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[ 文庫 ]
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資本論を読む〈中〉 (ちくま学芸文庫)
・ルイ アルチュセール
【筑摩書房】
発売日: 1997-01
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,438円〜
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・ルイ アルチュセール ・Louis Althusser
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カスタマー平均評価: 4
もはや二度とまともに読まれることはない<古典> よくアルチュセールは、テクストを読むことはどういうことであるのか、という問題提起をしたといわれる。アルチュセールは、「読む」という行為を見直し、「徴候的読み」でもって、マルクスの著作を読み解こうとする。 けれども、このアルチュセールたちの試みが、60年代のマルクス主義にひとつの示唆を与えたとはいえ、その熱狂と一連の仕事は、いまではまったく意味を持たなくなっている。そもそもアルチュセールたちが吟味しようとした『資本論』そのものに、誰もが意味を見出せなくなっている。 この現状のなか、いま問われるのはアルチュセールたちの行った「読み」ではなく、マルクスとは何者で、その著作は何であったのか、という根本的な問いであろう。 そのさい、レーニンやスターリンがマルクスやマルクス主義を歪曲したのであって、ソ連をはじめとする社会主義国の失敗の責任をマルクスやマルクス主義に押し付けることには無理がある、という考えはとらない。あきらかに失敗の責任は、マルクスにある。マルクスに責任はないように発言する人がいまでもいるが、それはもっともマルクスとはかけ離れた読みであろうと思う。自分の著作に責任を持つことが思想家とその著作の最低限の役割であるからだ。 もはやあのときのようなマルクスは復活しないいまこそ、時代を知るために一度手にとって目次だけでも読むことを薦める。だが、中身はまったく意味不明なので、よほどの人でない限り最後まで読むことは出来ないだろう(私もその一人だが)。 現代思想の古典 アルチュセール学派の完全訳。現代思想の古典。
中巻は全文アルチュセール「『資本論』の対象」。
「したがってマルクスの経済学批判は実にラディカルである。それは経済学の対象を問いただすだけでなく、経済学それ自体を対象として問いただすのである」
「理論的反人間主義こそが真の実践的で有効な人間主義の方法だ」とする著者は、プラグマティズム、古典経済学のイデオロギー性をその人間主義と言うイデオロギー批判から解き明かす。
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[ 文庫 ]
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資本論を読む〈上〉 (ちくま学芸文庫)
・ルイ アルチュセール ・ピエール マシュレー ・ジャック ランシエール
【筑摩書房】
発売日: 1996-10
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,424円〜
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・ルイ アルチュセール ・ピエール マシュレー ・ジャック ランシエール ・Louis Althusser ・Pierre Macherey ・Jaques Ranci`ere
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カスタマー平均評価: 4.5
マシュレー「『資本論』の叙述過程について」、スピノザ的マルクス読解 マシュレーは本書収録の「『資本論』の叙述過程について」のなかで、『資本論』は観念論の批判つまり科学的批判のレベル(理論、推論の形式、交換価値)と経験主義の批判のレベル(理論的実践、内容の概念、使用価値)の言説が同時進行していて、交わらないとしている。少なくともヘーゲルのいう意味での弁証法的には推移していないという。
マシュレーは明らかにスピノザの並行説を援用しているが、これは説得力のある読みだと思う。
マルクスは同じ用語を使っているので読者のなかで両者は交差してしまうのが混乱のもとといえる。
マルクスがスピノザを称して「スピノザの体系は本人が思ってるのとは違う体系のなかにある」と言ったと同じことがマルクスの方にこそ言えるのだ。
経済学的成果を取り出すべきだと考える人もいるだろうし(宇野弘蔵)、思考の原型を取り出そうとする人もいるだろうが、マシュレーの指摘は今日的な『資本論』の読みの出発点と言えるものである。
マシュレーの短い論考を収めた上巻だけでも入手しやすく出来ないだろうか、 アルチュセール理論のとっかかり 中巻所収の「資本論の対象」は長いし、『マルクスのために』は今では解りにくい時事的叙述が多く予備知識なしでは少し大変。そうなると、アルチュセール初心者は、この上巻所収の「『資本論』からマルクスの哲学へ」から始めるのが一番ではないかな、と思う。兆候的読解にかかわる議論が中心だが、プロブレマティック(問いの構造、問題設定)や認識論的切断、イデオロギーの問題についても説明されている。 「見えている」のに「見えていない」もの、「問いの欠如」、精神分析の「反復」概念の導入、共時態‐通時態の概念への批判など、刺激的な議論は随所にある。 あと、ここからさらにアルチュセールの著作に進むのであれば、普通に中巻に進むのもいいけれど、『マルクスのために』所収の「唯物弁証法について」を続けて読んでみるのがいいのではないだろうか。「『資本論』からマルクスの哲学へ」は、「唯物〜」の議論を直接的に引き継いで発展させている気がする。 現代思想の古典 アルチュセール学派の主著、完全訳。現代思想の古典。
上巻はアルチュセール「序文『資本論』からマルクスの哲学へ」
ジャック・ランシエール「『一八四四年の草稿』から『資本論』までの批判の概念と経済学批判」
ピエール・マシュレー「『資本論』の叙述過程について」
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[ 新書 ]
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平等か効率か―現代資本主義のジレンマ (1976年) (日経新書)
・A.M.オーカン
【日本経済新聞社】
発売日: 1976
参考価格: 504 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,377円〜
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・A.M.オーカン
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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数字のよみ方 (電車でおぼえる営業マンの基本)
【大栄出版】
発売日: 1994-10
参考価格: 1,020 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,328円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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人本主義企業―変わる経営変わらぬ原理 (日経ビジネス人文庫)
・伊丹 敬之
【日本経済新聞社】
発売日: 2002-03
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,313円〜
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・伊丹 敬之
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カスタマー平均評価: 5
タイトルのインパクト+ 「人本主義」なんとインパクトの強いワーディングであろうか? そのインパクトの強さゆえに「人本主義」という言葉は多くの注目を集め、毀誉褒貶にさらされるのであろう。 しかし、実際にこの本を丹念に読み込んで著者の論理や真意を汲んだ上で、議論しているヒトはどれくらい居るのだろうか?多くの批判は各自が勝手に作り上げた「人本主義」というイメージを基に行われている気がしてならない。 本書は、実証という面からは疑問もあるが、論理の切れ味には凄いものがある。20年を経て売られ続けているのは、タイトルのインパクトだけではないだろう。 会社は誰のものなのか? 会社は誰のものなのか? コーポレートガバナンスと呼ばれるこの問題に 私達は何と答えればよいだろうか? そしてこの問題に対して私達が潜在的に抱いている答えは何なんだろうか? 少なくとも現代多く見られるような株主主権論ではなかったはず…。 いつの間に日本人は自分達のやり方にこうも自信をなくしてしまったのか? 戦後日本経済を高度成長させた、日本人の経営のやり方に もう一度帰るべきである。 グローバルスタンダードという名のアメリカンスタンダードに 流されてはいけない。惑わされてはいけない。 この本には今も続く経済の混沌を打ち破る術がある。
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[ 新書 ]
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岡部寛之の最後の相場術―無手勝流こそ究極の生き残り法 (トクマブックス)
・岡部 寛之
【徳間書店】
発売日: 1987-01
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,200円〜
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・岡部 寛之
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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バーナード経営者の役割 (1979年) (有斐閣新書―古典入門)
【有斐閣】
発売日: 1979-08
参考価格: 578 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,100円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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人物で読む経済学史
・古家 弘幸
【ふくろう出版】
発売日: 2007-04-10
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,798円〜
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・古家 弘幸
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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すぐれた組織の意思決定―組織をいかす戦略と政策 (中公文庫)
・印南 一路
【中央公論新社】
発売日: 2003-05-23
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,056円〜
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・印南 一路
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カスタマー平均評価: 5
人の認知限界を超える執念深い事典並論述が続く。組織の意思決定論は常に動的観察必要。 印南一路先生の著作3冊を読み終えるまで、すでに認知限界を超えてしまい時間がかかった。多角的な視点と語義の詳細な解釈に結びつけた意味づけと重要な学説を許すかぎり解説し、考えた上にさらに思考を重ねるという研究姿勢で論述する。根負けしない方に、おすすめする。
特に本書は、個人の意思決定ではなく組織としての意思決定であり、組織そのものにも当然、議論が及ぶ。組織をどう扱うかは、D・S.ピュー、D・J.ヒクソン『現代組織学説の偉人たち』に65名の組織学説が載っているほどの、巨大なフィールドである。さらにその組織論は、経営学のひとつの研究分野でもある。経営学の必須「権威」者は、ざっと見て、J・ボイエット、J・ボイエット『経営革命大全』には79名が紹介されている。このような分野で、組織の目的とは何か、から問題意識を提示してゆく。
面白い理論的観点を学んだ。こうなったら、ああなるという仮説の集合体を「世界モデル」と呼ぶ。好みや価値判断を「価値モデル」と呼び、価値要素の中での好みと価値要素間での好みの二つがある。組織の場合に、組織成員が同じような意思決定をしたり、相互の作用を繰り返す場合の基礎前提となる共通基準があり、これを「組織文化」と呼ぶとする。これは、前提と呼んでいるように仮説ではあるが、繰り返し行動の規範となっており、成員にとっては真理に近い。かような組織成員が共有する基礎前提として共有する世界・価値モデルのセットを「組織の真理モデル」と呼ぶ。これを用いることで、戦略の目的体系、個別戦術などを考察する上で有効性を問いやすくなる。概念的に、組織の目標である存続と意思決定に向けてぶつけやすくなる。このような理論展開は、我々の認知限界内で思考の試行を行いやすくするものと考える。「存続」と「規模の拡大」とは異なる。
カバー・意匠・色悪い。目次詳しい。索引あり。ひもあり。付録、簡明直截明解。 意思決定 日本の大学学部で、 意思決定に関する講義科目を持つ大学は 非常に少ないと聞いております。最近の政策系学部においては 学部レベルで意思決定論の講義がありますが 一体、意思決定論とはどういうものなのか。 これらは、MBAコースで学んだ者だけの科目なのか。 意思決定論について、 わかりやすく、まとめられており 意思決定についてイントロダクションを学ぶテキストとしては おすすめです。 これが意思決定か! 組織の意思決定というものを考えた時、大きくわけて 戦略的意思決定・業務的意思決定・管理的意思決定にわかれている。様々な書籍で個々意思決定については書かれているが、この本のように組織の意思決定の全体像をあきらかにしているものは少ない。全体像を最初に明らかにしているので、その後に述べられている組織構造の違いにおける意思決定プロセスの違いや意思決定を行う前提としての組織文化の影響などがわかりやすく論じられている。 同時に、一時もてはやされた日本的意思決定プロセスの問題点も論じられており、今後の組織を考える上で重要な示唆をあたえてくれる。 非常に読みやすくが理論的に論じられており、また、考えさせられる内容であった。 組織論の教科書として 「すぐれた、組織の意思決定」、と「すぐれた組織の、意思決定」という二つの意味を持つ、本書のタイトルが示すように、組織にとって望ましい意思決定とは、とすぐれた組織はどのように意思決定するのか、という事について、 規範的なアプローチと記述的なアプローチのバランスを取りながら、現実的な処方箋を示してくれている。 もちろん意思決定について書かれてはいるが、 組織論の優れた入門的な教科書としても読める。
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[ 文庫 ]
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わたしのお金ノート―節約生活 (2006) (祥伝社黄金文庫)
・山崎 えり子
【祥伝社】
発売日: 2005-10
参考価格: 550 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,024円〜
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・山崎 えり子
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カスタマー平均評価: 3.5
来年もぜひとも発売してほしいです もう、5年間愛用していて、とても重宝しています。著者が昨年偽装結婚で逮捕されたことを最近知りました。来年は発売されないのではないかと心配しています。著者が犯罪者であろうがなかろうが、良いものは良いです。来年もぜひとも発売してほしいです。 今年も出版してください。 私もここ5年使用しています。
メモ代わりにチョコチョコと記入でき、加えてスケジュールをいれられて大変重宝していました。毎日お金が出て行く項目を自分で決めらること、医療保険の支出、カードの支出管理も良くできています。
山崎さんにいろいろな事件があったことは知っていますが、なんとかそこは切り離して出版してもらえると助かります。
詳伝社さんお願いします。 来年版もほしいなぁ・・・ 著者があんなことになったので来年度のは出版されないんだろうな
ぁ・・・。結構この家計簿は重宝してたんですけどね。家計簿つける習
慣がついたのもこのシリーズを買ったからといえます。残念だなぁ。
節約術のほうは興味がないのでこれだけ出版してくれればいいです。 真実はどうなの 「節約」関係書籍の第一人者で有名な山崎さん。
山崎家の実情を通じて節約を勧めてきたのですが・・・。
偽装結婚でつかまってしまいました。
なんか真実味が薄れ、読者が騙されていた気がするのは私だけでしょうか。 犯罪者の本 「公務員としてドイツで生活していろんな知恵を学んだ」とありますが、公務員経験もドイツ滞在経験もないそうです。あるのは戸籍を買って警察に逮捕されたことでしょうか。
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