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[ 文庫 ]
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平家物語〈巻之8〉 (角川文庫)
・光瀬 龍
【角川書店】
発売日: 1990-04
参考価格: 398 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,788円〜
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・光瀬 龍
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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支店長の曲り角 (講談社文庫)
・城山 三郎
【講談社】
発売日: 1996-02
参考価格: 407 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,772円〜
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・城山 三郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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マハーバーラタ (下) (レグルス文庫 (150))
・C・ラージャーゴーパーラーチャリ
【第三文明社】
発売日: 1983-01
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,766円〜
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・C・ラージャーゴーパーラーチャリ
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カスタマー平均評価: 5
読むほどに味がでる インドやバリ島に旅行する方は、マハーバーラタを読んでおくと旅がさらに興味深いものになります。訪れる先々で、マハーバーラタに出てくる用語や人物、神様と出会えるはずです。
本書は、上巻で登場人物を覚えるのに苦しみ、中巻では直接関係なさそうな寓話の挿入に首をかしげていた方々も、ついに物語の山場、そしてクライマックスへと楽しく読み進められるのではないかと思います。平易な訳文でわかりやすいお話ですが、様々な教訓を含んでいそうで、何度も読み返したくなるかもしれません。
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[ 文庫 ]
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悲しみの航海 (朝日文芸文庫)
・伊井 直行
【朝日新聞社】
発売日: 1995-12
参考価格: 877 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,749円〜
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・伊井 直行
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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ワールドバザールの迷子
・宇並 優一
【健友館】
発売日: 2003-11
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,737円〜
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・宇並 優一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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エセー 3 (岩波文庫 赤 509-3)
・モンテーニュ
【岩波書店】
発売日: 1966-01
参考価格: 632 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,700円〜
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・モンテーニュ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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エドの舞踏会―山田風太郎明治小説全集〈8〉 (ちくま文庫)
・山田 風太郎
【筑摩書房】
発売日: 1997-08
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,700円〜
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・山田 風太郎
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カスタマー平均評価: 5
森有礼夫人に拍手 どのご婦人もそれぞれに魅力的で、著者の力量が十分に発揮されている。
前の方々が書かれているので、多くは語らない。
一番快哉を叫びたかったのは、森有礼の夫人である。生活そのものをすべて洋式に切り替えさせられ、畳の部屋が一つもない屋敷に住み、洋食しか食べることを許されず、という徹底した夫に従順に従い、最後に金髪碧眼の子どもを産むのだ。こんな見事な仕返しってあるだろうか。
こういう人物が最初を担ったのだから、今、日本の教育が壊滅的になっていても仕方があるまい。 美しき明治の華たち 明治時代に実在した政界の大物達、及びその夫人達を登場人物に配し、
実際にあった出来事を元に山田風太郎が自由に想像の翼を広げたフィクションの短編集なのですが、
その生き生きとした筆致から紡ぎ出される物語の数々は見事という他ありません。
例えば黒田清隆の陰惨なジキルとハイドぶりや
森有礼の異常なまでの欧米崇拝・亜細亜蔑視に驚かされ、
そして最後はこの本の主人公である山本権兵衛とその夫人の心打たれる情愛のシーンで思わずグッと涙ぐみ、
まこと最後まで飽きさせぬ優れた作品でありました。
現代の女性よりも束縛や制約が強い環境の中、多くを耐え忍ばねばならなかった明治の女性たち。
そんな中で、出生の貴賎に関わらず上流階級の妻として力強く花を咲かせる女性たちの姿には、
感銘をおぼえ勇気づけられます。 カメレオンな女 主人公は海軍少佐時代の山本権兵衛に大山巌の妻・大山捨松。「幻燈辻馬車」ではこの帰国子女・捨松が大山夫人になるまでのエピソードがあるのでそちらと併せて読むと一層楽しめるでしょう。井上・伊藤・山形・黒田・森・大隈・陸奥・ジャンドルそれぞれの夫人を通して、その夫である元勲達や森・陸奥・ジャンドルの人間性をも描いていく形はとても見事。読み応え充分、史実通りの仰天エピソードもふんだんにある。個人的にはそれぞれの人間の感想を語りたいが場所が無いので遠慮する。皆さんも読んでそれを目の当たりにしよう。そしてそれを通して主人公の山本権兵衛の人間性も描かれる。後に日本海軍の父とも呼ばれ、総理大臣も歴任した山本ですが、海軍の下っ端の頃に上官達の宴席に糞で満たした鍋を持って参上したり、女郎に売られてきた登喜を仲間と女郎屋から盗み出して妻にしたり、酔って仁王の様になった故郷の大先輩かつ酒乱でかつては前妻を斬り殺した事もある黒田清隆に殴りかかろうとしたりと、この若い頃の短気で一直線な権兵衛の性格は笑いを誘う。全編を通して「女は変身する」というのがテーマの一つとして描かれ、最後は環境次第で貴賎どちらにも簡単に染まる日本の女の世渡りを驚嘆したピエールロティの言葉で締めくくられる。 けなげにもたくましく生きる女性達 外国、主にヨーロッパ、アメリカだと思うが、そこでは昔から日本女性はもてていたと読んだ。
なぜだろうか?「蝶々夫人」の影響だろうか?
どうやら「表面的にはたおやかで物静かで我をはらないが、一旦ことあればその秘められた芯の強さが分る。」と言うことらしい。
今の日本女性でも素晴らしい人がたくさんいる。
単純に言えば、昨今のオリンピックでメダルを取るのは日本では男子と女子とどちらが多いでしょうか?
もちろんこれだけではないが、日本女性の良質な資質が昔から皆は分っていたものと思う。
そして、ここに書かれた8人の顕官の夫人達、そして山本権兵衛の夫人。
力弱く、たおやかで、はかなげだが、芯の強さを秘めて人生を生き抜いている。
私が一番好きなのは「ル・ジャンドル夫人」。天覧芝居で、子を思う母親の叫びが響く。
思わず涙腺が・・・。そして、山本権兵衛と夫人登喜の最後。
「実にえらか奥さん方でごわした!」 奥様がた、お見事です 鹿鳴館に集う、今で言う「偉人」たちの妻、に焦点を当てたこの作品。 オープニングに海軍少佐(後、政治家となる) 山本権兵衛とその妻を登場させ、 「明治の偉人たちの妻には、芸者・遊女出身の女性が 多かったのですよ」と作者は読者にこっそりと耳打ちする。そして、朴訥とした軍人である山本権兵衛が、会津の家老の娘から 女性として初の海外留学生となった大山捨松(大山巌夫人)と共に 西郷従道からの命を受け、「どうか鹿鳴館にお越しください」と それぞれの妻たちに出会い、それぞれの「家庭の事情」に 踏み込んでゆく、という形をとったオムニバスになっている。 しかし、芸者・遊女出身であったからとて何であろう? 作者は、西郷従道にこのような意味の言葉を語らせる。 男は、出自が卑しいと、どこまでも卑しいままだ。 しかし女は、出自がどうであろうと、偉くなったらどんどん 美しくそれ相応になってゆくのだ、と。 これは、作者自身が、明治の女性に対して考えていたことでは ないだろうか。 強く、優しく、たくましく、しなやかな、明治の女性たちの美しさは、 色も形も違うさまざまな花を見るようだ。 また、作中のところどころに、「その後の有名人」がちらりちらりと 顔を出すのも楽しみの一つだ。 この作品は、明治の偉人の妻、に焦点が当たっているが、 明治の市井の妻、について読むなら、群ようこの 「あなたみたいな明治の女(ひと)」をおすすめしたい。
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[ 新書 ]
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人間はなぜ非人間的になれるのか (ちくま新書)
・塚原 史
【筑摩書房】
発売日: 2000-10
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,695円〜
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・塚原 史
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カスタマー平均評価: 4
反ヒューマニズム的感性の起源を探究 ポストモダンの思潮のベースにある反近代・反ヒューマニズム的な感性の起源を、近代黎明期にすでに立ち現れていたゴビノーの反近代主義やル・ボン、フロイト等による「無意識」の発見に求め、またそもそも一人の精神医学生であったアンドレ・ブルトンから始まったシュールレアリスムの運動を、精神医学の興隆とパラレルな問題として論じてゆく。 大変興味深く読み終えたこの本だけど、前半2章のモチーフ、とりわけゴビノーやモーリス・バレスへの言及のあり方は10年以上前に出版された『奇妙な廃墟』 福田和也(国書刊行会)と共通しているにもかかわらず、全く言及もなければ参考文献リストにも挙げられていない点に疑問が残る。 岡本太郎とバタイユの交友関係の話など、他にも興味深い読みどこ!ろはたくさんあります。
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[ 新書 ]
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飛騨路殺人事件 (トクマ・ノベルズ)
・中町 信
【徳間書店】
発売日: 1991-02
参考価格: 734 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,670円〜
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・中町 信
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ニーチェ全集〈15〉この人を見よ 自伝集 (ちくま学芸文庫)
・フリードリッヒ ニーチェ
【筑摩書房】
発売日: 1994-06
参考価格: 1,418 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,660円〜
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・フリードリッヒ ニーチェ ・Friedrich Nietzsche
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カスタマー平均評価: 0
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