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[ 新書 ]
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試験にでる日本史―これだけをつかめ! (青春新書)
・五十嵐 和敏
【青春出版社】
発売日: 2001-06
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,458円〜
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・五十嵐 和敏
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カスタマー平均評価: 5
理解する日本史 大学受験時、日本史を選択したが膨大な暗記量に辟易していた。自分で日本史年表を書いて壁に貼ったりして覚えていたが一向に成果は上がらない。受験とは時間との勝負なので、時間が有限であり効率が勝負となる。そんな時ふと立ち寄った書店で、この本を手にとって見た。大量の暗記から”理解する”という質への転換点。私の場合、この本と出会わなかったら、大学合格はなかったと断言できる。20年ぶりに手にとって見てもその革新性は変わらない。いい参考書との出会いはいつまでも心に残る。
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[ 文庫 ]
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コンスタンチノープル征服記―第四回十字軍 (講談社学術文庫)
・ジョフロワ・ド ヴィルアルドゥワン
【講談社】
発売日: 2003-08
参考価格: 1,313 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,351円〜
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・ジョフロワ・ド ヴィルアルドゥワン
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カスタマー平均評価: 4
very interesting and readable book いわゆる「第4回十字軍」と称する「フランク人」の東ローマ帝国の首都コーンスタンティーノポリス掠奪の顛末を描いた名作です。 本来「聖地」イェルーサーレーム占領を目指した十字軍が、何故に針路を転換して、ビューザンティオン帝国を侵略するに至ったかという経緯が活写されています。 歴史や文学史に関心のある方々は是非とも一読をして頂きたい作品です。
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[ 新書 ]
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ラングドックの歴史 (文庫クセジュ)
・エマニュエル ル・ロワ・ラデュリ
【白水社】
発売日: 1994-08
参考価格: 999 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,180円〜
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・エマニュエル ル・ロワ・ラデュリ ・Emmanuel Le Roy Ladurie
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カスタマー平均評価: 2
ラングドックの文化誕生の記述に、物足りなさが、、、 ラングドックの文化のルーツであろう5世紀から10世紀にかけての外敵(フランク族を含め)からの侵略の歴史については、殆ど記述されていない(著者自身もこの書で語ることは不可能であるとしているほど複雑な歴史)。この時期に文化のシャッフルがおこり地域特有の多様で奥行きのある文化が形成されたはずであるのだが、、、。またトゥルバドゥールの抒情詩や風刺詩の誕生についても、本質に迫る事はなく申し訳程度にしか記述されていない。残念なことだ。
あくまで通史を知る入門書として読まれる方がよいだろう。
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[ 文庫 ]
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日本むかしむかし〈8〉生活むかしむかし (1980年) (角川文庫)
【角川書店】
発売日: 1980-10
参考価格: 315 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,000円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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中世近世日欧交渉史〈上〉 (1981年) (古典文庫〈61〉)
・R.ヒルドレス
【現代思潮社】
発売日: 1981-11
参考価格: 2 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,000円〜
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・R.ヒルドレス
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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建武年中行事註解 (講談社学術文庫)
・和田 英松 ・所 功
【講談社】
発売日: 1989-09
参考価格: 1,121 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,999円〜
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・和田 英松 ・所 功
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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日本永久占領―日米関係、隠された真実 (講談社プラスアルファ文庫)
・片岡 鉄哉
【講談社】
発売日: 1999-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,998円〜
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・片岡 鉄哉
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カスタマー平均評価: 5
属国化の原因と過程 戦後、第9条の存在が米国への武力依存をもたらし、米国からの独立を妨げ続けた。
未独立だから日米の国益が対立する場面で常に日本は負け続けた。
終戦直後、日本の指導層は天皇制護持と天皇処刑阻止以外考える余裕はなかった。国務省はGHQの左派とほぼ同じ考えだった。GHQの左派は天皇制廃止などの市民革命を日本でやりたがった。マッカーサーはフィリッピン統治の経験から天皇を保護し利用しようとした。財閥解体で経済的無力化、憲法9条で軍事的無力化、公職追放で政治的無力化が企図された。天皇の命と引き換えに第9条を持つ憲法が施行された。吉田茂ら大部分の日本の指導層は渋々従った。マッカーサーの日本統治の目的は護憲にあった。彼の一見ちぐはぐな政策は護憲目的から説明がつく。当初吉田を忌避し共産党に甘く社会党を中心にした中道左派を育成しようとした。ところが冷戦が勃発し国務省は対日構想を変えた。ケナンを中心に対ソ封じ込めと勢力均衡の見地から逆コースと呼ばれる方針転換をした。マックはこの政策を摘み食いしながら憲法護持に固執した。朝鮮戦争が始まるとダレスを中心に再武装と改憲が迫られた。ところが吉田はマックと談合しこれを峻拒。冷戦勃発に対処するため、しばらく護憲に徹し、軽武装路線で経済復興に全力を注ぐ事が彼の考えだった。マック解任後の講和条約と同時に結ばれた安保条約でダレスは報復した。屈辱的な不平等条約だった。鳩山は改憲、再軍備、自主外交を目指した。ダレスは彼を中立主義者と誤解し失脚させた。三木武吉は小選挙区制にして社会党を潰し保守2大政党制と改憲を目指したが全てご破算になった。岸信介が再挑戦したが中台戦争の影響で酷い不平等条項を改正したに止まった。そして改憲も政権交代も不可能の属国に固定化してしまった。 隠された真実を明かす 米国の豊富な公文書や膨大な文献を基に、米国の占領政策、憲法政策を論じた名著。
マッカーサーと吉田、そしてダレスとの駆け引きが極めてスリリングに語られています。
ジョージ・ケナンなど米国内にもその射程は広げられています。
各章ごとに参考文献が載っていて非常に便利です。
何よりマッカーサー個人のパーソナリティまでに言及して考察される第三章「SWNCC150/4」が秀逸です。
全518ページ一気に読んでしまいました。戦争、憲法、外交、軍事に興味のある人すべてに
おすすめの1冊です。 リアリティーありすぎ 政治学者は「政治は感情」などと言いますが、みんな理論は大好き実際に政治家たちのパーソナリティと感情がどのように現実の政治に影響しているかを分析するのは苦手なようです。 一方でパーソナリティ分析が大好きな作家、評論家は日本の政治は外国との関係と無関係に動いているかのように思っているようです。 この本で著者は戦後の暗闇の時代のキーパーソンたちのパーソナリティとアメリカを中心とした国際政治の動きを再現してその中で彼らがどのように考え、行動したかを分析して見せます。 漫画大宰相と一緒に読むと歴史の流れが分かりやすくなって面白い。 安保騒動以降の続編を期待してます。 リアリティーありすぎ 政治学者は「政治は感情」などと言いますが、みんな理論は大好き実際に政治家たちのパーソナリティと感情がどのように現実の政治に影響しているかを分析するのは苦手なようです。 一方でパーソナリティ分析が大好きな作家、評論家は日本の政治は外国との関係と無関係に動いているかのように思っているようです。 この本で著者は戦後の暗闇の時代のキーパーソンたちのパーソナリティとアメリカを中心とした国際政治の動きを再現してその中で彼らがどのように考え、行動したかを分析して見せます。 安保騒動以降の続編を期待してます。 日本永久占領 我々が如何に戦後の歴史に無知であるかを痛烈なリアリズムで迫る圧巻の大作である。日本と米国の膨大な文献の丹念な調査やインタビューを基本とし、筆者の知的な説も読者をけっしてあきさせない。「鳩山一郎氏と岸信介氏に捧げる」表した書き出しは、読み終わった後、二人の偉大な政治家の再評価を間違いなく読者は行うはずだ。イラク戦争勃発の最中である今、米国外交の基本路線はこの当時からウイルソン主義とジョージケナンに代表される「リアリズム」の振り子が常に揺れていたことがよくわかる。戦後の日本史研究の筆頭に上げるべき大書である。
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[ 文庫 ]
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ルネサンスの魔術思想 (ちくま学芸文庫)
・D・P・ウォーカー
【筑摩書房】
発売日: 2004-06-10
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,997円〜
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・D・P・ウォーカー
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カスタマー平均評価: 5
『最重要』 イタリアルネサンスの思想に興味を抱くと、二重の困難に付きまとわれる。第一に、現代の学問によって分類された各種別が、「魔術」という種に、有機的連関をもって統合されているということを、見出すからである。いわば「学問のES細胞」を相手としなければならなくなる訳だ。これが派生して、困った点(第二点)の「魔術」という語感がもよおす「ロマン」の「手垢」によって、視座の混乱が生じる。
さて本書は、英国ヴァールブルク研究所員にして英国学士院会員であった著者による、二重の困難を除いてくれる、「重要基本文献」である。かのF・イエィツ、B・コペンヘイヴァーらの論文の、キーポイントとなるレファレンスとして用いられている点からも、その重要性は、窺えよう。
本書の構成は極めて明解。フィチーノの『(三重)生命論』などから、フィチーノ思想を抽出し(第一部?第二部・第四章)、その被影響者の独自な部分・影響が見て取れる部分を精査し(第一部・第二・三章?第二部・第四章1?)、収斂したカンパネッラにおいて、その考察を終える。本書を読み解くには「精気」概念をしっかり押えると展望が開けてくると、小生は感じた。そして、この「精気」概念と、模式的に示された「自然魔術」の枠組み分析は、非常に重要なもので、極めて広い射程を秘めている。参考文献も、文庫であるにも関わらず、きちんと収められているが、原語のみがほとんどであり、和訳も付けて欲しい。それから、文体が少々むつかしいのが気にはなる。
しかし、これらを突き抜ける重要性を、この分野においてもつ一冊なので、強く推薦する。
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[ 新書 ]
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埋もれた金印―女王卑弥呼と日本の黎明 (1954年) (岩波新書)
・藤間 生大
【岩波書店】
発売日: 1954
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,996円〜
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・藤間 生大
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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徳川慶喜公伝〈巻4〉 (1968年) (東洋文庫〈107〉)
・渋沢 栄一
【平凡社】
発売日: 1968
参考価格: 473 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,980円〜
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・渋沢 栄一
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カスタマー平均評価: 0
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