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[ 文庫 ]
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詩集 絹半纒 (幻冬舎文庫)
・百瀬 博教
【幻冬舎】
発売日: 2004-05
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,915円〜
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・百瀬 博教
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カスタマー平均評価: 5
懐かしくてせつない昭和の風景 free & easy誌への寄稿やテレビ出演、格闘関係など幅広い活躍の作家・百瀬氏の詩集。「日本最後にして最高の不良」と称される氏自身の原風景や思い出のかけらが集まって文になったような、せつなくて心にずしんと響く1冊。
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[ 新書 ]
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ヘラクレイトスの火―自然科学者の回想的文明批判 (同時代ライブラリー)
・E. シャルガフ
【岩波書店】
発売日: 1990-10
参考価格: 1,070 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,900円〜
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・E. シャルガフ
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カスタマー平均評価: 5
現代科学への批判。 高校の生物最後の授業で配られたプリントはこの「ヘラクレイトスの火」の一節「白き血、紅き雪」であった。ワトソン、クリックのようにノーベル賞を取るよりも、つまり世間的な名誉よりも、むしろこのシャルガフのような文章が書ける人間になって欲しい、と先生が話していた。ノーベル賞なんか取れないし、こんな難解な文章なんて書けるわけもない、と笑い声が上がった。その後分子生物学を学ぶようになって塩基対合の規則を発見したシャルガフ、そしてDNA二重らせんを発見したワトソン、クリックが分子生物学の中でどんな位置を占めたのかを少しは知るようになってから「ヘラクレイトスの火」全文を読んた。 決して一朝一夕には身に付けることのできない語学に裏打ちされた教養に畏敬の念を覚える他なかった。そしてまた、高校生のときに読んだ「白き血、紅い雪」でも触れられているように、最早「自然についてよりよく知りたいから」と、「科学」本来の目的であった「知ること」のために科学を志すことはできないのだと改めて実感した。 生命科学は今金儲けの手段に利用されているように感じる。科学は技術と最早不可分に結びついており、人間の福利厚生のために役立つのならそれにこしたことはないと思うが、幾分いそぎすぎているのではないだろうか。多くの人に読んでほしい本だ。
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[ 文庫 ]
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エドガー賞全集 下 ハヤカワ・ミステリ文庫 80-8
【早川書房】
発売日: 2000
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,900円〜
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カスタマー平均評価: 5
ダンセイニ「二壜のソース」を乗り超えた作品――「月下の庭師」 ◆「月下の庭師」(ロバート・L・フィッシュ)
淋しい郊外に住む夫婦がはげしい口論をし、その夜から妻の姿が消えてしまった。
それ以後、彼女の姿を見たものは誰もいない。
そして男は、その日から不審な行動をとり始める。
木の根に空気を吸わせるためといって、庭の桃の木を掘り起こした後、
また木を埋め直したり、地下室を掘ったと思ったら、車のトランクに
なにかを積みこんで遠出したりした。
そうした男の行動を見ていた隣家の女権拡張論者の未亡人が、警察に
調査するようにけしかけたため、男の家は何日間も徹底的に捜索される。
しかし、庭のすみまで掘り返しても、妻の死体はでてこない……。
ダンセイニ「二壜のソース」を下敷きにした作品。
「二壜のソース」を既読の読者からすれば、すぐに、あの「真相」を思い
浮かべると思いますが、それが巧妙なミスディレクションとなっている、
という趣向。
本作では、《二度殺された死人》という古典的なトリックを巧みにアレンジした
狡猾な計画犯罪が行われており、最後には怪奇小説的な戦慄すべき結末に
着地します。
◆「選ばれたもの」(リース・デイヴィス)
ルフスの家に、ヴァインズ夫人の手紙が届く。
そこには、ブライカン・コテージの賃貸契約を更新しない旨が書かれていた……。
孤独な老婦人の妄執を描いた一篇。
ルフスの様子を秘かに双眼鏡で観察している夫人
の姿からは、現代人に通じる、心の闇を感じます。
「世界を騙った男」は、桁外れの面白さにぶっとんだ海外短篇です 「奇妙な味」系の面白い海外短篇ミステリを数多く収めた本としては、『世界ミステリ全集18 「37の短篇」』(早川書房)とともに、最も堪能させられたアンソロジー。MWA(アメリカ・ミステリ作家協会)の最優秀短篇賞(1947?1980)を受賞した短篇ミステリが、上下巻にわたって33篇、収録されています。
ブラック・ユーモアの色濃い作品、読後ぞっとする作品、奇想天外な結末が待っている作品など、バラエティー豊かなミステリの一品料理を味わう楽しさ。こたえられませんね。
下巻に収録されている作品は、次のとおり。◆ローレンス・トリート「殺人(ホミサイド)のH」 ◆シャーリイ・ジャクスン「悪の可能性」 ◆リース・デイヴィス「選ばれたもの」 ◆エドワード・D・ホック「長方形の部屋」 ◆ウォーナー・ロウ「世界を騙った男」 ◆ジョー・ゴアズ「さらば故郷」 ◆M・F・ブラウン「リガの森では、けものはひときわ荒々しい」 ◆ロバート・L・フィッシュ「月下の庭師」 ◆ジョイス・ハリントン「紫色の屍衣」 ◆ハーラン・エリスン「鞭打たれた犬たちのうめき」 ◆ルース・レンデル「カーテンが降りて」 ◆ジェシ・ヒル・フォード「留置所」 ◆エタ・リーヴェス「恐ろしい叫びのような」 ◆トマス・ウォルシュ「最後のチャンス」 ◆バーバラ・オウエンズ「軒の下の雲」 ◆ジェフリイ・ノーマン「拳銃所持につき危険」 ◆クラーク・ハワード「ホーン・マン」
マイ・フェイヴァリットは、ウォーナー・ロウの「世界を騙った男」。作家のサマーセット・モームと、画家のポール・ゴーガンにまつわる途方もない物語。無類の面白さを持つ海外短篇の逸品中の逸品。ぜひ一度、ご賞味ください。
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[ 文庫 ]
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小説推理新人賞受賞作アンソロジー〈1〉 (双葉文庫)
・浅黄 斑 ・久遠 恵 ・村雨 貞郎 ・香納 諒一 ・本多 孝好
【双葉社】
発売日: 2000-10
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,868円〜
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・浅黄 斑 ・久遠 恵 ・村雨 貞郎 ・香納 諒一 ・本多 孝好
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カスタマー平均評価: 3
気合の入った作品ばかりです 小説推理の新人賞受賞作です。どの作品も、受賞作だけあって、引き締まって、気合の入ったものでした。いろいろな趣向の作品が楽しめます。 謎解きやトリックが面白い!というより、ストーリーの面白さ、文体などで、読ませる作品が多かった印象です。 新しい「お気に入りの作家」が見つかるかも?です。
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[ 文庫 ]
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湘南逗子での日々 (新風舎文庫)
・真船 和夫
【新風舎】
発売日: 2003-06
参考価格: 578 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,870円〜
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・真船 和夫
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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へんこつ なんこつ - 私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
・敬三 佐治
【日本経済新聞社】
発売日: 2000-11-07
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,859円〜
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・敬三 佐治
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カスタマー平均評価: 4
こんな時代 あなただったら サントリーの基盤をつくった人 佐治敬三
その生き方は 「やってみなはれ」
人柄温厚 ・・ 読んでみるとよくわかります。
日本の食文化、酒文化、文化を創った人の自伝です
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[ 文庫 ]
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現代俳句〈上〉名句と秀句のすべて (ちくま学芸文庫)
・川名 大
【筑摩書房】
発売日: 2001-05
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,856円〜
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・川名 大
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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福音歳時記
【ふらんす堂】
発売日: 1993-12
参考価格: 2,854 円(税込)
販売価格: 2,854 円(税込)
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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上田三四二全歌集 (短歌研究文庫 (17))
・上田 三四二
【短歌研究社】
発売日: 1994-09
参考価格: 2,854 円(税込)
販売価格: 2,854 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
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・上田 三四二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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十和田湖殺人事件 (トクマ・ノベルス)
・中町 信
【徳間書店】
発売日: 1986-05
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,850円〜
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・中町 信
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カスタマー平均評価: 0
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