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[ 文庫 ]
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『資本論』を読む (講談社学術文庫)
・伊藤 誠
【講談社】
発売日: 2006-12-08
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 908円〜
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・伊藤 誠
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カスタマー平均評価: 4
かなり難の印象が否めないような… これを資本論の「平易な入門書」とするのは
あまりにハードルが高いような気がします。文
章がかっちりしすぎて読むのにかなり労力がい
りますし、専門的な学説もよく登場します。
まあよほどの決意と関心がある人でないかぎ
り、500頁弱もあるので途中で挫折するのでは…。
以上愚痴に近くなりましたが、ちょっと卑見を
述べました。 『資本論』のエッセンスを凝縮した新たな文庫がここに誕生! 本書のまえがきに印象的に述べられているように,終わろうとしているミレニアム最大の思想家として首位を占めたマルクス。彼の主著『資本論』に初めて接する人を主たる対象として,その学問的壮大さ・雄大さ・奥深さを明快な文章で解説した本書は,500頁弱と文庫としては分量が多いものの,たしかに最良の入門書の1つとなるに違いない。何よりも著書自身がいかに『資本論』に惹かれているのか,半世紀以上にわたる格闘を通じてもなお読みきれないほどの重厚さを秘めた大著であることへの多大なる敬意を,本書を通じてひしひしと感じる。著者もあらためて『資本論』の魅力を噛み締めている,そんな気にさせるのだ。われわれが現在も生活の基盤としている市場経済に基づく資本主義経済の原理的な仕組みと動態を客観的な学問的認識の体系として明らかにすることを目指した『資本論』とどのように向き合うべきか,その作法を本書から学び取ることができる(特に第18章の「資本論をどう活かすか」参照)。本書はまた,資本論の経済学が体制としての社会主義の理論的可能性をどのように基礎付けうるのか,その意味内容を原典に則しながら説明してくれてもいる。現代資本主義における新自由主義的なグローバリゼーションに内在する深刻かつ重層的な問題性を想起するまでもなく,「あきらかにマルクスはソ連型社会とともに葬られてよい過去の理論家ではありえない」(6頁)のであり,そしてまた,「いま主流派経済学のゆきづまりが深まるなかで,古典派経済学を批判的に継承している社会科学としての経済学の雄大な体系を構成した『資本論』による経済学の再評価と新展開があらためて切実に求められているのではなかろうか」(459頁)。著者である伊藤誠教授はこの3月をもって10年間に及ぶ國學院大學での研究と教育を終えられる。心からその労をねぎらいつつ,これからも本書をじっくりと堪能してゆきたい。
宇野派の重鎮が著した解説書 本書は東大名誉教授で、現在、國學院大學にて教鞭を執られている伊藤誠の著書です。宇野派第2世代の重鎮の書いた資本論の解説書です。著者はこれまでも「幻滅の資本主義」などを著しており精力的にマルクス経済学の普及に当たっています。本書も資本論を分かり易く解説しています。然し、宇野経済学なので宇野弘蔵の影響を受けている面は否めませんが、その点を割り引いても素晴らしい本です。近年、マルクス経済学に関する本が出版されにくくなっているので文庫本サイズですし読みやすいと思います。分量があるので結構、読み応えがあります。入門書としては最適だと思います。
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[ 新書 ]
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意思決定入門 (日経文庫)
・中島 一
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2009-05
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・中島 一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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土光敏夫の世界―“メザシの土光さん”再び (岡山文庫)
・猪木 正実
【日本文教出版】
発売日: 2009-03
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・猪木 正実
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カスタマー平均評価: 2
お勧めしません。 ネットなどにも載っているごくごく表面的なことしか書かれていないので、期待外れだった。
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[ 文庫 ]
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緑の資本論 (ちくま学芸文庫)
・中沢 新一
【筑摩書房】
発売日: 2009-06-10
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 900円〜
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・中沢 新一
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カスタマー平均評価: 5
中沢新一のイスラム論 一言で言って、本書は著者初めてのイスラム評価の書である。
思想とはいえ曲がりなりにも学問としての宗教学であるものの論述の中身に一旦立ち入れば鬱蒼としていてまどろっこしくちょっと気が引けてしまうだろうが、イスラム評価であると同時に本書はマルクス再評価であるところがまた恐ろしい。キリスト教と資本主義をどこまでも批判し乗り越えることを考えた時に、イスラムとマルクスを深く読み直すという作業を地道にかつ大胆に試行してみた結果、「新しい経済の思考が生まれてこなければならない」という明確な認識、試行錯誤の中に若干の希望もあり得る新しい時代到来の予感に達していて、現代の批判として途切れない。
好事家には実際大変申し訳ないが、それでも私は不満である。神の実在を否定したり、否定も肯定もしない立場からではなく、はっきりと肯定する立場からではあれ、それが神と人間、神と人間の経済の関係、構造の解明に留まり終始する以上、神とは何か、神とは何者であるか、がやはりまだ究極的に問われていないからである。ここに、資本主義が毒であるというイスラムとマルクスに共通する視点は確かに共有されているが、キリスト教に留まらぬ宗教そのものが毒である、そしてマルクス思想も結局究極的には毒であることが、保守派や自由主義派程度にも確認されていない、それにしても、資本や商品や貨幣が言語と同様に神にまつわって成立し今尚その影響を受けて変動しつつ成立している状況の分析に向かわせ得る思想として再評価され得、読み直され得る、というのは知的な訓練としては面白い話であることには間違いないだろう。
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[ 新書 ]
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誰にでもわかる就業規則作成の知識
・吉川 照芳
【経営書院】
発売日: 1991-10
参考価格: 1,121 円(税込)
販売価格: 1,121 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 900円〜
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・吉川 照芳
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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ビジネス頭1分間トレーニング 仕事の効率がぐんぐん上がる思考術 (その1分があなたを変える!)
・西村 克己
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2009-05-23
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・西村 克己
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カスタマー平均評価: 5
ビジネスマンは一度は読んでおくとよい 2ページ単位のクイズ形式に引かれて手に取りました。
10年サラリーマンをしていますが、ビジネスシーンではいろいろな分岐点が出てきます。もちろん、その分岐点は1件1件異なるのですが、実は、王道といってもいい「模範解答」があるようにも感じています。いろいろなスポーツの「型」といってもいいかもしれません。
この本は、そんな「型」をまとめて身につけられるので、とくに新人?2、3年目の社員におすすめです。また、若いころ、ろくな研修もなく現場に配属されてしまったベテランにとっても、自分の穴を埋めるために拾い読みするといいでしょう(ベテランであれば、本書の内容の多くをすでに実体験して、身に付けていると思いますが)。
ちょっと疑問に思ったのは受信メールの処理です。模範解答は「処理したらすぐに捨てる」とありますが、「言った、言わない」を避けるための確認メールは保存しておくべきでしょう。
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[ 新書 ]
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立ち上がれ中小零細企業 (ディスカヴァー携書)
・小林 延行
【ディスカヴァー・トゥエンティワン】
発売日: 2009-07-07
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 600円〜
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・小林 延行
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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財と社会のダイナミクス (叢書 ヒストリー・オヴ・アイディアズ)
・W.G. フリードマン ・S.A. ラコフ ・L.A. コーザー ・A. ブリッグズ
【平凡社】
発売日: 1987-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 899円〜
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・W.G. フリードマン ・S.A. ラコフ ・L.A. コーザー ・A. ブリッグズ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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資本論 (2) (国民文庫 (25))
・カール・マルクス
【大月書店】
発売日: 2000
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 899円〜
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・カール・マルクス
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カスタマー平均評価: 5
まさに今の労働現場でたたかう武器です。 絶対的剰余価値の生産と相対的剰余価値の生産。
いわゆる労働時間をめぐる闘いと資本の絶対的な命題である合理化をどうとらえるのか。
昔は非常に数式的に読んだ同じぶぶんが、新自由主義によって8時間労働制を粉々に砕かれ、
合理化の嵐になげだされた日本の労働現場という現実の中で読んだら、
これはもう目からウロコが落ち続けています。イギリスの労働者階級が資本の無制限の搾取欲求に対して一律の労働時間制限をたたかいとるためにどのようにたたかったのか。
また生産性の向上というものが資本主義的生産においてはただたんに資本の利潤を生み出すためにのみ行われるということと、それが革命の条件を生み出していることなど、
1巻も重要ですけど、この2巻だけでも労働者で読み合わせたら、みんなびっくりして、これは今の我々のことが書かれているという感想です。
もう日本の労働現場では当たり前になっている奴隷労働に対して、労働者が資本に対する怒りを取り戻すマルクス主義の核心がこの2巻にはふんだんに盛り込まれています。
これは「賃労働と資本」や「共産党宣言」を読んだだけでは絶対につかめない領域です。
現代革命の書として資本論を読みましょう!
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[ 新書 ]
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心を強くする指導者の言葉
・ビジネス哲学研究会
【PHP研究所】
発売日: 2009-05-30
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 898円〜
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・ビジネス哲学研究会
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カスタマー平均評価: 0
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