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認知療法が平易に説かれていて、その上試せるワークブックも兼ねたお得な本
周りの人を変えようと思ってもなかなか変わるものではないから、まずは自分が変わることとよく聞かされるが、待てよと思う。何でもかんでも自分が変わらなきゃと思うとつらくなる一方だ。 「自分の性格に合わない生き方をしようとするのは、自分を追い詰め、つらくするばかりです。まず自分を十分に知ること、そしてそんな自分に合った生き方をすること、それが本当の幸せを見つけたり、前向きに生きることができるポイントなのです。」 この本は『自分を変える大法則』ではなく、『生き方を変える大法則』を、優しく温かく教えてくれる。手に入り難いのが難点。
分かりやすい「認知療法」のススメ
うつに陥っていれば藁をも掴む思いで脱出方法を調べたり読んだりするが、この本は治療の一つでもある「認知療法」という方法をとても分かりやすく説明しています。生きにくさを感じている人は一度読んでみて損はなし「認知療法」が合うかどうかは人それぞれ。一見の価値ありの本だと思います。
もっとも手軽な認知療法の本
一番値段の安い認知療法の本。
　日本の認知療法の第一人者が書いているし、認知療法がどんなものか手っ取り早く知りたい人のために。
　近頃、わんさか出ている認知療法の新書本や一般書の類を買うくらいなら、こっちをお勧めします。
精神科の認知療法を応用
　著者は、鬱病の治療に使われる認知療法の大家です。たぶん認知療法にかけては日本一でしょう。

　その認知療法を、健康な私たちの生活を支える人生観の転換に応用すれば、もっとのびのびと自分らしく自己実現していけますよというヒントが満載されたのが本書です。お読みになれば、「ほう、こんな風に現状を見直すだけでも考え方が変わり、心の掟から解放されてもっと自在に振る舞えるようになるのか」と、自分に関する小さな発見がいっぱいありますよ。