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[ 新書 ]
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遠い城―ある時代と人の思い出のために
・菅原 克己
【西田書店】
発売日: 2006-08
参考価格: 3,262 円(税込)
販売価格: 3,262 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・菅原 克己
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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奇蹟審問官アーサー―神の手の不可能殺人 (講談社ノベルス)
・柄刀 一
【講談社】
発売日: 2002-04
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,099円〜
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・柄刀 一
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カスタマー平均評価: 3.5
非常に興味をそそられる内容だったが・・・ <ネタバレあり>読後、あまりにも偶然の重なりすぎる奇妙な事件とそのトリックに、「そんなのありかよ!」と思わずにはいられなかった。
読み手に謎の解明を許さないほどの不可能殺人が続くが、結局は反則に近いネタで事件の全貌が明かされる。
「まさに奇跡!」と感嘆するか、私のような感情に至るか。多少人を選ぶ作品なのかなと思いました。
ただタイトルにも書いたのですが、キリスト教が話のベースなので、神の導く標にあがく犯人の葛藤や感情などは見事。ですので作品の主題自体はには満足しています。
奇跡はあるかないか ヴァチカンで奇跡を認定する役職についているアーサーは、12人の人が奇跡にあったという地域にやってくる。 そこでは他にも神か悪魔の仕業としか思えないことが起きていた。 アーサーはそれらが人間のしたことやただの科学現象でしかなかったことをあばいていくのですが、では肝心の奇跡はというと……。 奇跡は人を幸せにするのかどうかということも含めて、じっくり考えてみたい本です。 本格推理としても満点だと思います。
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[ 文庫 ]
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泉鏡花集成〈9〉 (ちくま文庫)
・泉 鏡花
【筑摩書房】
発売日: 1996-06
参考価格: 1,121 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,210円〜
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・泉 鏡花
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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ビジネスに活かす「生命システム」からの発想―「自然律」で人と組織が活性化できる! (PHPビジネスライブラリー)
・石川 光男
【PHP研究所】
発売日: 1987-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,208円〜
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・石川 光男
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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村山槐多耽美怪奇全集―伝奇ノ匣〈4〉 (学研M文庫)
・村山 槐多
【学習研究社】
発売日: 2002-11
参考価格: 1,313 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,960円〜
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・村山 槐多
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カスタマー平均評価: 4
「俺の舌は久しくも実に人肉を要求して居たのだ。ああ遂に発見した。」 伝奇怪談アンソロジーの雄、東雅夫氏が送る耽美怪奇全集『伝奇ノ匣』第4弾。詩歌・小説・日記・随筆・年譜を1冊に凝縮。
「悪魔の舌」「魔童子伝」「魔猿伝」「殺人行者」などの小説が小振りながらも面白い。黒岩涙香・谷崎潤一郎・宇野浩二と並んで江戸川乱歩の作品にその影を落としており、「悪魔の舌」の肉に飢えた主人公や「魔猿伝」の涎を垂らした金猿にきっとデジャ・ヴーを視るだろう。
巻頭に、有名な「二少年図」の口絵と乱歩から槐多へのオマージュであるエッセイ「槐多 二少年図」も収録。どこか人食・男色を想起させるネチネチといやらしい山本タカトのカバー絵も秀逸だが、実際読んでみると槐多の文章自体はそんなにくどくはない。
数ヶ月前『槐多の歌へる』が文庫化されたので本書を紹介してみたのだが、既に品切れで現在取扱なしとは・・・。 津原泰水による評伝小説を収録 ◆「赤仮面伝」
村山槐多の評伝小説「音の連続と無窮変奏(槐多カブリチオ)」
に含まれる作中作。
戦前の探偵小説を模したかのような旧仮名遣いの文体により、
美しい者の精気を吸い取り、画に定着させる異能を持つ、醜い
画家のたどる末路が、妖しく描かれます。
鬼才! 村山槐多の筆業を集大成した、この伝奇ノ匣は頁数が少ない割に槐多の世界を余すところ無く表している。「殺人行者」はラヴクラフトの「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」に通じるものがある。恐さでいえばラヴクラフトには及ばないが、日本風でいて、実に良い。 槐多の作品には未完のものが多くあるが、「酒顚童子」は幾分他の未完のものより中途半端な感が強く残念だ。前半は童子の妖艶な美と僧達が惑わされていく様が美しく描かれている。 槐多の作品の殆どは、画家であるためか、美麗な色彩で埋め尽くされている。特に、詩にはより顕著に表れているだろう。一部を引用すると、 黒き瑠璃の山脈、赤き血の滴 げせぬ鋭き天のときの声 これらみな紫の異常になげく 夏の午後の一とき (童児群浴) いやはや、実に綺麗である。 現実と幻想の隙間 22歳で、死んでしまった天才画家 村山 カイタ 生活の糧に 書いたと言われている 幻想小説 その小説は、赤・青・紫 そして、金色の光を万華鏡に 詰め込んだように 不思議で 美しい。 その 大半が 未完なことも また、それでよい。 巻末に 現代の匠 津原泰水の小説が 添えられ カイタの心臓の音を 感じさせる。 現実と幻想・・・夏の終わりの夕暮れの光の中で 読んだら素敵な本だと思う
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[ 文庫 ]
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問いつめられたパパとママの本 (新潮文庫)
・伊丹 十三
【新潮社】
発売日: 2005-03
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,200円〜
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・伊丹 十三
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カスタマー平均評価: 4.5
子どもの素朴な疑問に答えた秀作 子どもの素朴な疑問に答えた秀作。子供の質問は時には哲学的である、そのため科学的にも解決されておらず、当たり前だが大人といえども答えられない。子どもたちの質問千差万別に対してどのように答えるのか?伊丹流のユニークさを加え解答しているのが本書である。半分以上まともに応えているが、ときにはファジーに流したりする。とても面白い。 一粒で二度美味しい 「空ハナゼ青イノ?」、「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」などなど、あれ、何でだろう? と文系の私には瞬時には答えられない理科系の疑問をやさしく解明する。タイトルのとおり、子供が素朴に訊きそうな、しかし根源的な疑問に対して、明快にかつ説得力のある回答を与えてくれます。雑学の類いではありますが、伊丹氏の軽快な文体とユーモアを楽しみながら、何となく知識も付く、という一粒で二度美味しいエッセイ集。 科学知識を楽しく解説 「空ハナゼ青イノ?」「人工衛星ハドウシテ落チテコナイノ?」「ゴムマリハドウシテハズムノ?」などなどの諸疑問に、1疑問数ページ程度でやさしく解説。伊丹十三らしい独特の語り口で書かれており、少しも堅苦しくない。 小学校のとき理科の時間が好きだった人や、「学習」より「科学」(どちらも昔あった小学生向けの雑誌です)が好きだったという人は楽しめると思う。その反面、いかにやさしく書いていても理科的なことが書いてあるので、小学校から理科嫌いだったという人は、やっぱり読まないほうが無難かも。 ちょっと想像できない折衷を実現した名著 今は亡き伊丹十三氏の極上エッセイの一冊。 これを読んだとき、伊丹氏の科学的知識がただものではないことに驚きました。特に「北極ヘイクト東西南北ハドウナルノ?」では、その明快な説明に感動までしました。 村松友視氏のあとがきに、「科学者に基本的な解答をうかがい、それを伊丹さんに伝えたあとに執筆…」と書かれていたので、はあ〜なるほどねと一瞬思ったのですが、それにしても、その基本的解答がまったく伊丹氏のエッセイ然と書かれているのです。 間違いなく伊丹氏自身が相当科学に造詣が深く、基本的解答を完全に咀嚼した上で、ご自身の色づけでアウトプットされたと思えます。もう本当に、「女たちよ!」等の著作とまったく同じ味わいで、しかも正確な科学的知識が得られるという、ちょっと想像できない折衷を実現した名著です。
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[ 文庫 ]
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統率 (知的生きかた文庫)
・大橋 武夫
【三笠書房】
発売日: 1986-05
参考価格: 469 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,199円〜
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・大橋 武夫
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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常山紀談 (上巻) (岩波文庫)
・湯浅 常山 ・森 銑三
【岩波書店】
発売日: 1938-12
参考価格: 581 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,199円〜
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・湯浅 常山 ・森 銑三
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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長岡鉄男のいい加減にします〈PART5〉 (オン・ブックス)
・長岡 鉄男
【音楽之友社】
発売日: 1996-01
参考価格: 968 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,170円〜
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・長岡 鉄男
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カスタマー平均評価: 0
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