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[ 文庫 ]
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自伝 土と炎の迷路 (講談社文芸文庫)
・加藤 唐九郎
【講談社】
発売日: 1999-02
参考価格: 1,029 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,000円〜
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・加藤 唐九郎
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カスタマー平均評価: 4
人と炎の芸術家の豪放磊落な生き様 陶芸の巨人=加藤唐九郎の自伝だけあって、交友や行動は豪快である。好奇心の塊のように、音楽、絵画、文学、歴史、宗教などに時に必要に応じ深入りする。当然、知人もそれらの分野にまで拡がる。戦後間もなく外国にも困難を押して出かけて行く。数々の業績はさることながら、また、出る釘は打たれること多く、毀誉褒貶にも見舞われる。牢屋暮らしもする。しかし、信念を曲げない無骨さ、反骨精神は強い。
陶芸という用語は、今でこそ普通に使われるが、彼が初めて使ったとのこと。陶芸家は職人か芸術家か、としばしば問われる点に関してもしっかりとした考えを述べている。その陶芸に向き合う考え方は随所に、彼にしてはさりげなく、書き連ねられている。特に、書名にも顔を出す土、その土が大切、とするところは彼の最大の特徴と思われる。
この本の書き振りは、日経新聞の「私の履歴書」(1981年当時連載)をベースにしており、とても読みやすい。
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[ 文庫 ]
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仮面ライダーファイズ〈2〉すごいぞ!ひっさつぶき (おでかけミニブック)
【講談社】
発売日: 2003-02
参考価格: 368 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,000円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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映画渡世〈天の巻〉―マキノ雅広自伝 (ちくま文庫)
・マキノ 雅広
【筑摩書房】
発売日: 1995-08
参考価格: 959 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,000円〜
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・マキノ 雅広
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ヨーロッパ陶磁器の旅―北欧篇 (中公文庫)
・浅岡 敬史
【中央公論新社】
発売日: 1999-02
参考価格: 960 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 999円〜
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・浅岡 敬史
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カスタマー平均評価: 4.5
ブルーを求めて デンマークといえばアンデルセン、チボリ公園、そしてロイヤルコペンハーゲン。
日本ではテーブルウェアとしては一番有名かもしれないね。
そのブルーフルーテッドの世界を、作った人達の歴史や現在の仕事、それに彼らを育んだ土地にいたるまで紹介されています。
本を読んでからお皿を眺めると、違う楽しみ方ができるかもしれません。
旅はデンマークにはじまりフィンランド、スウェーデンを抜けてオランダへ。
デルフトは陶器ですね。
自分が行く所にないだけかもしれないけど、日本にはあまり入ってないのかな。
本を最初に手にした時に、写真を眺めていてデルフトブルーが欲しくなった。
それでアムステルダムにて風車の模様のカッティングボードを買いました。
もったいなくて使えないので、飾り物になっていますが。
何度読んでも陶磁器を欲しいと思うだけでなく、旅情に誘われる本です。
人魚姫に会いにいきたい。 北欧 ヨーロッパの陶磁器を細かくシリーズ化してあってすごくわかりやすい本です。
特に北欧篇のフィンランド(アラビア社)は他ではあまり取り上げられてないのでマニアには必見です。
シリーズ全てそろえたら素晴らしいですよ?。ただもう廃刊になっているのでユーズド商品を買うしかないです!!
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[ 文庫 ]
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唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)
・千田 堅吉
【紫紅社】
発売日: 2003-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 900円〜
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・千田 堅吉
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カスタマー平均評価: 4.5
お手頃 NHKの「美の壺」という番組から「京唐紙」に目を開かれました。多彩な模様に渋い色合い。楽しい本です。 欲しい 平成9年に京都書院から出た単行本の文庫化。
唐長は、京都に唯一残る「京からかみ」の店である。江戸時代から、襖に使う唐紙をつくりつづけてきた。本書は、唐長に所蔵される六百数十種の版木をもとに、唐紙の文様を紹介したもの。11代当主の千田堅吉氏による解説も載っている。
すべてカラーであり、非常に美しい。文庫本で1260円という値段も納得できる。
唐紙に縁も興味もない人でも、手に取った瞬間に虜になってしまうのは間違いない。シンプルなデザイン、穏やかな配色、雲母を使った独特の掠れ具合と、実に魅力的だ。
すぐにでも唐長のお店に買いに行きたくなってしまった。
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[ 文庫 ]
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おめでとう―絵はがき集
・にわ ぜんきゅう
【エフエー出版】
発売日: 2005-03
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,800円〜
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・にわ ぜんきゅう
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ヨーロッパの街から村へ〈2〉―ポストカード版
・安野 光雅
【朝日新聞社】
発売日: 1999-09
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,000円〜
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・安野 光雅
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カスタマー平均評価: 4
可愛い絵葉書 使いやすい可愛い絵葉書集です。
ただ、ぱっとしないのが四枚ほどあります。
逆に、すごく綺麗で好きな友達に送りたく
なるようなのも五枚ほどあります。
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[ 文庫 ]
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中島敦全集〈2〉 (ちくま文庫)
・中島 敦
【筑摩書房】
発売日: 1993-03
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・中島 敦
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カスタマー平均評価: 5
印象的だったのは「悟浄歎異」 特に印象的だったのは「悟浄歎異」。西遊記を題材にした小説です。沙悟浄が孫悟空や三蔵法師の人物について語るという形式が採られています。何も考えていないようでありながら思索を行動にまで昇華させた悟空と、どこまでも内に内に思索を深めていく三蔵の対比は見事としか言いようがありません。そして、全くの対極にあるふたりが、人生を必然であり自由であると考える、その一点においてのみ一致しているという面白さ。小説というのは人物をここまで表現できるのかと思い知らされるような作品です。 必読! 学生時代、臆病な自尊心に共感を寄せ、才能溢れる李徴に自己を重ねながらも、それが僭越ではないだろうかと悩みに悩んだ方は多いのではないでしょうか。 中島敦の作品には、この“弱気”や“恐れ”といったものが常に暗い影を落としています。 哲学に溺れた結果、それに対する不信感を持つに至った悟浄、自己卑下のもとでいじけた生活を送る三造など、李徴の他にも魅力的な人物は尽きません。主人公に共感つつ、絶望しつつ、南洋からの手紙には心温まりつつ、中島敦の非凡さに圧倒される全集です。 文庫本3冊で全作品が読めるのでぜひ買って欲しい この巻に収録されているのは、前半が以下の小説群。
・わが西遊記
・南洋を題材とした短編群
・古俗
これは、「盈虚」「衛の荘公」「牛人」「魯の叔孫豹」という中国短編歴史小説群
後半は、彼の日記と書簡。 全集で読む愉しみ2 1に引き続き、他文庫に収録されていない作品の魅力を述べたい。 まず、特に自意識をもてあます読者に。’過去帳’に分類された「かめれおん日記」を読めば、元気が出て、あるいは更に悩んで突き抜けられる。後に文学史に名を残す文豪でさえ、世に出る前は、表向き淡々と書いていても、内心こんなに鬱屈していたのだ。 「狼疾記」は「かめれおん日記」と主人公、背景は同じだが、読後感は爽やかだ。皆に馬鹿にされる事務員のM氏にも矜持があり、借り物でない哲学がある。それを見出し、尊重する主人公には柔らかな感性がある。主人公が久しぶりの酒で独りくだを巻くところでは、読者の憂さもさっぱり晴れる。「狼疾記」のみなら岩波文庫にもあるが、二作はセット。「かめれおん日記」の孤独と憂愁に会ってこその快感だろう。 他、どうも怪しいが、どこか愛嬌のある老人との交流を描いて、味のある’南島譚’の「鶏」もはずせない。 書簡Tは、はじめミステリアスでついそそられ、次いで作家未満の悲しみに打たれ、やがて南洋から家族を気遣い、「土民を愛する」姿にほのぼのとする。 書簡Uは、幼い息子たちに宛てた南洋からの葉書と手紙と集めたもので、作家没直後から児童書とする企画があったほどである。 尚、他文庫にも所収の「わが西遊記」が持つ興趣は、私が言うまでもない。 苦しみを軽みに 「我が西遊記」が一番読ませる。おなじみ河童の沙悟浄がえらく哲学的なのには笑いを誘うが、彼をしてうんうんと悩み苦しめるのはそのまま中島敦自身が日々感じていた苦しみである。中島文学は、ひとつのテーマを様々のヴァリエーションで現したものであると思われるが、これは軽みやおかしみで仕上げてあり最高の作品のひとつといえよう。
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[ 文庫 ]
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グロテスクの系譜 (ちくま学芸文庫)
・アンドレ・シャステル
【筑摩書房】
発売日: 2004-04-08
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,000円〜
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・アンドレ・シャステル
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ことばの贈りもの
・川名 綾
【文芸社】
発売日: 2003-10
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・川名 綾
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カスタマー平均評価: 0
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