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近代読者の成立 (同時代ライブラリー)
・前田 愛
【岩波書店】
発売日: 1993-06
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,138円〜
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・前田 愛
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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プルースト評論選〈2〉芸術篇 (ちくま文庫)
・マルセル プルースト
【筑摩書房】
発売日: 2002-11
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,205円〜
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・マルセル プルースト ・Marcel Proust
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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屍鬼二十五話―インド伝奇集 (東洋文庫 323)
・ソーマデーヴァ
【平凡社】
発売日: 1978-01
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,000円〜
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・ソーマデーヴァ
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カスタマー平均評価: 5
アラビアンナイトを凌ぐ面白さ 古代インドの偉大なる王(トリヴィクラマセーナ王)が暗夜に一つの死体を担がなければならなくなった。 すると、その死体には屍鬼が取り憑いていて それを担ぎ、歩く王に二十五の物語と謎掛けをする。 二十五の物語・一話一話に最後に謎掛けが待っている・・・。 謎掛けはどれも意外と難しいのだが、王は見事に答え行く。非常に秀逸で、かつ素晴らしい完成度。 幻想度・内容の濃さ・供にアラビアンナイトを凌ぐ勢いだ。
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[ 文庫 ]
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夢野久作ドグラマグラ幻戯 (学研M文庫)
・東 雅夫
【学研】
発売日: 2003-05-13
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,000円〜
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・東 雅夫
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カスタマー平均評価: 5
『“現象”「ドグラマグラ」』の教科書 まずは日本の文学青年を、ミステリ界を震撼させた探偵小説「ドグラ・マグラ」を中心に書かれた優れた夢野久作と「ドグラ・マグラ」の研究書です。
と同時に小説「ドグラ・マグラ」の執筆、発表に端を発したドグラマグラという現象についての教科書です。
聖典(「ドグラ・マグラ」そのもの)も抜粋収録された上で草稿や元になったと思われる短編群、市井の評価や評論文、呉秀三の「磯辺偶渉」なる奇書等を収録。
その後の日本文学、否、人類にとってあまりにも衝撃的だったドグラマグラという現象とは一体何だったのか?その一端が覗ける一冊です。 ドグラ・マグラ研究の集大成 全集には収録されず、著作集でまとめられた「ドグラ・マグラ」草稿。本は読んでいても、映画の方は見てすらいなかった自分にはありがたい映画ドグラ・マグラの脚本。ドグラ・マグラ研究書の中で最高峰と思われる「ドグラ・マグラの夢」からの抄出。さらに全集未収録原稿の「傀儡」まで収録。少々値は張りますが、持っていて損はない一冊だと思います。 貴重資料満載の超ど級850頁に脱帽 ■近年、文庫の寿命は大変短くなっている。そしてその中には、版元品切れになった直後から古書価が数千円にも跳ね上がるようなカルトな書物が時たま存在する。本書は、確実にその部類に入る物だ。■夢野久作の代表作『ドグラ・マグラ』を、久作の当該作品(抜粋)や関連作品はもとより、映画脚本(松本俊夫+大和屋竺)や、幻の研究書『ドグラ・マグラの夢』(著者=狩々博士、三一書房刊)の抜粋と同書から再録した英文あらすじ(由良君美)、西原和海のノリに乗った巻頭講義、など、今後、久作研究、ドグラ・マグラ研究に絶対に欠かせない資料満載の超ど級の850頁。店頭で見かけたら即刻購入することをオススメします。 ■今、この国で刊行されている文庫で、東雅夫さんと日下三蔵さんとミステリー文!学資料館(=山前譲さん)の編著書からは、探偵小説愛好家は絶対に目を離してはいけないと思う。
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[ 文庫 ]
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世界によってみられた夢 (ちくま文庫)
・内藤 礼
【筑摩書房】
発売日: 1999-12
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,999円〜
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・内藤 礼
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カスタマー平均評価: 5
本当に美しい本。 私はこの本を読み返すにつけ、自分のガサツさ・雑さを痛感します。 内藤さんはとても丁寧で繊細な人のようです。実際の作品を見ると、小さく繊細すぎて「これが作品???」な場合もありますが、本書だと拡大写真で優しくきれいに撮影されていて、彼女の世界観がよく解る気がします。美しい本です。 ちなみに中沢新一さんの『幸福の無数の断片』に内藤さんの作品について書いた文章が収録されています。 それを読むと、内藤礼の作品の“ふるえ”と“光”がよりよく解るかもしれません。 美術家の魂と光への生誕 内藤礼の作るモノはあまりに敏感だ。細い、小さい、一見すると。でもそれは光を集める、揺れる、音を発する。この本には彼女の初期の美術作品が集められ、同時に彼女自身のつぶやきのようなメモが(日付けのある思索が)収められている。この文章を読み、読み返すためだけにでも、手元に置きたい本だ。文章は作品の解説では絶対にないけれど、読めばその感覚のふるえが彼女の作品にまっすぐ連なることがよくわかる。存在がいろいろな傾斜の複合であること、さまざまな坂道をたどった果ての一面の青空こそもっとも複雑な風景であること。たとえばそんなことに気づかされる。あるいは輪郭の制作とはそのモノの内部に音を落とし溜めてゆく行為でもあること、存在はそんなふうに手を使って別の存在へと音を落としてゆくこと。夜、ひとりシャボン玉を飛ばす彼女の姿に、ぼくは胸を打たれた。「シャボン玉には色がない/輪郭だけ/そして完璧な正円/無数のシャボン玉が/暗闇を切り取って空に浮かんでいた/はっとした/突然シャボン玉に虹が宿っていた/しかも無数のシャボン玉がすべて同時に/あたりは漆黒から濃紺へと変わっていた」この一節が彼女の存在観を端的に表わしていると思う。それまでは見えなかった、あらかじめすべてすでに完全な球の輪郭が、光とともに現れるのだ。光という考えられないほどの振動こそ祝福そのものであることを、われわれは知る。魂とは、どこか内面に潜んでいるものではない。人の魂のありか、それは輪郭だ。人が手を使って世界に作りだし、他の生命がそれに触れなぞることができるとしたモノの輪郭、それが魂だ。地上の輪郭は長い時をすごすうちに必ずふるえ、ゆれているのだから、長い目で見ればそれは燃えているのと変わらない。魂は、したがって、火だ。1990年に出版された本書の後に、内藤の活動はいよいよ強靱なものになった。彼女の外在する「魂」に注目しよう。
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[ 文庫 ]
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鹿鳴館の系譜―近代日本文芸史誌 (講談社文芸文庫)
・磯田 光一
【講談社】
発売日: 1991-01
参考価格: 999 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・磯田 光一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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朝鮮小説史 (東洋文庫 270)
・金 台俊
【平凡社】
発売日: 1975-04
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,950円〜
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・金 台俊
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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MOTHER2―ギーグの逆襲 (新潮文庫)
・久美 沙織
【新潮社】
発売日: 1994-12
参考価格: 652 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,912円〜
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・久美 沙織
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カスタマー平均評価: 3.5
好き嫌いが激しいと思う まず腐女子が嫌いな人はおススメしません(笑)また全て原作通りの内容を求める人にもお奨めしません。内容はゲームとは全く違う解釈や設定が沢山ありました。多くの設定は中々面白くて良かったのですが、一部気になる設定がありました。作者のお気に入りのキャラの贔屓も目立ちます(ジェフの設定など)また個人的にはポーラはイメージとかけ離れていました。しかしそれさえ気にしなければとても面白い話です。読みやすく、小ネタがきいてたりします。ゲームとは違うものの、エンディングはとても良いものでした。…後書きは読まない方が良いと思います。まるで腐女子の様でしたから。 ゲームをやった人は読まないほうがいいかも ちょっと、ゲームとは「別物」と見た方がいい本だと思います。
なぜかといえば、ちょっとPSIのところが
キャラクターとその冒険の展開からしても合わないからです。
それと、所々はしょっている場所もあるので。
でも物語として読む分には支障がないでしょう。
ゲームプレイ済みの人は「私物化するな!」というと思うでしょうが。
ゲームでは決まった台詞しかしゃべらない彼らが
ここでは生き生きとしていたり、モンスターが死に物狂いになっていたり…
本としては文句のない出来だと思います。
ただし、本の傾向が若干女性向きの趣が強いので、
星は5つではなく4つにしました。 この本を買うお金で悪童日記を買いましょう この小説・・・ファンサイトだと完全に黒歴史認定ですね。
内容は簡単にいえば、ゲームがこの作者の玩具になってます。
あまく深入りしませんがひとことだけ。一体何を考えているのかとだけ言っておきましょう。
この本を買うお金でMOTHER3の双子の原案で有名なアゴタ・クリストフの悪童日記を買いましょう。
でもそっち方面が好きな人には最大限プッシュしたいです。
読んだあとで後悔しないと誓えるならおすすめかもです。最後に決めるのはあなたです。 ゲームはプレイしたことないけれど 初めてこの本を読んだのは中学生に成りたての頃だった気がする。友達が面白そうに読んでいたから僕も手にしたのだけれど、初めの数ページで一気に小説の世界に引き込まれた記憶がある。当時、文章ばかりの本と言ったら国語の教科書くらいしか目にしなかった僕にとって、この本は何もかもが大きな感動だった。世界中に多くの有名で楽しい児童書があるけれど、この本もまったく同様だ。主人公ネスと同年代の子供ならきっと楽しむことができると思う。僕のように読み終わった後に幸せな気持ちになる子供が増えてくれたら嬉しいな。 小説は、また別の話 原作をちょっと変えすぎかと思われます。 原作のつもりで買うと、とてもショックをうけそうでした・・・。 しかしこれは、「別のお話」と考えれば面白いと思います。 ゲームをする前に読むと、とても面白いとおもいますよ。
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[ 文庫 ]
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韓非子〈下〉 (ちくま学芸文庫)
【筑摩書房】
発売日: 1996-03
参考価格: 1,173 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,939円〜
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カスタマー平均評価: 5
ルールを明らかにして私情を排除する 上下巻を通して読んでみると、何度も重複して出てくる内容もありますが、やはり原典には解説書にない内容の濃厚さが感じられました。また、すべて今の時代にそのまま適合するかどうかは別として、組織運営のヒントとして使える考え方が多く含まれており、特にルールを明らかにし私情を排除するというのは、言うは易く行うは難いのですが実践しようと思いました。
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