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雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫) 海外ビジネスで成功する!―現地の人と一緒に成果をあげる経営戦略 (春日文庫) 福澤桃介式 (PanRolling Library) ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書) 新しい資本主義 (PHP新書) 経済学の方法に関する研究 (岩波文庫) 超訳『資本論』第3巻 完結編-「資本主義」は、なぜ人々を不幸にするのか? (祥伝社新書154) ケインズ (講談社学術文庫) 伸びる会社は女性の使い方がうまい―いま注目されている企業の秘密(ノウハウ) (21世紀ポケット) アメリカの民主主義〈下〉 (講談社学術文庫)
雇用、利子および貨幣の一般理論.. 海外ビジネスで成功する!―現地.. 福澤桃介式 (PanRolli.. ハイエク 知識社会の自由主義 .. 新しい資本主義 (PHP新書) 経済学の方法に関する研究 (岩.. 超訳『資本論』第3巻 完結編-.. ケインズ (講談社学術文庫) 伸びる会社は女性の使い方がうま.. アメリカの民主主義〈下〉 (講..


雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)

・ケインズ
【岩波書店】
発売日: 2008-03-14
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)
ケインズ
John Maynard keynes
カスタマー平均評価:  5
「教科書通り?」に失敗した日本
一回目に読んだ時にはチンプンカンプン。巻末の解説、さらに他のケインズの解説本を読んだ後、再度読み返してみてほぼ納得したものの、まだ解らない箇所あり。それほど難解ですが、読み込む価値は十二分にある本です。 古典と言うよりは今明らかに通用する提言がなされており、今回の世界金融危機でケインズが見直されることは間違いないでしょう。下巻では貨幣賃金の切り下げがどんな弊害をもたらすか、詳しく論じられています。日本の失敗ぶりなんてまさに「教科書通り」で、「お見事!」と呆れるしかありません。。。
間宮さんの大胆な”意訳”によって画期的に読みやすくなった「一般理論」。 決して訓詁学的には読まないでほしい。,
下巻ではケインズが批判の対象にしたピグーの「失業の理論」を取り上げています。最後はケインズの社会哲学触れていますが、これを読むと、ケインズがこの本を書くまでに、過去の多くの経済学者の考えを学んだ上で自ら消化していることが感じられるでしょう。巻末の宇沢弘文氏の解題は非常に価値のあるものです。この上下巻を読む前に、この解題を読んでおいた方が、より理解が深まるかもしれません。 この本は「一般理論」となっていますが、ケインズが大恐慌下と言う状況で書いた「必ずしも一般的とは言えない」書物であると言うことは意識しておく必要があるでしょう。 最後に、ケインズの本を読むにあたっては、決して訓詁学的に読んでほしくないと思います。 官庁エコノミストの大物の金森さんの回想によると「一般理論」を何度も読み込んでいた宮沢喜一さんが経済企画庁長官の時、「金森君 こういう場合、ケインズだったらどうするだろうね」と何度もおっしゃったそうです。これこそ、「一般理論」を訓詁学的に読むのではなく、そこからケインズ的考えを学んだ素晴らしい例だと思います。
これぞ、名著!
 ケインズ「一般理論」の新訳という今回のはらはらどきどきの企画、結果的に大正解であった。特に、この(下)巻であの宇沢弘文が解説を書いているのだ。この解説が実にいい。この解説と訳者間宮による「若干の覚書」、これで「一般理論」が現代に通ずる道を開いてくれている。  (上)巻の間宮による序文に「・・・・・彼の理論もまた決して死んでいない。時代環境に適応できずに自然死したわけではなく、もしも死んでいるように見えるとするならば、それは「殺意」をもって、「殺された」のである。ケインズ理論は、新しい理論によって棄却されたのではなく、新自由主義的世界とそのイデオロギーにとって不都合だから葬り去られたのである・・・・・」という一文に間宮の並々ならぬこの翻訳にかける意気込みが感じられる。  そして、宇沢の「解題」、決してケインズ賛美ではないところがいい。「イギリスによるインド植民地支配は、人類の長い歴史の中でも、もっとも残忍、冷酷で陰惨をきわめたものの一つであった」と述べ、このことを不問にしてポンドとルピーの為替レートの研究に情熱を注ぐケインズに対して、「つよい違和感を覚える」といっているのだ。    肝心の本文であるが、「一般理論」を読破した事がない者でも、他の一般的なマクロ経済学の教科書でケインズをそこそこ勉強したことがある者にとっては、本書は目からウロコがぼろぼろ落ちる。おくればせながら「ああ、そうだったのか」と納得できる箇所を多々発見することができる。  そして、なるほど名著とはこういう本のことを言うのだと納得させられる一冊である。
原著を対比させたら間宮訳になる
 「一般理論」の下巻です。後半部分ではケインズが批判の的にしたピグーの「失業の理論」を取り上げています。最後はケインズの社会哲学で纏めて、巻末の宇澤氏の解説で締めくくっています。その解説も非常に丁寧です。塩野谷訳も良いのですが、原典と訳がしっくり来ない部分がありましたが、間宮訳ではこれらが解決されています。間宮氏が上巻で述べているとおり平明な訳文にしたことには大きな意義があります。初学者が手にとっても読みこなせるように配慮されているところが間宮訳の素晴らしいです。残念ながら東洋経済の塩野谷訳ではそうはいきませんでした。塩野谷訳にも親子で手がけた自負があるでしょうが、時代と共に訳は進みます。塩野谷、間宮と2つの訳文が併売されることになります。翻訳が時代と共に良くなるのは明かです。「資本論」も高畠訳、長谷部訳、向坂訳、岡崎訳があり順を追うごとに訳が洗練されています。この「一般理論」もこの様な物と考えれば良いことなのです。東洋経済版と岩波文庫版選ぶのは個人の自由ですが、訳文の正確さ、丁寧さ読みやすさを総合すると間宮訳を強く推薦します。  今度は「価値と資本」あたりが改訳版が出ると嬉しいのですけど。 一般理論を上下巻読み込んで、ケインズの意図、思想などをこの文庫で十二分に味わって下さい。

海外ビジネスで成功する!―現地の人と一緒に成果をあげる経営戦略 (春日文庫)

[ 文庫 ]
海外ビジネスで成功する!―現地の人と一緒に成果をあげる経営戦略 (春日文庫)

・荒幡 耕作
【春日出版】
発売日: 2009-02
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 910円〜
海外ビジネスで成功する!―現地の人と一緒に成果をあげる経営戦略 (春日文庫)
荒幡 耕作
カスタマー平均評価:   0

福澤桃介式 (PanRolling Library)

[ 文庫 ]
福澤桃介式 (PanRolling Library)

・福澤桃介
【パンローリング】
発売日: 2009-06-19
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
福澤桃介式 (PanRolling Library)
福澤桃介
カスタマー平均評価:   0

ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)

[ 新書 ]
ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)

・池田 信夫
【PHP研究所】
発売日: 2008-08-19
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)
池田 信夫
カスタマー平均評価:  4
インターネットとハイエク
ハイエクに興味があって、読んでみました。 後半のインターネットとハイエク等の(著者の)言説については、非常に面白く読めました。 ただ、ハイエクを紹介するというよりは著者の持論を展開するのにハイエクを引用しているという事になるのでしょうか。
ハイエクって誰?
最近ハイエクという名前をよく耳にしますが、自由主義経済を主張した経済学者と いうことぐらいしか知らず、どういう人なのかよくわかりません。 そこで、とりあえずどんな人かを知ろうと思ってこの本を読んでみました。 読んでみて思ったのはやっぱりよくわからないということでした。 どうもその人となりというか、具体的なイメージが浮かんできません。 とりあえず一般的なハイエクのイメージとしては、 強力な市場主義者で反社会主義者であり、 ケインズと論争を繰り広げ、当時は敗北してしまったが、 後にイギリスのサッチャー首相が彼の本を重用したり、 ノーベル経済学賞を受賞したりとハイエクは時代の主流となり、 その後のグローバル資本主義への流れに先鞭をつけた人という感じです。 ハイエクの思想の根底には不確実性というものがあり、将来の市場の 動向は予想できないため、政府が余計な介入をして市場を混乱させる ことはやめて、市場の調整機能に任せるべきだと主張しているようです。 完全な知識に基づく完全な市場などありえないと説き、計画経済を否定し、 全てをコントロールできるという官僚の思い上がりを徹底的に批判します。 各個人が断片的な知識を持って行動すると、あたかも社会が一つの計画に 従うような現象を「社会的な心」として市場のメカニズムを捉えるのは アダム・スミスと同様の考えのようです。 ハイエクはこのような知識の分業という、今日のネットワーク社会を予見 したような考えを提示しており、現代における知的所有権の問題などに 対しても参考になる部分が多いようです。 私の印象としては、ハイエクの思想はアダム・スミスの思想の現代的展開 という感じに思えますが、どうなのでしょうか。 この本では多数の学者や思想家の名前が出てき、多種多様な概念にも触れて いますが、知らない人にはちょっとついていけないのではないかと思います。 文体は平易ですが内容はそんなにすんなりとは理解できませんでした。 たぶんこの本はハイエクについての入門書というよりは、ある程度の知識の ある人が全体の中でのハイエクの位置づけを認識するための手がかりとなる ような類の本ではないかと思いました。 元々この本はハイエクの本を紹介する目的で書き始めたものがどんどん内容 が膨らんでいったということのようですが、ハイエクの実像を掴むには紹介 されているハイエクの著書を読むか、他のハイエク解説本などを読むなり する必要があるように思います。 著者の言うように、ハイエクの現代的意味を考えるための一助となる本なの ではないかと思います。
資本主義経済の行き詰まり
資本主義経済の行き詰まりが懸念される昨今ではあるが、1930年代にこのような世界観を持っていたことは預言者のようだ。資本主義による利鞘の奪い合いは限界に近づき、それを管理する制度や構造の疲弊も現れている。ハイエクの思想は、主成分として日本、欧州、米国の経済状況の打破に役立つであろう。しかし主成分は同じでもその処方は大きく異なる。日本に必要なのは官民あわせた構造改革だろう。米国には、適切な規制が必要だろう。欧州では欧州統合に参加した個々の国家の役割分担と再統合が必要だろう。本書で引用されていた「よい壁はよい隣人を作る」という古いことわざがハイエクの思想のエッセンスであると考える。
経済学についてはわかった
面白かったが、ハイエクについてはそんなに深く理解できなかった。 どちらかというと著者の主張の方が強かった。 ハイエクを中心においているが、“経済学”全般に対する著者の意見が主役である。
ずるい。
本書の冒頭“はじめに”(の最後の方)に「本書の読者が、ひとりでもハイエクの本を読んでみようという気になれば、本書の役割は達成される」とある。 初っぱなから文句を躱すための逃げ口上ですかい。 ちんぷんかんぷんと言うほど難解な本ではなかったけど、経済学の基礎知識(マルクスとケインズの理論の区別がつくなど)が無いと、よく理解できない本である。だったら“はじめに”で、「この本を読むにはそれ相応の経済学の知識が必要である」旨、書いておいて欲しかったよ。

新しい資本主義 (PHP新書)

[ 新書 ]
新しい資本主義 (PHP新書)

・原 丈人
【PHP研究所】
発売日: 2009-04-16
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
新しい資本主義 (PHP新書)
原 丈人
カスタマー平均評価:  4
理想には賛同するが、上から目線がちょっと気になる
金融資本主義の誤りを指摘したり、公益資本主義の提唱という部分には、 大いに賛同するものがある。だが、途上国援助の部分については、 地に足がついていないような、また、上から物を言うような印象が 残る。 最貧国に対して、ワイヤレスブロードバンドを活用して、高精細画像の 双方向通信で医療や教育をする、というのは、基本的な食料や治安が 確保されていない国で、果たして有効に機能するのか、と思ってしまう。 タンパク質の含有量が高く、生産効率が高いからといって、 牛肉にかえて、スピルリナという藻からつくった粉末食料を 人々が食べるだろうか? 日本の若者が貧困国に行ってマイクロクレジットを展開する活動なんて 本当に機能するだろうか? もう少し、これらの部分について、理念的なことだけではなくて、 具体的な中身、実現する手段、実現可能性を説明してもらいたかったと 思う。
世の中への貢献こそが価値
先が見えなくて自信を失いかねない日本人に、将来の明るさを示してくれます。ただしその想定のように物事が進めばという仮定が入りますが。 最初は資本主義の問題点の捉え方と対処法に「なるほど」と思いながら、具体性がないと感じていたら、途中からは思い切り具体的な自伝が開陳され、少しうんざり。でもアフリカの貧困のための行動を読んで、「うんざり」は吹き飛びました。 第5章の「エネルギーと食糧はマーケットに任せるな」「ストックオプションは毒」など、「世の中への貢献こそが価値」という明快な理念は、米国のデファクトスタンダードよりも日本人にあったわかりやすく素晴らしい考え方だと思います。 蛇足:米国もGMの救済などにうつつをぬかすべきではないでしょう。例えば音楽の世界でCD→iPODの流れの中であだ花はMDでした(私も持ってます)。自動車ではエンジンには難しい技術が必要で、ハイブリッドもその延長にありますが、性能のいい電池が出回ればモーターを廻すだけ。自動車メーカーの存在意義はなくなります。本書の主幹産業の衰退を読んでいるときに感じました。
行動力、実践力に裏打ちされた小気味良さ
 金融資本主義を批判する本は巷にあふれていますが、著者自身がベンチャーキャピタリストとしてアメリカで長いキャリアを持っていることが、著者の論点・主張をとても説得力あるものにしています。「世の中への貢献こそが価値」という考え方が日本には昔からあり、それを著者は「公益資本主義」と名付けます。そしてその実現に向かって著者は多彩な活動を行ってます。活動の内容の一部はこの本に出てきますし、さらに興味のある人は『ほぼ日刊イトイ新聞』の『とんでもない原丈人さん』シリーズを読むことをお勧めします。  『21世紀の国富論』と内容的に重複する部分も少なくないものの、改めてこの著者の行動力・実践力に敬服させられました。自分的には、バングラデシュでのワイヤレスブロードバンド・インフラ整備プロジェクト(教育や医療の遠隔サービス)とボツワナ等でのスピルリナ・プロジェクト(飢餓対策)の話に特に感銘を受けました。この本を通じて多くの人に知って欲しいと思いました。
Thought Leaderとしての原さんに触れられる一冊
端的に非常に感銘を受けた。精緻な理論、膨大な例証、多様な分析、諸説の参照といった”立派で””賢く””スマートな”内容とは言えず、突っ込みどころも満載かもしれない。経済学者やアナリストやコンサルタントの多くが、それぞれに理論武装された論を展開し、しばしば政府や企業や団体に何かを実行させる。結果としてうまく行くことはない。失敗してから「懺悔の書」を出したり、昔の経済学を懲りずに引っ張り出したり、神のように崇めていたリーダーを一転して批判する。右を向けという者もいれば、左が正しいという者も居る。経済学もマーケティングも所詮その程度の浅知恵と思うべきなのだ。自然科学ですら永遠に仮説でしかないのに、例外だらけの社会科学に正解を求めるべきではない。世の中を良くして行くための創造活動に求められるのは、浅知恵を超えた理念であり理想であり、それを未来の蓋然にまでするという揺ぎ無い意思と実行力である。そう考えている私としては、筆者の思想と行動そのものが評価に値するのであって、まさに自らが世界をよくしていこうと行動する”Thought Leader”たる原さんの強い意志を感じることの出来る一冊だ。麻生総理が外相時代に”Thought Leader”を「実践的先駆者」と訳したが言い得て妙だと思う。
ディジタルコミュニケーションに対する根本的な誤解?
 そもそもサーバクライアント環境、RDB、コンピュータは人間同士の通信に開発されたものではないので、「パソコンはe-mailに向いていない」とする著者の批判は「カーオーディオの音質はいま一つ」と言うに等しく、当たり前に過ぎる。インデックスファブリックによって検索に要する計算量を軽減したXML-DB、「PUC」なるマルチメディアパーソナル通信機器、PeerToPeer環境の発展、が著者のいう「次世代IT産業」の3本柱のようだが、言い換えれば個人情報.xmlをiPhoneのような個人端末間でやり取りする仕組みを作れ、ということ。PtoPにつきもののWinny騒ぎに代表される技術的問題にも、ケータイ依存症等IT時代の社会的問題の側面にも全く触れていないが、そのような問題のほうが大切なのではないだろうか。そもそも著者が斜陽と切って捨てる「コンピュータ産業」とは何か?WWW閲覧はコミュニケーションになるのか?最新のプロセッサ開発に演算速度の向上が従前どおり求められているのか?

経済学の方法に関する研究 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
経済学の方法に関する研究 (岩波文庫)

・メンガー
【岩波書店】
発売日: 1988-07
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 734円〜
経済学の方法に関する研究 (岩波文庫)
メンガー
カスタマー平均評価:  5
復刊されました
 この度、復刊されました。メンガーと言えば、ジェボンズ、ワルラスと共に限界革命を起こした偉大な経済学者です。そしてオーストリア学派の始祖です。彼が著した本は一般理論経済学が有名ですが、この本も有名です。方法論に関する彼の視点から書かれています。内容は素晴らしいですが、初版が1939年ですから旧漢字です。しかも読みにくいのが難点です。けど、読んでおかなければいけない作品です。原著を読まずに経済学を語る人間が多い人が多いですから、古典を読んで経済学とは何か考えてみましょう。

超訳『資本論』第3巻 完結編-「資本主義」は、なぜ人々を不幸にするのか? (祥伝社新書154)

[ 新書 ]
超訳『資本論』第3巻 完結編-「資本主義」は、なぜ人々を不幸にするのか? (祥伝社新書154)

・的場 昭弘
【祥伝社】
発売日: 2009-03-27
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 732円〜
超訳『資本論』第3巻 完結編-「資本主義」は、なぜ人々を不幸にするのか? (祥伝社新書154)
的場 昭弘
カスタマー平均評価:   0

ケインズ (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
ケインズ (講談社学術文庫)

・伊東 光晴
【講談社】
発売日: 1993-12
参考価格: 1,313 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 731円〜
ケインズ (講談社学術文庫)
伊東 光晴
カスタマー平均評価:  5
将来が現在を決定するという新しい思想(流動性選好理論)
「一般理論という意味は、ただちに理解されるように、完全雇用の状態だけでなく、 失業者が存在する場合をも含む理論であるという意味であり、古典派の理論は、 働きたいというものがすべて雇われているという完全雇用の状態にのみ妥当する (現実とかけはなれた)特殊理論であるということを、ケインズは明らかにしようとしているのである」 「ケインズは計量経済学に反対した。・・・それは行為の帰結を数学的期待値によって推定するということ自体が、 彼にとって帰結主義の代表であると考えられたからである。 確率によって将来が把握できるということは、将来を確定するということと変わりがない」 「将来がどうなるかわからない。それはもちろん不安と期待を生む。 ・・・そして今日のいろいろな事態が、将来への予想を変えることによって、今日を変えていく。 ・・・将来が現在を決定するという新しい思想をここに提出しえたのは、不確実性の世界を論ずるがゆえに、 帰結主義の立場をとることができないという、ケインズの功利主義哲学に対する徹底的な批判のうえに根ざしていた」 「予想(不安⇒流動性選好)は人によって多種多様であるというのがケインズ理論の前提になっている」 貯蓄美徳観を留保 = 累進課税の正当性 ⇒ 福祉国家(豊かな社会) 「豊かな社会を維持するためにはそれを維持するに十分な投資がなければならない。だがそれが実現しにくい。 このことが豊かな社会の問題であり、これが豊かな社会において失業を大量に生み出す原因である。これがケインズの認識である」 「従来の貯蓄観を変えることによって、累進課税を強化させた。それによる、平等化政策を推し進めたのである。 なぜならば、貯蓄は節倹という美徳の結果であって、たしかに資本主義は不平等を生み、 よくないけれども、その資本は美徳である貯蓄の累積なのであるという考えをもつ限りにおいて、 社会主義者を除いて、資本主義否定は生まれることがなかった。 資本主義の弊害を強く主張する人間も、貯蓄、節倹、美徳観のうえに立っていたからである。 ケインズは、このような考え方は一般的に妥当しないのであって、 有効需要の不足している経済のもとでは、貯蓄は有効需要の削減であり、不況深化であり、 社会はそれによって富の削減を被るということを主張したのである。貯蓄は必ずしも投資にならない」
これで約1,000円!
著者は自他ともに認める「ケインズ原理主義者」(根井雅弘)。経済理論史のオールラウンドプレイヤー=杉本栄一が京都大学に残した弟子(その伊東が京大に残した弟子が根井)。名著として名高い『コンメンタール---ケインズ『一般理論』』(宮崎義一との共著)が絶版で古本屋にもあまり出回らない現下,浅野栄一が有斐閣新書から出した『一般理論』の手引きと並んで,本書は最高のサブテキストだとされる。一日1,000円しか小遣いのないサラリーマンにとって,これを1,000円余りの文庫にした企画力が評価されるべき。ただ,水田洋と浅野と青木達彦という豪華な顔ぶれの共著であるはずなのに,伊東の単著であるかのような装丁は不思議。

I「現代経済思想としてのケインズ」,II「ケインズの生涯」(水田),III「ケインズの理論」,IV「ケインズと現代」という四部構成は,単行本時『人類の知的遺産』シリーズ編集局から課されたものだろうが(同シリーズ『ニーチェ』もそうだ),どれから読んでもよいほど各章が完結している。4頁にわたる索引まであるのは,わたしのような経済学音痴には嬉しい。これで1,000円。

「supplementary cost」「user cost」をめぐる適訳の提示にとどまらず,全集邦訳『一般理論』で訳された「不効用」より「負効用」が適切だと訴えているが,わたしもそう思う。“翻訳”を超えた“解釈”をめぐっても,全集訳者による説明を「誤りである」とするなど(151頁),わたしのような鈍(なまく)ら読者にさえ,理論解釈をめぐる緊迫感が伝わってくる。

モーリス・ドッブなどという真っ赤っかなマルキストが,じつはケインズの薫陶をうけていたという事実は衝撃的であったが,これを知ったのは本書を通じてではなかったかとおもう(本書表紙カバーが赤地なのは無関係だろう)。この副読本を読んで初めて『一般理論』に一歩近づけたという思いがあったが,その後の歩みがないのはわたしが悪い。しかし,三流大卒の一介のサラリーマンでさえその一歩をたった1,000円で踏み出せたとすれば,「『一般理論』を読むのはちょっと・・・」と躊躇している人にとって,この本は“買い”だ。


伸びる会社は女性の使い方がうまい―いま注目されている企業の秘密(ノウハウ) (21世紀ポケット)

[ 新書 ]
伸びる会社は女性の使い方がうまい―いま注目されている企業の秘密(ノウハウ) (21世紀ポケット)

・上之郷 利昭
【主婦と生活社】
発売日: 1987-10
参考価格: 785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 730円〜
伸びる会社は女性の使い方がうまい―いま注目されている企業の秘密(ノウハウ) (21世紀ポケット)
上之郷 利昭
カスタマー平均評価:   0

アメリカの民主主義〈下〉 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
アメリカの民主主義〈下〉 (講談社学術文庫)

・A トクヴィル
【講談社】
発売日: 1987-05
参考価格: 1,838 円(税込)
販売価格: 1,838 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 726円〜
アメリカの民主主義〈下〉 (講談社学術文庫) ※一部大型商品を除く
A トクヴィル
カスタマー平均評価:  5
建国時のアメリカでは「国よりも先にコミュニティーがあった」
19世紀、フランス人 トクヴィルがアメリカを訪れ、多くのアソシエーションやコミュニテーという、コミュニティーが社会の中で公共政策を実行の担い手となっているのを目の当たりにした。トクヴィルのいたフランスではその実行を政府が行い。イギリスでは大領主が行っていたのである。そして、そのような社会からアメリカに渡り、祭りのため・神学校・教会・病院・刑務所をつくるため、コミュニティーをつくり団結する様子は、新鮮であったのあろう。「国よりも先にコミュニティーがあった」との指摘が端的に表現している。当時の小さなデモクラシーの状況を知るには秀逸。
原文は星5個だが・・・
政治学およびアメリカ研究に関する不朽の名著。当然、星は5個。しかし、である。正直言って井伊玄太郎の邦訳はひどすぎないだろうか。意味不明の箇所があまりにも多い。その都度、英訳本を取り出し、「日本語訳を読んでいるのに、なぜ苦手の英語を参照しなければならないのか」とため息がでる。

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