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[ 文庫 ]
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新版 江戸から東京へ〈6〉向島・深川(上) (中公文庫)
・矢田 挿雲
【中央公論新社】
発売日: 1999-02
参考価格: 1,100 円(税込)
販売価格: 1,100 円(税込)
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 345円〜
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・矢田 挿雲
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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のんきに島旅 (河出文庫)
・本山 賢司
【河出書房新社】
発売日: 2000-04
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 344円〜
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・本山 賢司
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カスタマー平均評価: 3
のんきな島旅とハブ 1987年に山と渓谷社から出た『海流に乗って?僕と九つの島』の改題・文庫化。
新たに「伊豆大島」と「西表島」の章が加えられたほか、既存の章についても加筆されているという。
著者はアウトドア関係のイラストやエッセイで知られる人物。本書でも端正なイラストと軽いエッセイが楽しめる。取り上げられているのは、小笠原父島、対馬、神津島、八丈島、礼文島、奥尻島、佐渡島、奄美大島、宝島、伊豆大島、西表島の11ヶ所。けっして贅沢ではないが、魚や鳥と触れ合い楽しそうだ。野宿したりするからこそ見えてくるものもあり、「観光」ではない旅がのぞきこめると思う。
印象的だったのは奄美や沖縄のハブ。危険な動物だが、どこか可愛らしくもある。
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[ 文庫 ]
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人国記・新人国記 (岩波文庫)
・浅野 建二
【岩波書店】
発売日: 2002-07-09
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 341円〜
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・浅野 建二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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東京23区・首都圏主要部地図 (能率マップ (1))
【日本能率協会マネジメントセンター】
発売日: 2000-03
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 340円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ガイアの時代―地球生命圏の進化
・J. ラヴロック ・J. Lovelock ・星川 淳
【工作舎】
発売日: 1989-10
参考価格: 2,447 円(税込)
販売価格: 2,447 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 337円〜
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・J. ラヴロック ・J. Lovelock ・星川 淳
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カスタマー平均評価: 3.5
デイジーワールド 基本的には、ジム・ラヴロックの前著と同じ趣旨の本。地球上の生きている部分(生命)と生きていない部分(環境)が相互作用することによって自己組織化し平衡状態を保っていること、そしてその平衡状態が自然な安定状態からかけ離れていることから、生物が環境を住みやすいように調節しているとするガイア仮説。前著との違いは、デイジーワールドと呼ばれるシミュレーションモデルとその結果が(割と詳しく)説明されている点。帯やあとがきには、この本がガイア仮説を理論化しているとありますが、それについては疑問。デイジーワールドのシミュレーション結果だけでは苦しいのでは(シミュレーション結果自体は面白いのですが)。デイジーワールドのことがかかれている3章までは興味深く読んだが、それ以降はさほど目新しい情報はなかった。4章以降はラヴロックの前著と重複する内容があるので、前著を読まずに本書だけでガイア仮説入門になると思う。 地球生命圏ガイアからの後退 J・ラヴロックは地球が一つの生命であるという視点から逆に生命についての新たな定義をもうかがわせたのですが、また微生物に注目するという逆転の視点もあったのですが、この著では結局機械論モデルに戻ったようです。物理化学的説明に拠る他具体的に相互作用を示せなかった点に結局細分化した科学を乗り越えられない還元主義が見出せるのですが、ホロンやシェルドレイク、ライアル・ワトソンもそうですが還元主義に対する批判は比喩以上のものを生み出さなかった気がします。狭い人間観やモラルが細分化した科学と相まって道を塞いでしまっているように見えます。 ガイア説を学ぶために必読 人口に膾炙したガイア説の提唱者ラヴロックの著書。ガイア説は生物が地球全体の恒常性を保っている、と地球全体でひとつの有機体と考える。ドーキンスらから生物全体が環境の維持に協力することなぞありえないし、その説を証明するには環境調節に失敗したほかの惑星をしめさなくてはならない、と批判された。それに対する反論としてデイジーワールドの進化をとりあげている。ガイア説は進化は合目的に進まない、という大原則を破っているわけではなくフィードバックによるものだと納得させれられる。ただ気になったのは訳者も指摘している通り、原子力発電に楽観的過ぎるきらいがあることだ。
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[ 新書 ]
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東京街歩きガイド〈都心・下町編〉 (ブルーガイドL)
・伊佐 九三四郎 ・石井 恒男
【実業之日本社】
発売日: 1993-07
参考価格: 1,121 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 336円〜
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・伊佐 九三四郎 ・石井 恒男
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)
・岡本 太郎
【中央公論社】
発売日: 1996-06
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 335円〜
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・岡本 太郎
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カスタマー平均評価: 5
三島、川端も絶賛した沖縄旅行記の大作 岡本太郎にとっての「沖縄」のイメージが、実際の旅を通じて変遷し、確信に変わっていく様子が、易しく、素直な文章で、率直に表現されていて、沖縄に興味のある人もない人も自信を持ってお勧めする本です。
島津・琉球王国による二重の植民地的支配と重税・疫病・津波・台風・戦争によって、常に厳しく痛めつけ続けられた沖縄の人々が、諦観しつつも投げやりにならずに明るく助け合って過ごしてきた結果、形成された独特の文化、それが沖縄の文化である。意識された美、虚飾が一切なく、「生きること」に直結した唄、踊り、宗教、祭に触れた筆者は、その美しさに感激し、そもそも文化とはどういうものであるものなのかを確信しています。沖縄の文化と日本の輸入文化を対比させ、日本のすべての宗教も文化も、そもそも輸入したもので、政治的意図によってゆがめられたものであり、本来の日本人の肌になじまないものである。その結果、現在の日本人は同質化しており、自らの固有の文化を失っている。日本人の根底にある文化とは、忘れられた沖縄の地に皮肉にも残っているのではないだろうか?というのがあらすじである。
沖縄の歴史と文化について大雑把に理解でき、つまりは島唄の旋律が、どうして物悲しくも明るくも聞こえ、人を癒すのか?が、なんとなく分かったような気がしました。
なお、写真集「岡本太郎の沖縄」は、筆者が、「沖縄文化論」を執筆した旅行時に、筆者が撮影したもので、これまた、もはや貴重な返還前の沖縄の姿が切り取られています。いまは古本でしか買えないけど、貴重な一冊で、両方買って読みたいです。この写真集は竹富島の民宿にはどの家にも必ず置いてあります。
沖縄に行く人も行かないひとも、読むべし。 大方の日本人にとって、沖縄は単に海がきれいで果物がおいしい南国の島か。それとも、日本の負の歴史を背負い占領に苦しむ、かわいそうな島なのか。
岡本太郎は、前者の無責任で能天気なだけの沖縄に対する意識ではなく、また後者のような同情を持ってでもなく、沖縄の本質を見抜き、そこに逞しく生きる人々の姿を生き生きと描いている。
沖縄について多面的に考えるには最高の書であり、沖縄を通して日本の歴史や文化をも考えさせてくれる本である。読み出したら、とまらない。 沖縄を考える 丸山真男の「歴史意識の『基層』」という論文がある。
その基層の部分に溢れているのが沖縄だ。
平たくいえば、縄文時代の「原始日本」のものが溢れているのである。
北海道もそうなのだが、アイヌ民族の文化がほぼ途絶えてしまった今、原始日本を探るには沖縄にいくのが一番の方法だ。
岡本太郎の好奇心、行動力、観察力によって、その沖縄の姿がありありと伝わってくる。 買いです。 なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から無視されていた人も珍しいと述べていました。確かに美術全集なんかに岡本太郎が収められていることは皆無で、以前それを不思議に思ったこともあります。ただ、大宅壮一の「売れないポスターみたいだ」の発言の通り、絵についてはキャラクター抜きには鑑賞できないものも中にはあるかと思います(僭越ですが)。すこし話がそれるようですが、二子新地のかの子の実家近くにある「誇り」は、近所に住んでいたこともあり、何度も見に通いました。すばらしいモニュメントです。同様に、岡本太郎の著作と写真にはそのキャラクターから独立した作品がいくつもあり、本書は「美の呪力」と並んで著作の代表と言えると作品だと思います。 何もないことの感動 ご存じ!『芸術は、爆発だーーー!!』のおっさん。
その人が書いた文章です。
オリジナルは絶版となり、文庫で再刊されたもの。
復帰前の沖縄の旅行記です。
芸術家とは、こんなにも感性が鋭く、そして表現が豊かなものかと
感心させられてしまいます。
短いセンテンスで本質をつく鮮やかさは現在でも色あせない。
いや、沖縄ブームのこの時代だからこそ、
余計、再認識すべきなのかもしれない。
有名なフレーズ「何もないことの眩暈(めまい)」は、その当時かなり物議を醸したとか。
沖縄好きを自認するあなた。必読の書です。
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[ 文庫 ]
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JAPANESE INN AND TRAVEL(旅館編) 日本絵とき事典
【JTB】
発売日: 1990-08
参考価格: 968 円(税込)
販売価格: 968 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 334円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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東京都の歴史散歩 (中) (新全国歴史散歩シリーズ (13))
・東京都歴史教育研究会
【山川出版社】
発売日: 1988-12
参考価格: 910 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 334円〜
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・東京都歴史教育研究会
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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長崎・平戸散歩25コース
【山川出版社】
発売日: 2001-08
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 330円〜
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カスタマー平均評価: 0
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