|
[ 文庫 ]
|
悪霊だってヘイキ!〈下〉 (講談社X文庫―ティーンズハート)
・小野 不由美
【講談社】
発売日: 1992-10
参考価格: 462 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,500円〜
|
・小野 不由美
|
カスタマー平均評価: 5
ティーンズハートでの悪霊シリーズ最終巻 初めて未解決のまま巻を持ち越した事件に、ようやく決着がつきました。シリーズ通して謎掛けをされていた所長・ナルの秘密もついに明らかに。さすがに強引な種明かしに、「細か過ぎる、酔狂」との突っ込みがすでに文中で入れられています。同時に主人公・麻衣の、どうも軽くてあやふやで私は納得できなかった恋心にも、切なくて悲しい結末が待っていました。これには不意打ちを喰らって、もらい泣きしてしまいました。そしてナルが、妙に優しい・・・。ホワイトハートの「悪夢の棲む家」へ流れる前に、自分なりにその後を想像すると、かなり楽しいんじゃないでしょうか? こんな秘密が 謎が解き明かされる巻。 まだこのお話しはまんが化されていないと思うのですが やはり私個人的には原作の方が好きです。 まんが化される前に読んでおくのも一興かと。 謎が解き明かされた際には(ナルが何者なのか、一体誰を探していたのか‥ ) 本当に涙が止まりませんでした。 『あぁナルがいつも黒い服を着ていたのにはそんな理由が』など。それでも麻衣の最後の笑顔に救われました。 次巻の悪夢の住む家≠ナまた彼に会えたのは嬉しくもあり 悲しくもありましたね・・ こんな秘密が 謎が解き明かされる巻。 まだこのお話しはまんが化されていないと思うのですが やはり私個人的には原作の方が好きです。 まんが化される前に読んでおくのも一興かと。 謎が解き明かされた際には(ナルが何者なのか、一体誰を探していたのか‥ ) 本当に涙が止まりませんでした。 『あぁナルがいつも黒い服を着ていたのにはそんな理由が』など。 それでも麻衣の最後の笑顔に救われました。 次巻の悪夢の住む家≠ナまた彼に会えたのは嬉しくもあり 悲しくもありましたね・・
|
|
[ 文庫 ]
|
やちまた〈下〉 (朝日文芸文庫)
・足立 巻一
【朝日新聞社】
発売日: 1995-04
参考価格: 968 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,499円〜
|
・足立 巻一
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
怪奇探偵小説名作選〈7〉蘭郁二郎集―魔像 (ちくま文庫)
・蘭 郁二郎
【筑摩書房】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,499円〜
|
・蘭 郁二郎
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
ガイア・ギア〈5〉
・富野 由悠季
【角川書店】
発売日: 1992-03
参考価格: 571 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,000円〜
|
・富野 由悠季
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
手紙、栞を添えて (朝日文庫)
・辻 邦生 ・水村 美苗
【朝日新聞社】
発売日: 2001-05
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,320円〜
|
・辻 邦生 ・水村 美苗
|
カスタマー平均評価: 5
生き生きとしたお二人の往復書簡 本好きなお二人がお気に入りの本について熱く語っておられてそれらの本が魅力的に思え、まだ読んでいなかった本を片端から買って読んでしまいました。
『楡家の人々』『ブッデンブローグ家の人々』等々。
お二人が人間としても尊敬し合い大切に書簡を交わされている様子がほんわかと良い感じです。
忘れていた本も思い出す事が出来、私にとって大切な一冊になりました。
本好きな方は共感を得られるでしょうし、今から本を読みたいと思われる方には理想的な読書案内として是非お薦めしたい一冊です。 元文学少年、少女へ。 朝日新聞で連載された辻邦生さん、水村美苗さんの読書をめぐる往復書簡です。辻さんのファンだったため連載当時から読んでました。御二人が、とてもういういしく、本読みの楽しみをうきうきと語っており、本好きとしては、大変幸せな気分となりました。辻さんの文章が美しいのは、元からですが、水村さんもつぶのそろった玉をみるような、美しい文章で感激しました。御二人の手紙にアワーい恋心を感じたのは、よみこみすぎ? この本をよんで、いろいろな小説へのイメージがかわりました。つまらない、読みにくいとおもっていた にごりえ も早速買い求めて読み、そのリズムに酔いました。通俗的でつまらないと思いこみ手を出さなかった 宮本武蔵も、すこしずつ読んでいます。 むかし、文学少年少女だった方々向きの本かもしれません。 読書に関する最高の手引き 文学についての本といっても難しいところは一切なく、最後まで面白く所々笑いながら、簡単に読めてしまう。それでいて、文学は何かということがすべてわかってしまうような、不思議な魅力のある本だ。読書が好きでも文学書や文学評論が嫌いな人が一冊読むとすれば、この本だろう。簡易で短い手紙でよくこんなに多くのこと、大事がことがいえるのかと感心した。特に水村氏の手紙はすごい。一章読むごとに、日々粗末に使っている日本語にあらためて敬意を表したくなった。今日軽くなってしまった日本語にもこんな可能性があったのかと思い知らされた。潜んでいた言葉の力、文章の力というものがひしひしと伝わってくる。軽やかに読めて、それでいて何回も読み直したくなる。そして読んだあと長く記憶に残る一冊だ。 心ふるわせる文学についてのやりとりとは かつて朝日新聞の読書欄(日曜版)に連載されていた水村さんと辻さんの書簡での文学談義。これは水村さんの要望によって実現されたらしい。 その水村さんの文章はイキイキとしていてすばらしい。水村さんは、辻さんとこんな手紙での(これが古風でよい)文学についての会話をやりとりすることが嬉しくてたまらない。その幸福感が文章からあふれ出ている。 主に名作と呼ばれる作品ばかりを対象としているが、そのどれにも深い思い入れや、その小説と出会ったときの状況やそこから得たものなど、両者は自分の読書体験と作品の双方を振り返りつつやりとりを交わす。 たとえば……水村さんが美術学校に通っている最中にドストエフスキーを読んで人生が変わったことや、『マルテの手記』での死と時間についての考察はプルーストにもつながっていくことなどなど。結果として、単なる名作の紹介だけにはとどまらず、個々の作品への考察や、さらには両者の文学観までもが語られていく。 作家がそれまでに出会った文学の名作を思い返して語るということ、それはつまりその人生を振り返り自分の考えを確かめるという作業にもならざるをえないのだろう。 いや、たとえ作家でなくとも人生のあいだに一度はこんな幸福な時間をとりたいもの。というのは、文学好きな人なら誰もが一度は青春の時期に経験しただろう、あの文学との濃密なつきあいを通してしかありえない人とのやりとり。それがいかに心ふるわせるものであったかということを思い出させてくれるからだ。 本を読むってこんなに楽しいこと 静謐で、なおかつダイナミック。忘れていた取っておきの宝物がふとよこにあることに気づかせてくれる、そんな本です。あっちこっち自由奔放な水村氏。優しく見つめる辻学兄。その繋がりは本を愛するがゆえ。物語を読んで大きくなったゆえ。そうだそうだ、ベットにねっころがって、おせんべえをかじりながら、本を読めばいいんだ、かつてそうしていたように。そして、本の世界にひたすら入り込んでいいんだ。ふと気づいたとき、まわりの現実世界が、すっかり光に満ちていることに気づきます。本を読む喜びってそんなものだったはず。 ここで取り上げられている本は、ごくわずかです。でも、取り上げられた世界は、ごくごくさらりと書かれてあるのに、とても濃密でとても深淵。物語の世界がふわりと立ち昇ってくるようです。そしてその世界は、ただひたすらはちゃめちゃストーリーを通り過ぎていくのではなく、小さな石を一つ一つ積み上げて完成した堅牢なお城のもつ壮大さと、綿密さを兼ね備えたそんな物語ばかり。瞬間的な感動ではなく、地響きが足を伝って身体の芯に響くようなそんな力を持った作品ばかり。そして、その物語世界にどっぷり漬かる、その幸せ。 いい本を読みたくなる、そんな本です。
|
|
[ 文庫 ]
|
Wood‐block printing (Color books (14))
・Tomikichiro Tokuriki
【Hoikusha】
発売日: 1968-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,297円〜
|
・Tomikichiro Tokuriki
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 新書 ]
|
官能短歌秘集―109人の女性が詠んだわたしの悦び
【笠倉出版社】
発売日: 2005-07
参考価格: 890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,280円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
佐藤鬼房句集 (芸林21世紀文庫)
・佐藤 鬼房
【芸林書房】
発売日: 2002-04
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,277円〜
|
・佐藤 鬼房
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ − ]
|
春山神―句集 (ウエップ俳句新書)
・小島 千架子
【ウエップ】
発売日: 2003-10
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,277円〜
|
・小島 千架子
|
カスタマー平均評価: 0
|
|