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[ 新書 ]
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照葉樹林文化〈続(東アジア文化の源流)〉 (1976年) (中公新書)
・上山 春平 ・佐々木 高明 ・中尾 佐助
【中央公論社】
発売日: 1976
参考価格: 441 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,999円〜
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・上山 春平 ・佐々木 高明 ・中尾 佐助
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念 (ちくま学芸文庫)
・ヴァルター ベンヤミン
【筑摩書房】
発売日: 2001-10
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,980円〜
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・ヴァルター ベンヤミン ・Walter Benjamin
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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沖縄あれから二十年 (1966年) (時事新書)
【時事通信社】
発売日: 1966
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,980円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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近世日本国民史 維新への胎動〈下〉勅使東下 (講談社学術文庫)
・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
【講談社】
発売日: 1996-11
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,980円〜
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・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
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カスタマー平均評価: 5
時代の雰囲気 この「近世日本国民史」シリーズの良いところは、資料が数多く記されていることだろう。資料の原文がそのまま記載されていることで当時の言葉遣いや雰囲気などを感じ取ることができる。特に本書では幕府・薩摩・長州・朝廷・志士達の駆け引きが最も激しい時期を取り扱っている為、シリーズ中最も熱く読める。もちろん、蘇峰による状況の説明・考察も素晴らしい。幕末・維新にかけての本は、おそらく司馬遼太郎の本が最も読まれているだろう。私も司馬の本は全て読んだ。確かに面白いが当時の雰囲気を感じさせる迫力はない。司馬の本を読み「更に詳しくそして時代の雰囲気まで感じたい」と思う方は本書に限らず蘇峰の「近世日本国民史」を読むことをオススメする。
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[ 新書 ]
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ライバルが語る日本史―歴史を作った英雄たちをその好敵手が語り明かす素顔の人物日本史! (DARIN BOOKS)
・土橋 治重
【日本文芸社】
発売日: 1985-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,979円〜
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・土橋 治重
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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小田原北条記〈下〉関東の名城小田原の栄華から悲劇の落城・滅亡まで (1980年) (教育社新書―原本現代訳〈24〉)
・江西 逸志子
【教育社】
発売日: 1980-11
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,979円〜
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・江西 逸志子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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環境考古学のすすめ (丸善ライブラリー)
・安田 喜憲
【丸善】
発売日: 2001-10
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・安田 喜憲
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カスタマー平均評価: 4.5
地球規模の世界観 本文は歴史を語るとともに、未来について語っている。
地質と生物と人間の生き様と自然が
学問のジャンルを超えて
みんなひっくるめてひとつになって繋がっている
その世界観に感動しました。
「環境考古学」というものについてわかりやすく書かれており、
これを読んでから氏の他の本を読み進めると
吸収しやすいように思いました。
しかし、イースター島の文明の滅んだ理由の推察が、怖すぎ!!! ビオトープ管理士の参考書としてお勧め。 ビオトープ管理士の勉強の息抜きに購入しました。自然環境が千年一日のごとく変わらないものとして扱われている事を筆者は疑問に思っています。あって当たり前の自然環境、変わらないはずの自然が実は頻繁に変わり文化や生活との相互関係の上で成り立ってきたことを新しい考古学の技術(湖沼の年稿(樹木の年輪に相当)を用いて)の視点で説明しています。今までにない切り口!目からうろこが落ちました。環境保全に興味のある方は一読をお勧めします。なお、管理士の論文問題対応にも役に立ちました。(おかげさまにて合格!!) 新たなフロンティアを開くものだ! 氏の著作は多いが、全体を概括するにはこの本がよいと思う。講演を中心にまとめたということもあり、きわめて取っつきやすい。 常識的に見ると、推測として大胆に過ぎるとか飛躍があるという向きもおられると思うが、仮説は仮説として検証していけばよいわけで、仮説すら出さない学者に比べれば、遙かに前向きであると思う。 以前(ずいぶん前)、日本経済新聞が氏の著作を紹介し、気候変動が古代文明(特にメソポタミア)に与えた影響について特集を組んで以来興味を持っており、ようやく最近になってまとまって読む機会ができたが、他の本も含めて概して期待以上の内容であったと評価しています。 例えば、民族移動は寒冷期に起こっていることが示され、それは人口が飽和状態になっていると!きに寒冷化で不作が起これば、民族移動のような形でその文明や周辺の文明の存立に影響を与えるという仮説が示されている。その仮説を現在に照らしてみると、現在の人口増加が続き飽和状態になるのは2020年代頃と見込まれるが、仮にその頃大きな気候変動が起こると大変な不安定要因になるという問題提起をしている。当たるかどうかはともかくとても興味深いと思う。 また、レバノン杉の破壊についての調査では、1万年前頃から急速に人の手によるレバノン杉の森の破壊が進むことが示され、自然への働きかけ・破壊は青銅器時代以降という常識が覆ったなどなど、興味深い話が随所にちりばめられている。これで、このお値段なら、大満足ということだと思う。今後は、書中に多く掲載されている参考文献を順次読んでいくことにしたい。
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[ 新書 ]
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日本の歴史〈下〉―「くにのあゆみ」批判 (1955年) (三一新書)
・井上 清
【三一書房】
発売日: 1955
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,900円〜
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・井上 清
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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近世日本国民史西南の役〈5〉熊本城攻守篇 (1980年) (講談社学術文庫)
・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
【講談社】
発売日: 1980-07
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,800円〜
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・徳富 蘇峰 ・平泉 澄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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日本の美術史 (保田与重郎文庫)
・保田 与重郎
【新学社】
発売日: 2000-07
参考価格: 1,596 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,800円〜
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・保田 与重郎
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カスタマー平均評価: 4
これは美術史の本ではない 日本浪漫派の中心人物であり、戦争協力者として文学者のうちただ一人GHQから指名された保田の、戦後の代表作のひとつである。 保田の名を有名にしたのは、何よりも戦前に書かれた「日本の橋」である。一般的には「万葉集の精神」が彼の代表作として知られている。しかし、戦後に書かれた作品をむしろ優れているとする研究者もあり(R.ヴルピッタ「不敗の条件」など)、彼らによれば、この「日本の美術史」や姉妹編の「日本の文学史」が代表作ということになろう。 一読すればわかるとおり、これは一般的な「日本の美術史」とは全く異なる。畿内、特に保田の出身である奈良県、特に桜井付近が異様に重視されていること、時代考証や考古学的推定がまったくでたらめなこと、古来から日本人、特に畿内のひとびとは、天皇を文化の中心として崇めており、天皇も文化の保持に心を砕いてきた、とする史観、などは、容易に気付くことである。 しかし、そのようなことが気になる方はそもそもこの本を手に取るべきではない。本書は、そのような保田の世界をまず受け入れた上で、従来の美術評論にまったくとらわれない、保田自身の眼からみた美術評価が、彼一流の美文により表現されるのを味わう、という本だからである。だから、先ほどの「偏った」視点に対する批判は残念ながらナンセンスと言わざるを得ない。 そのような「保田與重郎の美術史」を期待する読者は、100%の満足を味わうことであろう。逆に、それ以外の読者にはまったくお薦めできない。
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