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[ 文庫 ]
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身体の中世 (ちくま学芸文庫)
・池上 俊一
【筑摩書房】
発売日: 2001-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,200円〜
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・池上 俊一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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江戸時代まるごとカレンダー
・江戸時代・現代研究会
【白夜書房】
発売日: 2008-08-22
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・江戸時代・現代研究会
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カスタマー平均評価: 3
ユニークではあります。 おもてカバー折り返しによると、「今日の日付から江戸時代の出来事・事件にアクセスできる新しいタイプの歴史入門書。すべてを新暦におきなおし、現代と江戸時代の季節を重ねることで見える新しい関係線。学校ではおしえてくれない歴史の楽しさが満載の一冊です」とありますが、いくつかのいささかささいな誤植が目につきました。縦組み横組み、さまざまなフォントサイズありで、本づくりにたずさわる方たちにはやっかいな体裁のペーパーバックであったと推察されます。歴史をリニアにとらえるかたにとっては、意味のない羅列的な本にみえるでしょうが、ランダムに、広げて読むにはもってこいな珍しい本だと思いました。江戸ブームにのった本です。
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[ 文庫 ]
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完訳フロイス日本史〈2〉信長とフロイス―織田信長篇(2) (中公文庫)
・ルイス フロイス
【中央公論新社】
発売日: 2000-02
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ルイス フロイス
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カスタマー平均評価: 5
異国人宣教師が見た織田信長の生きた姿 ポルトガル人宣教師により伝えられる中世日本の姿という時、著者が持つ宗教の眼鏡がどのように事実認識や歴史を歪めて伝えるかが懸念される。読者もこの点に注意を払いつつ、読むことが必要だろう。一方、日本は伝統的に外国や外国人を特別視するという文化があるようにも思えるので、中世の日本人が見た現実より更に本質的な日本の現実が外国人として見えた可能性も否定できない。著書からの印象は、海外に閉鎖的な徳川時代と異なり、織田信長の生きた時代が海外に鷹揚であり、また戦乱の世であるものの現代日本に通ずる世相が民衆に感じられることだ。ルイス・フロイスが織田信長と会見した模様(第38章)などは、生々しい記録として鮮烈であり、織田信長が今そこで生きて話し、そこで相手をしているような錯覚をおこす。宗教色の強い著書ではあるが、興味深いことも事実である。なお、第32章では、信長は「中くらいの背丈で、華奢な体躯であり、髯は少なくはなはだ声は快調で、・・・・彼の睡眠時間は短く早朝に起床した。・・・・酒を好まず、食を節し、人の扱いにはきわめて率直で、自らの見解に尊大であった。・・・・」と述べられている。 年よりの暇つぶしU カソリック宣教師の、優越感蔓延の本です。いかに、フロイスが、「日本人は勤勉で知的な民族である。」と書こうとも、言葉の端々から、「このサルどもめ!」という匂いがプンプンと漂ってきます。
ただ、日本人が知っている(と思っている)室町安土桃山時代を、別の視点から見させてくれます。この時代の風俗を、西洋のの視点から説明してくれているので、おもしろいし、興味深いものです。我々日本人が当たり前として見過ごしていた室町安土桃山時代の風俗を改めて認識させてくれます。
問題は、これを歴史書としていいかどうかなのです。歴史の資料としてはかまいませんが、これを歴史書とするには問題があると思います。
私のような、年よりが暇つぶしにこれを読むのはかまいません(私は、実際暇つぶしの時に読んでいるので全12巻読み終えるのはいつかわかりません。)が、若い勉学中の方は、よりまともな歴史書を読むことをお勧めします。(はっきりいいますと、全体の基調は、「異教徒は非業の死を遂げて当たり前」、「クリスチャンは神に守られ、たとえ死んでも、それは神に嘉せられてゼウスの意志によって恩寵を受け天国に参らせられる。」という論調です。)まともに、読む本ではありません。くれぐれもこの本で歴史の勉強をしようなどとは思われませんように。
ただ、この本を完訳された翻訳者の方々の努力は刮目すべきものです。この訳業によって、我々のような、語学に稚拙な者でも、中世の西洋人の考え方及び当時の世相風俗がわかるのですから。まともな、原稿がない状況で、それを、丹念に収集し、かつ、まとめ上げて翻訳するということは、尋常な努力ではなせなかったと思います。その点はすばらしいと思いますし、このような本は滅多に出てこないと思います。絶版にならないうちに買っておくこと(たとえ今すぐ読まないとしても)をお勧めします。 フロイスってすごい。 歴史に詳しい方には敢えてお伝えすることはありませんが、 私のようにルイス・フロイスといえば、信長に会いキリスト教の 布教をした人、という程度の知識の方で、結構歴史好きなら 本作、本シリーズはかなりお薦めです。フロイスにこれだけの 著作があったことに驚き、また当時の日本をフロイスの視点から描かれた内容はかなり楽しめました。歴史的な資料としても価値が あるそうですし、知的欲求がある方は買いです。お薦め!
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[ 文庫 ]
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明治風物誌 (ちくま学芸文庫)
・柴田 宵曲
【筑摩書房】
発売日: 2007-08
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
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・柴田 宵曲
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カスタマー平均評価: 5
続編は名人芸 明治の話題の続編。続編は正編ほどでないのが普通だが宵曲は例外。明治の話題より記述はいっそう精彩に富む。妖異博物館でもそうだが、これも続編の方が面白い、というと異論もありそうだ。では、いっそう芸が細かい、と言い直そう。まず各編の長さが一定で、これは新聞の連載コラム用に書いたためか。次に各編を一話完結のショートショートに仕立ててある。3つは記述がヨリ視覚的になっている。その理由として考えられるのは、読者が自己の書き物になじんだものと想定して執筆しているのではないか、ということだ。結果、前著よりさらに簡潔で詩的な文章になっている。だからこちらを先に読むのがおススメです。それにしても宵曲に執筆を依頼した秋田魁新報の見識の高さには驚く。40年後の今日こんな目利きがいるか。
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[ 新書 ]
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草莽のヒーロー 「無名の英雄・渡邉元」と東アジアの革命家 (長崎新聞新書)
・横山 宏章
【長崎新聞社】
発売日: 2002-07
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,200円〜
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・横山 宏章
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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呉が生んだ艦船 CARD BOOK(VOL.2)
・ザメディアジョン
【ザメディアジョン】
発売日: 2005-10-03
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ザメディアジョン
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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青い目の旅人たち (1984年) (みやま文庫〈92〉)
【みやま文庫】
発売日: 1984-03
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,200円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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正史 三国志〈7〉呉書 2 (ちくま学芸文庫)
・陳 寿 ・裴 松之
【筑摩書房】
発売日: 1993-06
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
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・陳 寿 ・裴 松之
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カスタマー平均評価: 5
呉の名臣伝 本書は、中国の正史である三国志シリーズの7巻目で呉書2となっている。三国志演義とは違った面白さがあるので、この時代に興味のある方には是非読んでもらいたい。取り上げられている人物は、張紘、厳峻、程乗、綜薛、關沢、周瑜、魯粛、呂蒙、程普、黄蓋、韓当、蒋欽、周泰、陳武、董襲、甘寧、凌統、徐盛、シ番章、丁奉、朱治、朱然、呂範、朱恒、虞翻、陸績、張温、駱統、陸瑁、吾粲、朱拠、孫登、孫慮、孫和、孫覇、孫奮、賀斉、全王宗、呂岱、周魚方、鐘離牧である。出せなかった漢字は代用や、2字で1次を表すように表記してあるので、どうかご理解をいただきたい。
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[ 文庫 ]
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戦国時代の貴族―『言継卿記』が描く京都 (講談社学術文庫)
・今谷 明
【講談社】
発売日: 2002-03
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
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・今谷 明
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カスタマー平均評価: 4
貴族が戦国時代を生きのびた理由は? 戦国時代の貴族は先祖伝来の土地を奪われ、収入が激減したはずなのに、
どうやって生き延びてきたのかという疑問が前々からあったのだが、
この本を読むと、各地の守護大名の間をまわって
和歌や蹴鞠のレッスン料を稼いだり、この山科言継のように医者をやって
生計を立てたり、とにかく涙ぐましい努力をしていたことがわかった。
山科言継の偉いところは、自分の生活とは別に内蔵頭という職務で
皇室経済を支え続けたことである。天皇家が戦国期を乗り切ったのも
こうした公卿の努力によるところが大きいと思われる。
山科言継に直接あまり関係ない近畿の城郭の話に
相当ページ数を割いているのが減点ポイントか。
貴族もつらい・・ 山科言継の日記をもとに当時の社会を描く 本ですが、この言継が庶民的でなかなか 楽しいかんじがしました。 貴族も大変だなぁ。というのが感想です。 衰退する貴族の世界と、そこでなんとか 生きていこうとする言継の姿は、過去の栄華 にとらわれているだけではない、生な貴族の あり方を見せてくれているように思います。 戦国大名の話などもあるので、戦国時代を勉強するためにも面白い本です。 この時代の貴族については、あまり関心がもたれて ない気がするので、新鮮な印象です。
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[ 文庫 ]
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東山時代に於ける一縉紳の生活 (1978年) (講談社学術文庫)
・原 勝郎
【講談社】
発売日: 1978-04
参考価格: 231 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,200円〜
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・原 勝郎
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カスタマー平均評価: 0
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