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[ 新書 ]
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企業の自由―利潤追求は“悪”か (1974年) (日経新書)
・壱岐 晃才
【日本経済新聞社】
発売日: 1974
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,340円〜
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・壱岐 晃才
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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産業連関分析入門―経済学入門シリーズ (日経文庫)
・宮沢 健一
【日本経済新聞社】
発売日: 2002-06
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3円〜
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・宮沢 健一
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カスタマー平均評価: 2
やはり入門書ではない 産業連関分析を始めて5年近くになりますが、入門書としてこの本は全く役に立ちませんでした。初心者が読んでも分からず、すぐ挫折するのでは。
今は絶版になっていますが、静岡大学名誉教授土居教治氏の著作「はじめよう産業連関分析」が初心者から中級者まですぐに理解できる本だと思います。
この本で理解するとともに、行列・線形代数を少し勉強すれば、誰にでも産業連関分析はできるようになると思います。
私は、この本はお勧めしません。
入門向けかどうかはともかく良書 産業連関分析について明確かつ的確に網羅されているという意味で良書だと思います。
そもそも複雑な問題や難しい問題について易しく記述しようとするといい加減な表現や的外れな書き方になる場合が多いものです。
これ一冊あれば産業連関分析についてわからない点やあやふやな点があればすぐ確認できる、必携の一書だと思います。 入門というには難しすぎるのでは? 本書の説明は、行列の展開を中心に進むため
事前知識として行列の演算に熟知しておく必要があるだろう。
特に逆行列や転置行列の扱いに慣れておく必要がある。
しかし問題なのは、そういった行列の演算になれていたとしても、
行間の説明が不親切なため、非常に読解が困難な点だ。
また、専門用語が定義なしに使われたりするためか、日本語としても意味がわからない部分が多々ある。
以上の理由から「入門」という表記はあまりふさわしくないという印象だった。
産業連関を熟知した人にとっては、安価でありトピックがコンパクトに網羅されていて良いのかもしれない。 入門書というにはちょっと 私の周りに何人か産業連関を研究している学生がいるが私と同意見。 第1章は何とか読めるが、それ以降とても入門書と呼べるレベルでなく 難解。値段と入門の言葉に惑わされて購入せず、もう少し高くともやさしい解説本を購入することをお勧めする。 もちろん、入門レベルでない人にとって見れば問題ないのだが。
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[ 新書 ]
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ビジネス予測の科学―眼力のスタミナをつけるために (トクマブックス)
・高瀬 外士
【徳間書店】
発売日: 1991-01
参考価格: 816 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,290円〜
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・高瀬 外士
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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マッド・マネー―カジノ資本主義の現段階 (岩波現代文庫)
・スーザン ストレンジ
【岩波書店】
発売日: 2009-01-16
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,287円〜
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・スーザン ストレンジ ・Susan Strange
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カスタマー平均評価: 4
国際政治経済学の視点から この書はおよそ10年前のアジア通貨危機のころに書かれたものであるが、
その時の著者の懸念が2009年現在世界同時恐慌により具現化している。
本書で著者は金融技術の進歩とグローバル化に伴い、当局の金融監督が
行き届きにくくなり、金融業者がより高リスクを選好し、他の関係のない
人々にまで悪影響を及ぼしていると指摘する。また、金融産業自体が他の産業、
たとえば製造業と比べ国家の規制に歴史的に左右されてきた。つまり、金融において
技術革新が起きたとしても当局が承認するかどうかはまた別問題である。
さらに、国際政治経済学の視点から経済学者、とくに新古典派経済学者の視点は
技術論に偏り、政治的観点、たとえば集合的行動の困難などの観点が欠け、現実的
ではないと批判する。
全般的に歴史的情報がふんだんにちりばめられており、金融史の勉強にはなるものの
予備知識がなければ理解が難しい箇所も多く存在する。しかしながら注が充実している
のでそれを適宜参照しながら読み進めればよいだろう。
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[ 新書 ]
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税務重要計算ハンドブック〈平成10年度版〉―平成10年5月1日現在
【中央経済社】
発売日: 1998-06
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,278円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ゆたかな社会 決定版 (岩波現代文庫)
・J.K. ガルブレイス
【岩波書店】
発売日: 2006-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,259円〜
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・J.K. ガルブレイス ・John Kenneth Galbraith
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カスタマー平均評価: 5
社会的バランス論の今日的重要性 ゆたかな社会では、喫緊の必要はほぼ満たされているために、それでもなお消費支出を増やすよりは、不測の事態に備えて貯蓄することになるだろう。つまり、財布のヒモが堅くなる。そのため、堅くなった財布の紐を緩めさせるための、あの手この手の誘惑=広告の重要性が増す。あってもなくてもよいような需要に人々を引き付けるためのあの手この手の工夫が凝らされるのと対照的に、医療や教育など、より基本的な必要がみたされていない人が放置される。このアンバランスさをアンバランスさとして問題視するのが、ガルブレイスの「社会的バランス論」だ。
そこで、課税と喫緊の必要をみたさねばならない人への補助を通じたバランスの回復が目指されることになる。実際、北欧の福祉国家形成にも影響を与えたそうで、今日、社民的なものを考える上でも大変重要な古典だと思います。 マル経でもなく、近経でもなく・・・・ ガルブレイスの経済学上の立場は、「有閑階級の論理」でおなじみのヴェブレンと同じく制度派に属することになるのだろう。その著作は、階級闘争見え見えのマルクス経済学でもなく、数学マニア志向の近代経済学でもなく、さりとて両陣営をまったく無視するわけでもないということで、心地よい経済読み物になっている。この本も当たり障りのない「文明批評本」になっている。
同じ民主党系経済学者の情けからか、サムエルソンの「経済学」には、「拮抗力」というガルブレイスの「経済学」上の数少ない学問上の貢献が述べられていたことを思い出す。しかし、これだけ。ガルブレイスは、純粋学問としての経済学と直接関係のないこの「ゆたかな社会」とか「バブル経済」といった経済評論本ないしは、文明批評の領域で有名になってしまった。
60?70年代に学生時代を送った我々にとっては、「ゆたかな社会」を読んでいるということは、高度経済社会に対する一種のアンチテーゼを提示しているようで、「かっこよさ」の証しでもあった。過激な学生運動に突っ走る気もないノンポリ学生にとっては、特に!
今こうしてこの本が岩波文庫に入った「決定版」を再読してみると、ケインズ「一般理論」同様、妙に懐かしさを感じるものである。
ゆたかな社会に潜む罠 ガルブレイスの主著だが、決して難解ではなく読みやすい。
どちらかというと経済学の書というより、経済読み物に近い気がする。
前半では、スミス、リカード、マルサスからマルクス、ヴェブレン、ケインズまで経済思想史が面白く書かれている。
さらに深く経済思想を知りたい人は『入門経済思想史 世俗の思想家たち』を読むといいだろう。
後半では、ゆたかな社会に対して既存の経済学が失敗していることを指摘する。
まず、経済学が、物資の生産の優位、すなわちものをいっぱい作れること、能率が最大になること、が最良の状態であること、を前提としていることを指摘する。
しかしそれでは社会の失業と貧困は不可避のものとなってしまう。
また、インフレ対策として既存の経済学は公定歩合の引き上げを提示するが、それではインフレは収まらず、逆にその対策だと貧困層や中小企業がますます苦しくなるのだ。
インフレ対策には、限定的な統制が必要なのだ。
今のゆたかな社会では、市場を通す財に比べ公共財が著しく軽視されている。
物的資本にのみ注目が集まるため、人的資本は軽んじられる。
また、貧困層が少数派になってしまったので、貧困が無視できてしまう。
しかし、ゆたかな社会に必要なのは、これ以上の物資ではなく、幸福なのだ。
今日の格差社会を念頭に置いて読んでみると、彼の指摘がまったく古びていないことがわかる。
読みやすく今日性もあり、もっと多くの人に読んでいただきたい本である。 ロックフェラー(リアル)とガルブレイス(ロマン) ジョン・D・ロックフェラー
「大企業の発達は適者生存にほかならない。……美しく香り高いアメリカン・ビューティ種のバラが作られて、
みる人の喝采を博するのは、そのまわりにできた若芽を犠牲にしてはじめてできることなのだ。」
「これは経済におけるわるい傾向ではない。それは自然の法則と神の法則の作用にほかならない。」
ガルブレイス
「ゆたかな社会に欠陥がないわけではない。しかし、ゆたかな社会は、
それ自身のもつ有害な傾向ないしは破壊的な傾向から救うだけの価値は十分にあるのだ。」
「ゆたかな社会のおける貧困の除去を社会的・政治的な日程に強力に載せようではないか。」
豊かさを支えるものは貧しさである。それを広言したロックフェラーに対し、自覚するに止めることで不可能を夢見たガルブレイス。
ガルブレイス(ロマン)を学ぶことの難しさは、ロックフェラー(リアル)を忘れがちになることにある。 一つの時代にとらわれない広範な視野 生産性の向上を目指して組み立てられた経済理論をもとに作り上げられた社会が、豊かになった今、どんな課題を抱えているのか。初版から40年後に改定された第5版。
前半部分では、社会と経済理論の発展をたどることから、経済理論の入門書としても適当。
生産性向上を至上の価値とする現代社会への疑問に、経済理論の面から応えるという正統で納得のいく一冊。
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[ 文庫 ]
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カジノ資本主義 (岩波現代文庫)
・スーザン ストレンジ
【岩波書店】
発売日: 2007-03
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,767円〜
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・スーザン ストレンジ ・Susan Strange
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カスタマー平均評価: 4
世界金融危機は繰り返される 本書が出版されたのは1968年であるが、1987年秋は世界的株価暴落(ブラック・マンデー)が起きた年である。
著者は、グローバル化した為替市場、商品先物市場の不安定さ(変動の激しさ)という世界金融システムの弱点が、世界的な金融危機を繰り返し引き起こしていると指摘している。
著者は、"国際政治経済学"の視点から、国際金融システムを安定化させるのにはどのような処方箋が考えられるか、を本書で提言している。
奇しくも、ブラック・マンデーのちょうど20年後の2007年秋、米国発のサブプライムローン問題により世界的な株価暴落が起きた。
その影響は2008年秋である現在、震源地のアメリカだけでなく、EU、日本、新興国など世界中の経済に深刻なダメージを与え始めている。
著者の行った分析からの20年間、世界金融システムはまさに「カジノ資本主義」と呼ばれるような、変動の激しい状態から、新自由主義の世界的な広がりによって「カジノ化」がさらに拡大し、今回の「100年に一度」と言われる深刻な世界的な経済危機を引き起こし始めている。
この世界的な金融危機に対して、20年前に書かれたために古くなっているとはいえ、非常に重要な視点を与えてくれていると思う。
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[ 文庫 ]
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ユダヤ人の知恵―成功への道
・共同訳聖書実行委員会
【日本聖書協会】
発売日: 2009-03-01
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・共同訳聖書実行委員会
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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業種別 事業所開拓ポケットブック (POCKET BOOK)
・杉本 光生
【近代セールス社】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・杉本 光生
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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ビジネスマン情報ハンドブック 2009年版 (PHPハンドブック)
・PHP研究所
【PHP研究所】
発売日: 2008-10-21
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・PHP研究所
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カスタマー平均評価: 0
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