼と合理性の徹底です。そして、第二にプロテスタントの自然神学の理論を継承して、自然と社会はともに一人の神が造形したものであるというものです。 この二つの考えは、自然および社会現象の統一的記述方法である微分などの考え方を用いた解析力学の方法によって現代に受け継がれています。 現代において、合理性への信頼は揺らぎポストモダンなどの考えがいろいろ生まれましたが、真に現代のあるべき哲学を考えるためには、現在のわれわれの思考がどのようなプロセスを通して今に至ったかをしっかりと見つめる必要があります。そのために、いま一度この本によってわれわれが今いる世界を作り上げた思想がどのようなものであったかをみることは価値のあることだと思います。
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[ 文庫 ]
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英米哲学入門 (ちくま学芸文庫)
・渡辺 二郎
【筑摩書房】
発売日: 1996-12
参考価格: 1,325 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,000円〜
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・渡辺 二郎
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カスタマー平均評価: 5
論理実証主義が苦手な人の入門書 著者は有名なハイデガー研究者だが、ドイツ哲学全般に大変造詣の深い人で、博引傍証的に、片言一句、引用の根拠を挙げて注記する、典型的な大学人、「東大の哲学の先生」という感じだ。だが、文章はいつも丁寧で、誰にも分かるようにきちんと書いてくれる立派な哲学者だ。その人が、論理記号や、記号の羅列に近い文章を苦手とする人向けに、丁寧に、丁寧に書いてくれた本である。だが、冗長ではなく面白く読めるところが凄い。言っては著者に失礼だが、著者の得意分野の本より面白いぐらいだった。これ1冊で、ムーアからオースティンまで大事なところは基本が分かるぐらいにはなっている。凄い努力の賜物だと思う。だが、時々、我慢しきれなくなったかのように、本音が爆発、「こんな安易な論理で、ハイデガーやヘーゲルを批判できるがらか」と言わんばかりの厳しい指摘は、爽快で哄笑を誘う。一方、読み終わって感謝する一方、やっぱり、論理実証主義の側から言わせれば、この解説には不満と言うか、それは違うぞ、という批判が出てくるのではないか、と想像されてくる。だが、それでも良いのだ。とにかく、読者は、読む前まではチンプンカンプンだった世界が、曲がりなりにも、想定できるようになっているのだから。 本格的な入門書 20世紀の英語圏の哲学を通観できる。しかもただの表面的な概論ではなく、一つ一つの概念を、それを創造した人物やその背景にあったのことなどから紐解き、原文から引用することで構成している本格的な入門書です。腰を添えて読む人向きです。
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[ 新書 ]
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IMO標準航海用語集―通信実務会話
【海文堂出版】
発売日: 1990-04
参考価格: 2,039 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,000円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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義務について (1961年) (岩波文庫)
・キケロー
【岩波書店】
発売日: 1961
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,999円〜
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・キケロー
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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啓蒙主義の哲学〈下〉 (ちくま学芸文庫)
・エルンスト カッシーラー
【筑摩書房】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,999円〜
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・エルンスト カッシーラー ・Ernst Cassirer
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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女について (1968年) (角川文庫)
・ショーペンハウエル
【角川書店】
発売日: 1968
参考価格: 137 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,999円〜
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・ショーペンハウエル
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カスタマー平均評価: 5
極めて読みやすい。ショーペンハウアー入門 現在ショペンハウアーの文庫は岩波をはじめ数点あります。
厭世哲学の一つの形としての女性論である。
女性蔑視ともいえるこの書物は彼の評価を下げた面はある。
彼の思想の原点はこの女性観であり厭世感である。
解説が三分の一近くしめており、極めて読みやすい。
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[ 新書 ]
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愛のクリスタル―大地からのパワー
・コニー チャーチ
【二見書房】
発売日: 1992-04
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,999円〜
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・コニー チャーチ ・Connie Church
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ヘーゲル精神現象論 (1936年) (大思想文庫〈第21〉)
・矢崎 美盛
【岩波書店】
発売日: 1936
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,999円〜
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・矢崎 美盛
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カスタマー平均評価: 0
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